自然

美しい海岸とビーチ

九州北部


  • 二見ヶ浦二見ヶ浦

     玄界灘に面した糸島市の志摩半島にある海岸です。
     筑前二見ヶ浦や桜井二見ヶ浦とも呼ばれ、日本の夕日百選にも選ばれています。
     海岸から150mほどの沖合には、夫婦岩と呼ばれる岩が2つ屹立しており、毎年5月には2つの岩を結ぶ大注連縄を張り替える神事が行われます。夏至の頃には、夫婦岩の間に沈む夕日を見ることができます。

  • 海の中道海の中道

     海の中道は、志賀島と九州本土とを結ぶ全長約8km、最大幅は約2.5kmにもおよぶ巨大な砂州です。砂州の北は玄界灘、南は博多湾、そして対岸の福岡市の街並みが間近に見えます。
     砂州の中央部にはほぼ直線の国道が走り、志賀島までの快適なドライブコースは、自転車愛好家にも人気です。周辺では、雁の巣レクリエーションセンター、海の中道海浜公園、マリンワールドなどのレジャー施設が充実しています。

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九州西部


虹の松原

 静岡の三保の松原、福井の気比松原とともに日本三大松原の一つに数えられ、日本の白砂青松100選にも選ばれています。
 虹の松原は、17世紀のはじめに唐津藩の藩主である寺沢広高が、防風林、防砂林として植樹を行ったのが始まりです。長さ約5kmにわたって弓状に100万本ともいわれるクロマツの林が続きます。また、この地には昔から語り継がれている「七不思議」があり、散策に彩りを添えています。

虹の松原
  • 波戸岬海岸波港岬海岸

     豊臣秀吉が築城した唐津の名護屋城跡から約3km、九州本土の最北西端にあります。
     波戸岬海岸は、昭和45年(1970年)には、日本初の海中公園地域に指定されています。陸地から長さ86mの桟橋でつながれた海中展望塔があり、その海上デッキからは玄界灘の島々を見渡せます。

  • 高浜海水浴場高浜海水浴場

     高浜海水浴場は、長崎半島先端の野母崎にあり、「日本の水浴場88選」にも選ばれています。
     周囲には建物がほとんどなく、自然に恵まれ、浜の背後にはハマユウやサキシマフヨウの自生群があります。近くの展望所からは、沖に浮かぶ嵯峨島や水平線を真っ赤に染めながら落ちていく大きな夕陽が見られます。

  • 筒城浜筒城浜

     壱岐を代表する白砂青松の浜で、島の南東部にある壱岐空港のすぐそばにあります。浜辺は約600m、透明度の高い遠浅の海が続きます。
     筒城浜に隣接して白沙八幡神社があることから「宮の浜」とも呼ばれています。浜には、クラゲ防止ネットや飛び込み台があり、ネット内には魚が放流されています。近くには、キャンプ場やバーベキュー広場などがあります。

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九州中部


有明海砂干潟

 有明海の南東部、熊本市に隣接する宇土市の緑川河口一帯の海岸線を「御輿来(おこしき)海岸」と呼びます。
 その海岸に現れる「有明海砂干潟」は、日本最大の干潟で、長さは約10km、干満の差は6mにも達します。干潮時に出現する、砂に描かれた紋様はまさに自然のアートで、日の入り時には波のような幾重もの水の曲線模様が、夕日に輝きます。

有明海砂干潟
  • 元猿海岸元猿海岸

     元猿(もとさる)海岸は、大分県南部の佐伯市蒲江にあり、その一帯は日豊(にっぽう)海岸国定公園に指定されています。
     幅約40m、長さ約1kmの砂浜で、浜のすぐ近くまで山が迫り、高台に登るとリアスの複雑な入り江と太平洋が眼下に広がっています。相撲などで用いる「軍配」の形に似た希少植物のグンバイヒルガオが群生し、夏にはウミガメの産卵も見られます。
    すぐそばの「マリンカルチャーセンター」では、海洋について学べるほか、スキューバダイビングやサンゴ礁遊覧、スポーツ合宿や研修などを 行うことができます。

  • 黒ヶ浜黒ヶ浜

     黒ヶ浜は、JR日豊本線幸崎駅から車で約20分、大分市の佐賀関半島先端の関崎にある海岸です。日豊海岸国定公園に属し、日本の渚百選に選定されています。
     蛇紋(じゃもん)岩と呼ばれる、風化作用を受けやすくもろくて崩れやすい黒い石で海岸ができていることから、黒ヶ浜と名付けられました。近くには真っ白い砂の海岸、白ヶ浜もあります。白と黒の海岸が隣接する地形は珍しく、平安時代から景勝地として知られています。

  • 小倉ヶ浜小倉ヶ浜

     JR日豊本線日向市駅から車で10分ほどのところに小倉ヶ浜はあります。周辺一帯は日豊海岸国定公園に指定されています。
     太平洋を望む全長約4km、奥行き約300mの砂浜で、サーフィンやボディボードのメッカとして有名です。夏季は海水浴客で賑わい、海の家も設置されます。日本で唯一のスワブテ(スワブト)蛤貝の産地でもあり、日向碁石(白)の材料として珍重されています。

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九州南部


日南海岸

 串間市都井岬周辺に至る約90kmの海岸です。海岸線一帯は、日南海岸国定公園に指定されており、鬼の洗濯板や広大なビーチなど宮崎特有の地形が目を引きます。
 沖を黒潮が流れるため一年中暖かく、海岸沿いの道路にはフェニックス、ソテツ、ワシントン椰子、ハイビスカスなどの亜熱帯植物が植えられています。眼下に広がる紺碧の海に四季折々の花も彩りを添え、南国ムード満点のドライブロードが続きます。

日南海岸

  • 吹上浜吹上浜

     鹿児島市から車で西へ1時間、東シナ海に面しゆるやかな弧を描く、日本一長い砂丘です。47kmにも及ぶ浜は、北のいちき串木野市から、日置市を経て南さつま市まで延びています。
     広大な砂浜と水平線に落ちていく夕日は、訪れる人を雄大な気持ちにさせてくれます。また、アオウミガメの産卵地として知られるなど、自然環境が大切に守られています。

  • 大浜海浜公園大浜海浜公園

     奄美大島の北岸にあり、奄美市街地からほど近く、サンゴ礁とマリンブルーの海の美しい海岸です。
     アダンやバショウといった亜熱帯植物が生い茂り、ルリカケスなど他の地域ではなかなか見られない野鳥が飛来する素晴らしい自然環境に恵まれています。園内には、海水浴場の設備のほかに海洋展示館、食事処、売店、キャンプ場、などがあります。

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日本の渚百選
日本の渚百選は、「海の日」の制定を記念して、1996年、農林水産省所管の社団法人大日本水産会を中心とした選定委員会により選定された100の渚です。
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