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太平燕

熊本

グルメ

熊本市では以前から学校給食にもなっているほどポピュラーな料理。元は中国福建省から日本へ渡った華僑が生み出したと言われ、福建省では「平和な宴に出す料理」とされ、結婚式などで出されています。また、太平燕の「燕」の字には「仲むつまじく」という意味があり、熊本では日中友好の願いを込めた料理だとも言われています。熊本市の太平燕は福建省のそれをアレンジしたもので、春雨スープにエビ、イカ、豚肉、白菜、タケノコ、キクラゲなどの五目炒めを合わせ、素揚げしたゆで卵、またはうずら卵を具に用いり作られています。スープは鶏ガラスープが一般的ですが、店によってはトンコツ、塩味などのバリエーションもあり、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富でカロリーはちゃんぽんの半分と、ヘルシーな料理です。