


太宰府といえば言わずと知れた古都のまち。太宰府天満宮に九州国立博物館、国宝級の仏像が並ぶ観世音寺、すばらしいお庭の光明禅寺…。他にもたくさんの見所があります。
この太宰府で、観光シーズンの春と秋に開催される「歩かんね太宰府」に参加してきました。今回は座禅にアート鑑賞、精進料理…と、どれも楽しみな内容ばかり!心躍らせながら9:00に戒壇院に到着しました。
出迎えてくれたのは、歩かんね太宰府代表の冨永さんと今日の案内人の実行委員長の島松さん。なんと今日の人数は定員15名をオーバーして20名!このコースは特に人気なのだとか。
早速戒壇院で座禅を体験。座禅は初体験の私ですが、柏木和尚に座禅の仕方を教わり、40分の座禅を体験しました。右足を左股の上に、左足を右股の上にのせ、右手を足の上におき、左手をその上に重ね、両手の親指は円く合うように。目は開け、正面を見て呼吸を静かにする。朝日が差し込む静寂の中、心を無に…。よくテレビで見るような、棒でバチン!と叩かれたりはしません。40分後、不思議と心がスーッと軽くなるような、そんな気持ちになりました。重要文化財の仏様の前での、座禅というのも貴重な体験ですよね。
座禅が終わって、お隣の観世音寺の説明などを受け、10分ほど歩いて彫刻家・冨永朝堂アトリエへ。実は実行委員長をしている冨永さんは冨永朝堂氏のご子息なのだとか。趣のある素敵な一軒家で、数々の朝堂氏の作品の前で、冨永さん自らお父様のことを説明してもらいました。間近でみる作品は、すごく繊細で、迫力があって感動!ノミだけで彫ったとは思えないほど艶やかな、「雪山の女」。かわいらしい「女神像」は触らせていただきました。なんだか子宝に恵まれそうでご利益がありそうです。

もっとゆっくり鑑賞したかったのですが、時間がなく、後ろ髪引かれながら「冨永朝堂アトリエ」を後にしました。 (※アトリエは不定期オープンです。)
最後はお待ちかね!の精進料理の試食です。といっても現在戒壇院では精進料理を提供していないので、今回は特別に、厨房をお借りして歩かんね太宰府のスタッフさんの手作り精進料理を頂きます。朝5:00起きで作っていただいたという精進料理。すごく豪華で、本当に精進?!と思ってしまうほどでした。
板付遺跡から出た古代米を復元した黒米を中心に、ごま豆腐、昆布のえび揚げなど、丁寧に手作りされたお料理は、どれも美味しく、真心が伝わる味でした。作っていただいた山本さん、美味しかったです!
精進料理でお腹も満たされ、ここでコース終了。すごく内容の濃いコースで、なにより、ボランティアガイドさん達の熱意が伝わります。本当に太宰府が好きで、みんなで盛り上げていこう!という姿勢に共感しました。また「歩かんね太宰府」が開催されるときは、ぜひプライベートで行きたいです!
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太宰府天満宮のすぐ近くの路地にひっそりとたたずむ、「お食事処 古香庵」。江戸末期から昭和にかけ、筑前の書家として3代に渡りその名を知られた、吉嗣梅仙、拝山、鼓山の邸宅でお食事をいただけます。大小さまざななお部屋には、三代ゆかりの掛け軸が飾ってあり、美術鑑賞もこのお店の醍醐味なのです。
おすすめのお料理は「山菜風会席料理 11品」(2,835円)と松花堂弁当(2,100円)。今回は、「山菜風会席料理 11品」をいただきました。平目の昆布〆の刺身、ごま豆腐、生湯葉のお煮物、米茄子の変りしぎ焼きなど11品が並びます。どれも手作りで、だし一番だしを使用し、昆布は函館のものを使っているという丁寧なお料理です。
にぎやかな太宰府の縁道から少しはずれた、静かで落ち着いたほっと一息つける空間とお料理、掛け軸を、是非ご堪能ください。
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私、知りませんでした。こんなにいい温泉が太宰府の近くにあったなんて!なんと本当の源泉掛け流し。水も足さず、加熱もしないそのままの源泉がたっぷりのお湯は成分が濃いので、温泉の効果も抜群なのだとか。
温泉特有のあの香りに、期待感も高まります。しかもなんと美肌の湯っていうじゃないですか!これはたっぷり浸からないと…。と欲張って長湯をしてはいけません。源泉なので、適度に入りましょう!

しかもこの温泉、飲むことも出来るんです。これも美味しいからといってカブのみはNG。1日に640mlまでと決まってますのでご注意を。しかし、浸かってもよし、飲んでもよし、という温泉が福岡にもあったなんて!新しい発見に驚きとうれしさでいっぱいです。そしてコストパフォーマンスの高さ(大人300円!)…うれしさ倍増です!是非また行きたくなる「博多湯」でした!
大人300円、子供(小学生以下)150円
太宰府のお菓子といえば…梅ヶ枝餅!と思いそうですが、いえいえ、私の太宰府のお菓子はこれ!「うその餅」です。このうその餅、本当に昔から変わらずこの味、この色、このうその置物で、いやはや懐古的なお菓子なのです。
今回お話を伺った森田さん、梅園に対する深い愛をひしひしと感じました。65年前の創業当時からある「うその餅」とこれまた有名な「宝満山」。

65年前とまったく変わらない味を受け継いで、完全手作りで、ここ太宰府でしか手に入らないというスタイルは、これからも続けていくそうです。地道に、一人でも多くの人に梅園のお菓子を知って、食べて欲しいという森田さん。私がおばあちゃんになっても、梅園のお菓子は変わらない味で楽しめるんだろうな、と確信しました。

どうぞ、と出していただいた「うその餅」をひとつ口に入れると…。しその香りが広がって上品な甘さとほろほろくずれる上々南に、ああ、これこれ!この味!とにっこり笑顔に。さらにひとつ入ってる「うそ」の小さな置物に、さらに笑顔になりました。(1~3月は木彫りのうそ:写真右が入っているそう)お土産にもおススメな「うその餅」。是非ご賞味あれ!