鹿児島を代表する温泉地と言えば、霧島。 一時期は新燃岳の噴火で心配されましたが、取材時は(2011年3月)、灰も全く降ることなく、宿や店舗はいつもどおりに元気に営業中でした。噴火もなんのその、霧島!
霧島温泉郷の最大の温泉地である、丸尾温泉の小高い森にある「旅行人山荘」。細い山道をノロノロ車で上っていくと「シカに注意」の交通標識を見っけ。そうです、5万坪もの敷地内では、野生のシカが顔を出すこともあり、時には貸切露天風呂まで遊びにくることもあるそう。いや~ん、エッチ(ハート)。温泉に浸かりながら、動物に会えるなんて、夢のようなシチュエーション、どれだけ自然豊かな場所なのかが分かりますね。 立ち寄り入浴もできる大浴場「錦江の湯」、「大隅の湯」からは、錦江湾に浮かぶ桜島の眺めもバッチリ!単純泉、硫黄泉の2つの源泉の湯が堪能できます。広大な景色にウットリ、良質の湯にまったり、霧島の自然の恵みを思いっきり味わおう。
コチラの宿では、森の中に点在する貸切露天風呂も大人気。「赤松の湯」「もみじの湯」「ひのきの湯」「鹿の湯」の4つがあり、立ち寄りでの利用もOK(電話予約は不可)。一番人気の「赤松の湯」へのアプローチは、自然の中の小道をカサコソ進んでいくと、露天風呂の入口が。扉を開けると・・・「キャ~!」赤松などの木に囲まれたプライベート感あふれるお風呂に思わず歓声が。日常を離れ、思いっきりリラックスするのにもってこい。カップルでファミリーでお1人でも、至福の時間をどうぞ♪
敷地内に足湯「龍石の湯」を発見。こちらも大浴場同様、霧島連山、錦江湾や桜島を望む絶好のロケーション。天気のいい日は開聞岳まで見えるのだとか。足湯には、湯の花が浮かぶ硫黄泉を使用、足を浸けているだけで、甘い硫黄の香りがしてきます。う~ん、さすが霧島の良い湯だけあって、5分ほど浸かっていると、全身がポカポカしてきました。余談だけど足湯のそばの芝生でコロコロのシカのフンが!この辺りまでシカさん来てるのね・・・。
なにしろ5万坪もある自然林の中に佇む、創業90年の歴史あるお宿です。泊まる以外にも、過ごし方はイロイロ・・・。敷地内には森の散歩道があり、シカを探したり、小鳥のさえずりを聞きながら、四季折々の自然を楽しもう。約1km、歩くこと15分で「花房の滝」に到着。また、玄関の前で珍しいコンクリート製のポストを発見。戦時中、鉄節約のため昭和13年に作られたもので、今では2つしか残っていない珍しいものなんだとか。要チェック!
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