中津城(奥平家歴史資料館)

所在地:大分県中津市二ノ丁1273

提供元:中津市

 中津城の本丸に建つこの天守閣は、昭和39年に建設されたもので、城内は中津藩最後の藩主奥平家に関する歴史資料館となっており、長篠の戦いで実際に使用された武具、歴代藩主着用の甲冑や陣羽織、徳川家康公直筆の書など貴重な家宝を展示し、一般公開しています。

 天正15年(1587年)、豊前に入国した黒田官兵衛は、1588年、高瀬川(現在の中津川)の河口で中津城の築城にとりかかりました。西は川、北は海を自然の要塞とし、堀の水は潮の干満で循環します。河口に築城したことによりいざという時に備えて関西方面への海路を確保しました。

 黒田氏が福岡へ移った後には、中津城は細川氏、小笠原氏、奥平氏と続く中津藩主の居城となりました。

【営業時間・定休日】
 中津城(奥平家歴史資料館)開館時間:9:00~17:00
 休館日:年中無休

【お問い合わせ先】
 中津城(奥平家歴史資料館) TEL:0979-22-3651