2015年03月30日
本日(2015年3月30日)までに行ったタイ語の「2014年度九州アジア観光アイランド特区ガイド育成研修」の合格発表の結果、8名の方が合格されましたので、お知らせします。
タイ語の特区ガイドの育成は、今年度から取り組んだもので、この度、九州において初となる「タイ語」の特区ガイドが誕生します。
育成の背景には、タイはビザの発給要件緩和やLCC就航により、九州への入国者数は43,068人(2014年速報、対前年比190.4%)と増え、今後、九州への旅行需要の拡大が見込まれる有望市場であること、九州におけるタイ語の通訳案内士の登録者数は0人であり(2014年4月1日現在)、特区ガイド(タイ語)の育成は、旅行会社からも要望されていたことなどがあります。また、育成研修実施について発表直後から注目を集め、関東・関西等からも応募がありました。
なお、「九州アジア観光アイランド総合特区」(2013年2月特区指定、2013年6月計画認定、2014年6月計画変更認定)を活用した地域活性化総合特別区域通訳案内士育成等事業では、2013~2014年度において中国語93名、韓国語44名、計137名の合格者が誕生しています。
1.研 修 名 九州アジア観光アイランド特区ガイド育成研修
2.対象言語 タイ語
3.合格者数 8名
(参考)研修応募者数及び受講決定者数 37名、口述試験受験者数 24名
4.2013~2014年度合格者数計 145名
中国語 93名 (うち中国語を母語とする方 71名 (76.3%))
韓国語 44名 (うち韓国語を母語とする方 29名 (65.9%))
タイ語 8名 (うちタイ語を母語とする方 3名 (37.5%))
※特区ガイド(地域活性化総合特別区域通訳案内士)とは
規制緩和により、通訳案内士法の特例が認められ、国家試験に代えて、特区の特性に応じた研修を修了した者(合格者)が登録することにより、特区の区域内において有償の通訳案内ができる資格のこと。当該特区においては、研修を修了した者(合格者)は福岡県知事の登録を受けることにより、九州域内で「特区ガイド」として有償で通訳案内を行うことができます。