原鶴温泉は、福岡県朝倉市を流れる筑後川沿いにある温泉です。江戸時代から人気の湯治場で、鵜飼い発祥の地として有名です。平城京から出土した木簡の記録から、筑後川では既に霊亀2年(716年)頃には鵜飼いが行われていた可能性があります。
周辺には、恵蘇八幡宮や秋月城跡などの観光スポットがあります。
天ヶ瀬温泉は、大分県日田市の玖珠川沿いにある温泉です。開湯は約1,300年前と伝えられ、豊後三大名泉(別府温泉、湯布院温泉、天ヶ瀬温泉)のひとつに数えられています。川岸にある開放感抜群の露天風呂では、まるで川に浸かっているような感覚を楽しめます。天ヶ瀬駅には足湯と手湯が設けられており、観光客から足湯と手湯が同時に堪能できると好評です。
雲仙温泉は、長崎県南部に位置する雲仙岳の山麓にある温泉です。この地を訪れたシーボルトは自著「日本」の中で雲仙岳をヨーロッパに紹介しました。周辺の地域は国立公園である「国立公園 雲仙」に指定されており、雲仙岳登山や山々の美しい自然も楽しめます。
地獄温泉は、阿蘇山のふもとにある温泉で、烏帽子岳の中腹、標高約750mに位置しています。阿蘇地域で唯一地表に地獄を形成しており、火山系の湯を自噴させています。火山ガスにより、草木の生えない場所(地獄)があるので、地獄温泉と名付けられました。
黒川温泉は筑後川の上流に位置する南小国町にある温泉です。街中には派手な看板や歓楽街的な要素がなく、落ち着いた雰囲気を楽しめます。2009年版「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」では温泉地として異例の2つ星に選ばれました。自然をテーマにした、統一感のある街並みが特徴となっています。
赤川温泉の源泉は、くじゅう連山を形成する火山である久住山から自噴しています。源泉は、源頼朝が狩りをした際に、兵士によって発見されたと伝えられています。
美しいグリーンがかかった乳白色の湯は、泉温が低いので適度に加熱した湯と、濃い源泉のままの湯があります。交互に湯に入る「温冷浴」が楽しめます。
はげの湯温泉は、熊本県小国地方と大分県玖珠地方の境にある温泉地です。涌蓋山(わいたさん)の美峰に抱かれたはげの湯温泉の露天風呂は、涌蓋山の雄大な景色を独り占めできます。名物料理の地獄蒸し料理は、温泉の噴気を利用した天然の蒸し釜でじっくりと蒸します。定番の温泉玉子から、持ち込みでお好きな食材を蒸すこともできます。
平山温泉は、毎年8月に開かれる山鹿灯籠まつりで知られる、山鹿市に位置します。開湯は1,300年ほど前、阿蘇大明神に祈ったところ、皮膚病に効く温泉が湧いたと伝えられています。
温泉宿のほかに共同浴場もあり、日帰り利用のできる温泉と合わせて変化のある湯めぐりが楽しめます。純和風、離れ形式、洋館風など多彩な宿があります。
平内海中温泉は、名前の通り海の中から湧き出している温泉です。世界自然遺産に指定されている屋久島にあり、1日2回の干潮時の前後2時間だけしか入浴出来ません。
海の中にあるので、目の前は東シナ海の大海原。潮騒の音を聞きながらゆったり出来ます。近くには、もうひとつの絶景露天風呂、湯泊温泉があります。
湯泊温泉は、屋久島の南側海岸に面した野趣あふれる露天風呂です。海岸にある湯船は天井もなく完全な露天なので、波の音を聞きながら夕日、月見、星見風呂などが楽しめます。
時間に限りがないのでいつでも利用ができます。
霧島神宮温泉は、天孫降臨の地と伝えられる霧島神宮の周辺に広がる温泉地です。霧島神宮を中心に宿泊施設が点在しており、大型リゾート施設や昔ながらの温泉旅館などタイプはいろいろ。露天風呂も森林浴を楽しめたり、桜島を遠望できたりと楽しめます。いずれの宿も霧島神宮に近く観光に便利です。1959年(昭和34年)に「国民保養温泉地」の指定されました。
吹上温泉は、日本三大砂丘のひとつ、吹上浜の近くにあり、開湯は約400年間と伝えられる歴史ある温泉です。斎藤茂吉や吉田絋二郎ら文人も親しんだ湯治場としても知られており、明治初期には西郷隆盛も訪れたと言われています。素朴な温泉街の入口には西郷隆盛の銅像も立っていて、訪れた人を出迎えてくれます。戦時中には特攻隊員が過ごした場所でもあり、遺品などを展示している旅館もあります。
霧島連山の麓にある霧島温泉郷は、標高600mから850mの間に、丸尾、湯之谷、林田、硫黄谷、関平、新湯、栗川、殿湯の8つの温泉があります。
天孫降臨伝説の残る霧島連山周辺の観光スポットを巡るのに最適な温泉郷です。
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開催: 2024年03月31日
開催: 2024年04月14日
開催: 2024年03月30日
開催: 2024年03月31日
開催: 2023年09月09日 ~ 2024年03月30日