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今和泉島津家屋敷跡

鹿児島

自然景観 歴史・遺跡

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宝暦4(1754)年、今和泉島津家としては初代となる島津忠郷が建てる。忠郷は当主となったとき、わすか3歳。そのため初めの執務期間は、鹿児島の大磯館(磯地区)であった。つまりその忠郷が領地の初入部となる際に、別邸が設けられたことになる。忠郷は宝暦4年の4月6日から29日まで、この別邸に滞在し、約半年後である11月13日には、わずか13歳で亡くなることになる。
現在その別邸は、今和泉小学校に変わっている。小学校内には、屋敷で使用されていた高さが93cmもある手水鉢や井戸跡が保存されている。また近年までは屋敷の庭にあったクロガネモチも健在であったが、平成7年には枯れてしまい、その切り株は校舎内に保存されている。
このほか海岸側には、当時を偲ばせてくれる隼人松原と呼ばれる松並木や防波堤の役割をもつ石垣なども残っている。 篤姫の父である島津忠剛の時代である弘化元(1844)年には、当時の家老調所広郷によって別邸付近を通過する街道(谷山筋)の本格的開削が行われたが、その際今和泉島津家は協力している。
また嘉永6(1853)年には島津斉彬の命により、別邸前の海岸に台場が築かれたが、現在その場所を特定することはできない。
(文章・画像などの無断転載、二次利用をお断りします/観光かごしま大キャンペーン推進協議会)

所在地 鹿児島県指宿市岩本2976
お問合せ先 Tel:0993-22-3257 
指宿市観光協会
エリア 鹿児島
南薩・指宿
ジャンル 自然景観
歴史・遺跡
駐車場 90台(大型6台)
アクセス ・JR「薩摩今和泉駅」から徒歩約10分
・「今和泉」バス停下車徒歩約15分
提供元 鹿児島県観光サイト「かごしまの旅」

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