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小代焼は熊本県の北部小岱山麓で約四百年前から続き、「小岱焼」とも書きます。上釉は藁灰・木灰・長石を用い、流し掛けの方法が特徴。その起源は寛永 9年(1632)の細川家転封に遡ります。現在の福岡県上野から細川忠利が陶工の牝小路家の初代源七、葛城家の初代八左衛門を従えて肥後に入城。以降、藩主の命によって御用窯として発展しました。源七は丹後国の陶工、八左衛門は豊前国の陶工と伝えられ、帰化人とする説もありますが、明らかではありません。江戸時代は細川家の庇護の下、牝小路家と葛城家の両家以外にもいくつかの窯元ができましたが、明治以降は廃業となっていきました。昭和6年に近重治太郎が再興を果たし、戦後は小岱山麓に次々と窯が築かれ、現在は荒尾市、南関町、長洲町、熊本市、宇城市の県内各地でも小代焼が作られています。

所在地 熊本県荒尾市、南関町、長洲町、熊本市、宇城市
エリア 熊本
荒尾・玉名
熊本
ジャンル 文化・芸術

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