

旧高取邸
炭坑主として成功した高取伊好(これよし)の旧宅で、唐津城西南の海岸沿いに建つ。建築年は明治37年で、和風を基調にし居室棟に洋室を持つなど近代和風建築の特色を持つ一方、大広間棟に能舞台を設けるなど他に類例を見ない特色を持つ。また、杉戸や欄間などの内部意匠にも優れる。 明治期の和風木造住宅としては規模が大きく、特に佐賀県内においては最大級で、良質な材料をふんだんに使用し意匠も優れた住宅建築として貴重である。
多久聖廟
道真公の御墓所でもある御本殿は重要文化財。境内には樹齢1000年をこえるクスノキや御神木「飛梅」をはじめとする197種約6000本の梅の木、菅公歴史館、宝物殿などがあります。
佐賀城鯱の門及び続櫓
修験道時代の霊仙寺大講堂で国指定重要文化財。長い階段の参道を歩いて上ると見える奉幣殿は、荘厳な雰囲気を醸し出している。
与賀神社楼門
大正11年に建ち、昭和6年再建。日本劇場建築の特徴ともいえる、両花道とマス席を持った木造二階建ての歌舞伎劇場。
山口家住宅
実際の灌漑に使われている国唯一の水車。県指定の有形民俗文化財であり、平成2年には国指定史跡に指定された。


緑の山々と青い空を背景に、ひときわ映える朱塗りの『楼門』。門の部分は真っ白な漆喰で塗り固められ、本瓦ぶきの重厚な屋根にはシャチホコが鎮座。竜宮城を連想する独特な佇まいのこの門は「天平式」と呼ばれ、なんと釘を一本も使わずに施工されているのだそうです。
そして、この楼門の奥に佇む左右対称の2階建て木造建築物が『新館』です。

1階が公衆浴場、2階の32畳の和室は「休憩室」として使われていたとのこと。 大正3年の建立(大正4年竣工)以来、近隣大町などの杵島炭坑坑夫の憩いの場として利用されてきましたが1973年に老朽化のために休館、2003年に修復され資料館として生まれ変わりました。日本で初めての「機械で大量生産された有田焼」タイルを使った浴室や、色鮮やかで愛らしいマジョリカ焼きタイルを使った浴槽など、当時では非常に珍しくて貴重だった『様式』を見学することができます。昔の小学校校舎を思わせる回廊を歩くと、当時の賑わいが目に浮かぶよう。初めて訪れるのに懐かしい…そんなノスタルジーに浸れる空間です。
楼門と新館は、東京駅や日本銀行を設計した佐賀県出身の建築家・辰野金吾氏の設計によるもの。国の重要文化財に指定されたのは、2005年7月22日のことです。赤レンガの東京駅に象徴されるように、もともと辰野氏は洋風近代建築の第一人者。このような木造和風建築物は、貴重な存在といえるでしょう。
武雄温泉は1300年前に書かれた「肥前風土記」の中で「郡の西の方に温泉の出る巌(いわや)あり…」と記された歴史ある温泉。 古くは神功皇后も入浴されたと伝えられ、武雄市が長崎街道の宿場町として栄えた江戸時代には、宮本武蔵や シーボルト、伊達政宗や伊能忠敬などが入浴したという記録も残されている名湯です。楼門をくぐってすぐの所にある明治9年建立の「大衆浴場」では、300円の手頃な料金で歴史ある名湯が堪能できます。また、ここには3つの家族湯(貸切風呂)もあり、中でも鍋島藩主専用のお風呂だった「殿様の湯」は圧巻。3800円とお値段も殿様クラス(?)ですが、浴槽には全て大理石が使われていて、4畳半と3畳の控え室もあり、ゆったりくつろげること間違いナシ。
透明で柔らかくて、ややとろみのあるお湯は、疲労回復・肩こり・筋肉痛に効果があるのだとか。国の重要文化財見学と疲労回復、一挙両得のオススメスポットです!
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武雄市北方町を横断する国道34号線。ここは「ちゃんぽん街道」と呼ばれ、昔から地元の人々に親しまれてきた飲食店が軒を連ねるグルメストリートです。この界隈で地元の人に「美味しいちゃんぽん屋はどこ?」と訪ねて、一番に名前が上がるのが『井手ちゃんぽん』。昭和24年創業の老舗で、その昔北方町が炭坑で賑わっていた頃、炭坑夫たちの活力元として食されてきたのが「ちゃんぽん」です。その味は二代目に受け継がれ、今日までに多くのちゃんぽんファンを魅了してきました。
日・祝日にもなると福岡や熊本、さらにはちゃんぽんの本場(?)である長崎からも多くのお客さんが訪れるのだとか。
メニューには「めん大盛」や「野菜大盛」というものがありますが、写真のちゃんぽんは決して「野菜大盛」ではありません。普通のちゃんぽんなのです、普通の。コレ一杯で一日分の野菜は軽く摂れます。甘くてシャキシャキ感のある野菜をた~っぷり堪能したところでようやく麺が現れました!これで本当の「野菜大盛り」を注文したら、いったいどうなるんだろう(笑。白濁したスープは、「濃厚」なのに少しも脂っぽくないのです。二代目の息子さんに話を聞くと、具の豚肉も脂身を除けているとのこと。野菜の甘みと塩分が程よく調和していて、普段はちゃんぽんやラーメンのスープを飲み干すことなど無いのだけれど…、気がついたら丼はカラッポでした!
また、同店の隠れた人気メニュー「かつ丼」も試してみました。やや甘口のダシと卵の半熟具合が実に私好み。トンカツにもしっかり味が染みていて大変美味。佐賀県は米どころだけあって、ご飯もおいしい!今日は「ご飯ものの気分♪」というときはコチラをお試しあれ。
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武雄市の御船山の西麓に広がる御船山楽園は、武雄藩第二十八代領主・鍋島茂義(しげよし)公が別荘を設けるため約3年の歳月を費やして造園したもの。春は5千本の桜、そして5万本のツツジが咲き乱れ、御船山の断崖を背景に山水画を思わせる趣ある景観を作ります。特にツツジの季節は、赤・白・ピンクの鮮やかな花々と周囲の新緑とのコントラストが見事。また、この時期なら八重桜や早咲きの藤、しゃくなげも同時に鑑賞できておトクです!
武雄市が「レモングラスの産地」だってこと、皆さんご存知でしょうか?平成19年の夏、タイのオーガニックファームから完全有機肥料・完全無農薬栽培のレモングラスを直輸入し、その農場に武雄市農林商工課のレモングラス担当職員が栽培方法を学びに行ったのが始まりなのだとか。今では、観光物産館や市内各地のお土産品店に行くと必ずレモングラスを使った製品を見ることができます。

JR武雄温泉駅のお隣、高橋駅のそばに建つ可愛らしいスイーツショップ「菓子職人の小屋デタント」にも、「メイヤーロール」というレモングラス入りロールケーキが販売されていました。このネーミングは、市をあげてレモングラス栽培を推進させてきた現市長(メイヤー)にちなんだもの。レモングラスだけでなく、卵も武雄市産のものを使用した地産地消のご当地スイーツなのです。

パティシエの相森さんが作るお菓子たちはどれも芸術品のような美しさ!一つひとつが丁寧に作られていて、食べるのがもったいないほど。ショーケースの中には「メイヤーロール」のほか、レモングラスを使ったプリンやマカロンもありました。イートインスペースは無いので、お持ち帰りでメイヤーロールを一本購入。帰宅してさっそく食べてみると…レモングラスの

爽やかな香りはもちろん、シフォンケーキのようなスポンジの柔らかさに感動!レモングラスの風味を邪魔しない、甘さ控えめのクリームもgood。かなりヒットです、これ。帰路の所要時間に応じて保冷材を入れてくれるので、お土産はもちろん、お花見のお供にもどうぞ!