秋やってみよう!
日本一を誇るツル渡来地は400年前の面影が残るまち
所要時間 | おおよそ25分(牛の気分によって変動) |
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営業日 | 土曜・日曜・祝日(雨天が予想される場合中止) スタッフの都合により、中止する場合があります。 |
乗車料金 | 大人1000円 (中学生以上)、500円 (小学生以下)、3歳以下無料 ※詳しくは、お問合せください。 |
問い合わせ | NPO法人.いずみ観光牛車会 鹿児島県出水市向江町5-18 TEL:0996-62-1511(ホテルキング) FAX:0996-63-3295 |
HP | http://izumikan.boo.jp/oxcart/index.html |
※2019年12月の情報です。
お出かけ前に最新情報をご確認ください。
出水市は鹿児島県の北西部、熊本県との県境にあり、北部は八代海(不知火海)に面しています。古くは薩摩藩の外城として栄え、今も武家屋敷群が残っています。また冬期には1万羽を超えるツルが越冬のためシベリアから渡来してくる日本一のツル渡来地です。武家屋敷群の散策、優美なツルの観察、どちらも非日常を味わえる特別な体験です。
出水麓武家屋敷群を1周約1㎞を25分かけてまわる「いずみ観光牛車」での観光がオススメ。時速2.6kmでゆっくり進む牛車にのって、400年前のお殿様とお姫様になった気分でゆっくり、ゆったり、ガイドさんの話を聞きながら優雅に散策しましょう。
牛車を引いてくれるのは黒毛和牛のちはるちゃん。
ガイドさんが町の歴史や見どころを教えてくれるので、より深く街並みを楽しむことができます。
江戸時代、薩摩藩は「外城」と呼ばれる地方支配の拠点を設置しました。「外城」で政務や地方警護を担う武士の住居と陣地を兼ねた町は麓と呼ばれ、藩内には約100か所存在したと言われています。
その中でも肥後国(現在の熊本県)との境に近く、防衛上重要な場所であった出水麓の「外城」は、藩内で最初に築かれ、規模も最大であったと言われています。今も約150戸の武家屋敷が現存しており、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
現存する約150戸の武家屋敷は、現在もそのほとんどが住居として使われていますが、そのうちの「税所邸」や「竹添邸」など数軒が公開武家屋敷として一般公開されています。碁盤の目のような町割や、川石を積み上げた石垣や緑の生け垣などは、400年前からほとんど変わっておらず、当時の面影を残しています。
税所家は関ヶ原の役前年、加世田から移住を命ぜられ、出水郷の要職を務めていました。雨天時の弓の練習場所や、隠れ部屋、抜け道など当時を偲ばせるものが残されています。建物の建築は出水麓では最古といわれています。
所在地:鹿児島県出水市麓町5-11
開館時間:9:00〜17:00
利用料金:高校生以上510円、小中学生300円
※「出水麓歴史館」「竹添邸」「税所邸」の3施設共通入館料です。
※出水市歴史文化施設共通入館証で、その年の12月末日まで、出水市公開武家屋敷「竹添邸」「税所邸」、出水麓歴史館に何度でも入館できます。
休館日:【公式武家屋敷】無休
【出水麓歴史館】第3水曜(祝日の場合はその翌日)
駐車場:出水麓歴史館(税所邸)
TEL:0996-63-6142
http://www.izumi-navi.jp/spots/detail/4
「竹添邸」は上級武士の屋敷で、大河ドラマ『篤姫』のロケ地にもなっています。
現出水小学校敷地は、江戸時代、藩主が地方巡狩の宿泊所、御仮屋でした。現在の出水小学校校門が御仮屋門。島津義弘公が帖佐(姶良市)にあった門をここに移転したものだと伝えられています。
中井勝郎美術・古文書館の前庭に西郷隆盛の砂像が造られています。高さは1.8mの砂の西郷隆盛像は,阿久根市で採取したシラスおよそ4トンが使われています。敷地内には坂本龍馬とおりょうさんの砂像も。
江戸時代の面影が残る街並みを、着物で散策してみませんか。事前に予約しておけば、好きな柄の着物と帯を選ぶことができ、スタッフが着付けしてくれます。もちろん、足袋や草履なども無料で貸し出し。また、体験後は、着物と帯をそのまま持ち帰ることもできます。
※着物は大人用サイズとなります。
武家屋敷で着物体験(10月~ 4月限定)
【着物と帯持ち帰りプラン:女性のみ】料金 8,000 円/ 1 人
【着物レンタルプラン:男性のみ】 料金 5,500 円/ 1 人
武家屋敷で浴衣体験(5月~ 9月限定)
【浴衣持ち帰りプラン:女性のみ】料金 8,000 円/ 1 人
【浴衣レンタルプラン:男女】 料金 4,000 円/ 1 人
【所要時間】 2 時間~ 3 時間
【定 員】なし 5名以上であれば、茶道体験をサービス。
2週間前までにお申し込みください。
問い合わせ
出水市シティセールス課 TEL 0996-63-2111
Email:kanko_c@city.izumi.kagoshima.jp
http://www.izumi-navi.jp/feature/buke.html
新幹線で「熊本駅」から約30分。「鹿児島中央駅」から約23分
所在地 | 鹿児島県出水市荘2478-4 |
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利用料金 | 大人220円、小・中学生110円 |
開所期間 | 11月1日~3月中旬 |
開館時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 開所期間中無休 |
駐車場 | 乗用車172台 大型バス20台 |
TEL | 0996-85-5151 |
HP | http://www.izumi-navi.jp/spots/detail/1 |
※2019年12月の情報です。
お出かけ前に最新情報をご確認ください。
ツルのねぐらとなっている干拓地の前に立つ展望所。屋上展望所からは、田んぼに何千と集まっているツルの群れが織りなす一大パノラマを望めます。2階の展望室にはパネルやビデオによる解説資料が設置され、ツル渡来地について学べます。1階には特産品などを販売する売店もあり、冬の観光スポットとして人気です。
Point1
日本最大のツルの渡来地である出水には、毎年10月中旬から12月頃にかけて、1万羽を超えるツルが越冬のためシベリア等から渡来し、3月頃まで滞留します。その渡来数と種類の多さは日本一で、「鹿児島県のツル及びその渡来地」として国の特別天然記念物にも指定されています。出水には、全15種類のツルのうちナベヅルやマナヅルを中心に、クロヅルやソデグロヅルやアネハヅルなど数年に一度渡来するものを合わせると、7種類のツルが渡来。これだけの数のツルが人里近くで越冬するのは、世界中でもここだけと言われています。
Point2
親子のツルを観察。ツルの家族はたいてい、2羽から4羽で行動しています。2羽は夫婦で、3・4羽は夫婦と子どもたちです。頭が黒っぽいのが子ども。夫婦になったツルは一生添い遂げるそうです。
Point3
日暮れとともにねぐらに急ぐ姿。 その数の多さ、ツルたちが優雅に羽を広げて大空を羽ばたく姿は、他では決して見ることのできない、出水の冬の風物詩。また居留エリアに広がるツルの鳴き声は「日本の音風景100選」にも選定されています。