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世界遺産・三重津海軍所跡を舞台としたショートムービー「恋する、みえつ。」公開!

2018年01月10日

 佐賀県は、2015年7月に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産のひとつとして世界遺産に登録された三重津海軍所跡の認知度アップと来訪促進につなげるため、三重津海軍所跡を舞台とした実写とイラストを使用した全5話のショートムービー「恋する、みえつ」を公開いたしました。
 日本で初めて鉄製大砲の鋳造や実用蒸気船の建造を成功させた、幕末維新期における佐賀藩の大きな挑戦の結晶とも言える三重津海軍所跡を舞台に繰り広げられる、想いを寄せ合う二人が大きな挑戦を決意する恋物語を通して、三重津海軍所跡に秘められた想いや魅力を発信していきます。

 三重津海軍所跡は、2015年には世界遺産に登録されたことにより大きな注目を集め、前年の5倍となる年間18万人超の来訪者がありましたが、その翌年度以降は、時間の経過とともに目新しさが薄れてきたことや実物の遺構を見ることができないことなどが要因となり来訪者数は減少しています。

 県では実物の遺構は見られなくても、最新技術を用いて当時の様子を体感していただけるよう、VR機器等を活用した現地コンテンツ(三重津タイムクルーズ)を整備。合わせて、実際に現地へ足を運んでいただくきっかけづくりとして、様々な集客イベントも開催しています。

 今回の動画は、この取り組みの一環で、歴史や世界遺産にあまり興味・関心がない方々にもご覧いただけるよう、誰もが経験した子供の頃の淡い初恋の思い出を切り口にストーリーを展開。また、より印象深く感じていただくため、実写版のシーンを一部イラスト化し、アクセントとして動画内に盛り込みました。なお、このイラストは、パンフレットやノベルティ等のPRグッズにも展開し、三重津海軍所跡の認知度アップと来訪促進を図っていきます。
ショートムービー「恋する、みえつ。」概要

公開内容:ショートムービー 全5話(各1~2分)、CM 全2編(ミタイ編・スキ編|各15秒) あらすじ:世界遺産・三重津海軍所跡を舞台に繰り広げられる小さな二人の淡い恋の物語。歴史が好きなみつえちゃんと、みつえちゃんが好きなカイ君。互いに想いを寄せ合う二人が見えない世界遺産で大人たちに見守られながら距離を縮めていく。しかし、みつえにはカイに打ち明けたいコトがあった。話を聞いたカイは三重津海軍所跡での大きな挑戦を決意する。
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