



柱状節理の断崖、岩にぶつかる激流、しぶきを上げて落ちる滝。四季折々の雄大で美しい表情を見せる景勝地「高千穂峡」を有する高千穂町は、県内でもNo.1の観光スポット。でも、高千穂町の魅力は美しい自然だけではありません。ここは、「古事記」「日本書記」「風土記」などに記された神話「天孫降臨」の伝説が息づく神々の里なのです。
「天孫降臨」のさわりをごく簡単に説明すると、以下のとおり。

ある日、乱れた地上界を心配した天照大神(アマテラスオオミカミ)は、孫にあたる瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に地上界へ降りて国を治めるように命じました。そしてニニギノミコトが降り立った地上界の地こそが、現在の高千穂の地だったのです。
杉の巨木に囲まれて建つ高千穂神社は、そのニニギノミコト以下三代の神々と神武天皇の兄弟である三毛入野命(ミヌケノミコト)一族を祀る神社。創建は1800年前とも1900年前とも言われています。
鳥居をくぐり石段を上ると、すぐ正面に見える左右対称の建築物が『拝殿』。その後方にひっそりと佇む建物が、国の重要文化財に指定された『本殿』です。本殿回廊の東側に掘られた彫刻は、主祭神のミヌケノミコトが悪神「鬼八」を退治したときの様子なのだとか。
実はこの本殿の中に、もうひとつの国指定重要文化財があります。それは、一対の鉄造の狛犬。鎌倉幕府を開いた源頼朝が寄進したという大変貴重なもの。こちらも必見ですよ!
また、高千穂に伝承される神事の夜神楽は、「高千穂の夜神楽」として国の重要無形民俗文化財に指定されています。神社横の神楽殿では、この雰囲気を観光客の方々にも広く楽しんでもらおうと観光夜神楽を毎日20時から開催。有形と無形、高千穂の神話にまつわる文化遺産をぜひじっくり堪能してみて!
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高千穂峡の入り口に、蔵を改装した茶房「石の蔵」があります。ここに1日15食限定、口コミで人気が広がった高千穂ブランドバーガーがあると聞き、やってきました。
実際に食べてみて、そのスゴさを実感!これはもう、ファーストフードなんて呼べません。主役のパテには、和牛オリンピックで内閣総理大臣賞を受賞した“日本一”の高千穂牛を100%使用。ひと口かじると、その柔らかさと肉本来の豊潤な風味、溢れ出す肉汁の香りに感激!素材だけでなく作り方にもこだわっていて、せっかくの高級ブランド牛の肉が硬くなってしまわないよう、弱火でじっくり焼くのだそう。
パテを挟んでいる新鮮野菜(キャベツ、レタス、トマト)も全て高千穂産。
その上にかかった自家製デミソースも、具の味を邪魔しない絶妙な濃さに調整されています。バンズにも注目してください。うっすらと黒いブツブツが見えるでしょう?実はこのバンズ、地元高千穂で生産された古代黒米が練りこまれているのです。もちもちとした食感で栄養価も高く、バンズだけでも美味しくいただけそうなくらいです。
ハンバーガーなんて若者が食べるモノ、と思われがちですがコレは別格。子供からご年配の方まで年齢性別問わず、万人にオススメできる“郷土料理”なのです。
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浄専寺のしだれ桜は、幹周り約3 m・高さ約15m・樹齢250~300年とも言われており、宮崎県の天然記念物に指定されています。江戸時代中期、浄専寺第九代住職が西本願寺参りから帰る際、京都祇園より苗木を持ち帰り植えたものですが、親木は昭和22年に枯れ、現在は二世が後を継いでいるのだとか。
また、浄専寺より徒歩1分ほどのところにある「原田家のしだれ桜」は、浄専寺の桜の子であると言われています。
民家のため庭先にまで入ることはできませんが、道路沿いから観賞可能です。せっかくですから、欲張りに両方楽しんでみてはいかがですか?
ゆず味噌、ゆず胡椒、ゆずジュース、ゆずゼリー…高千穂のお土産屋さんには「ゆず」を使った商品がズラリと並びます。千穂の家のご主人に伺うと、「ゆず」は宮崎県北西部の特産品のひとつで、特にここ高千穂町やお隣の日之影町のような日中の温度差が大きい高冷地で栽培されるゆずは、大変良質なのだとか。ということで、今回のご当地スイーツは、香り高いゆずをふんだんに使った「ゆず羊羹」に決定!スタンダードな形のゆず羊羹もありますが、オススメはこちら。コロンとした見た目が可愛い「ゆずようかん」(1個630円)です。

刻んだゆずと羊羹をねりあわせて、完熟したゆずの皮に詰めている…というから、まさに丸ごとゆずが味わえる一品。ゆずが発するあの香りは、実ではなくて「皮」に含まれる芳香油によるもの。香りの源でもある皮を丸ごと使っている、というところがポイントなのです!香り豊かでほんのり甘くて、滑らか~な食感。ビタミンCはミカンの2倍というから、体にもオイシイんですよ!
