

6月にはミヤマキリシマが山肌をピンク色に染める九重連山。秋には山肌が燃えるような赤や黄に彩られ、山麓の久住高原にはススキの穂が黄金色に輝きます。やまなみハイウェイをドライブしながら見渡す九重連山は、まさに絶景。
湯平温泉は、放浪の俳人種田山頭火が投宿し、「しぐるる
や 人の情けに 涙ぐむ」の句を残した温泉郷。花合野(かごの)川のほとりにひっそりと建つ、種田山頭火ミュージアム「時雨館」は、古い民家を改装した無人の資料館。館内には、料金箱が置かれ、山頭火ゆかりの展示品が迎えてくれます。
筋湯温泉の名物料理『極楽温鶏』は、九重町を代表する郷土料理。九重町で採れたキャベツ、タマネギなど新鮮な野菜を鶏の腹の中に詰め、小松地獄の蒸気(約100度)を利用して約2時間半蒸すという、なんとも豪快な料理です。
かつて近くにあった寺院の名前から別名「龍泉寺の滝」とも呼ばれる国指定名勝耶馬渓内の名爆。落差は65mあり、紅葉シーズンに展望台から見下ろす景色は非常に美しく、毎年多くの観光客が訪れます。
横光利一著「旅愁」に出てくるスポットで同作内には赤尾地区の風土と人々が生き生きと描かれています。同地は利一の父のふるさとであり、本人も父の納骨等で訪れています。文学碑もあります。
光岡城跡は16世紀赤尾氏の山城跡で大分県指定史跡。天気が良い日は山口県まで眺望できる絶景スポットです。
獲れる、宇佐では「豊幸ガニ」のブランド名で親しまれているガザミ(ワタリガニ)のことで、周防灘の豊前海で夏から冬にかけて漁獲されます。とりわけ中秋の11月から翌年の4月頃までは、身が詰まって美味しく、メスの豊幸ガニは真子と味噌が味わえる時期です。
深耶馬溪は、耶馬渓一番の景勝地である一目八景があるところ(海望嶺、仙人ヶ岩、嘯猿山、夫婦岩、郡猿山、烏帽子岩、雄鹿長尾嶺、鷲の巣山の8つの景色を一目で見ることができることからこの名が付きました)。岩肌の荒々しい8つの峰と燃えるような錦もみじが織り成す風景は、壮大で美しく、毎年多くの観光客が訪れます。
一名「筆投の景」とも言われています。江戸時代後期の儒学者であり、文人でもあった頼山陽(らいさんよう)が、この景観をを激賞し「筆舌に尽難し」と筆を投げたという景勝地。今は山陽が賞賛した三がいの松も枯れてしまいましたが、なお岩壁と山国川の清流が調和した絶景として有名です。
中津には「からあげ専門店」がたくさんあります。昔、政府の方針で中津に多くの養鶏場が建てられた、第二次大戦後に旧満州からの引揚者が中国での食べ方を再現した、など発祥は諸説ありますが不明です。醤油をベースにニンニクやショウガなどの調味料、香辛料を加えたたれに鶏肉を漬け込み、片栗粉をまぶして揚げる、これが中津の“からあげ”の基本です。