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【ぐるり冬号 vol.68】ゆっくりと穏やかに味わう 冬と料理の静かな関係

2021年11月18日

親しい人と賑やかに語らいながら食事がしたい。でも、もう少し時間がかかるかもしれません。

その日が来るまで、今は静かに穏やかに、景色を眺めながら美味しい料理を楽しむことにしましょう。

そう、冬はそんな楽しみ方がぴったりな季節ってご存知でした?
※掲載している内容は、令和3年11月発行のものです。料金・内容等は変更になる場合があります。



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ゆっくりと穏やかに味わう 冬と料理の静かな関係

庭園を眺めながら膳でいただく、古き良き美術と文化の融合した茶房

涛音寮「茶房さんがいや」(国東市)

国東半島の最先端、伊美港の近くにある、城のような築140年程の立派な日本家屋。表装工房を兼ねたギャラリーでは、表具師や県内外作家の作品を展示しています。併設の『茶房さんがいや』では、立派な枯山水の庭を眺めながら、国東産の地ダコをふんだんに使用した「たこめし御膳」や野点珈琲を楽しむことができます。
【DATA】

住所/国東市国見町伊美2017

電話/0978-82-1328

営/9:00~17:00

休/火曜 ※祝日は営業

料/たこめし御膳:1,210円

P/15台

M/F-1

交/杵築ICから車で約1時間

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宇佐の山あいにあるほっこり空間で、本格スパイシーカレーを食す

峠のカレー屋ぽから(宇佐市)

県道から山道に入ると見えてくるログハウス。自然豊かな山あいに香るカレーの香りが入店前の食欲をそそります。木の温もりと、窓からの優しい木漏れ日の中、チキンカレーやベジタブルカレーなど、じっくり炒めたタマネギをベースとしたスパイシーな7種類の本格カレーを味わうことができます。食後はコーヒーでのんびりと。
【DATA】

住所/宇佐市大字正覚寺1199-1

電話/0978-33-2872

営/12:00~17:00(LO16:30)

休/火、水曜 ※祝日は営業

料/ぽからカレーセット:1,100円

P/10台

M/D-2

交/院内ICから車で約15分

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歴史と五感が研ぎ澄まされた洋館で、地元食材を使用した弁当を味わう

帆足本家 富春館「レストラン桃花流水」(大分市)

江戸時代後期の文人画家、田能村竹田が幾度となく訪れた大分の名所『富春館』。酒蔵や庭園、菓子処、土産販売所が敷地内に点在し、レストランとして開放している建物は、大正5年に蔵を洋風モダンを取り入れ、改築したもの。戸次産のごぼうをふんだんに使用した「元気が出る発酵ごぼう弁当」をはじめ、デザートなどカフェスタイルでも楽しめます。
【DATA】

住所/大分市中戸次4381

電話/097-597-0002

営/11:00~17:00 ※ランチは~14:00

休/月曜、火曜 ※祝日の場合は翌日

料/元気が出る発酵ごぼう弁当:2,200円

P/30台

M/E-4

交/大分米良ICより車で約10分

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“中津の小京都”で心癒す、和とフレンチの創作料理

美味創匠 朱華(中津市)

訪れる人の心を癒す“中津の小京都”として愛される、城下町の食事処。築100年程の古民家を再生し、景観や雰囲気など、各部屋毎で異なる風情を感じさせる和の空間が特徴です。厳選された四季折々の旬の素材で仕上げた和とフレンチの創作料理をはじめ、丁寧に作りあげた和菓子などこだわりのメニューを堪能できます。
【DATA】

住所/中津市豊後町876

電話/0979-22-3239

営/11:00~LO14:00、17:00~LO20:00 ※夜は予約制(当日14:00まで受付)

休/不定

料/華かご膳:2.200円

P/10台

M/C-1

交/中津ICから車で約25分

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臼杵市の新たな観光スポットで、名物「とらふぐ」の茶漬けを食す

豊後感動本舗「豊後福屋」(臼杵市)

臼杵市の商店街「八丁大路」に誕生した“日本家屋型観光拠点”。臼杵の魅力を発信する地産品ショップをはじめ、ギャラリー、オープンテラスなど4つのスペースが融合した施設となっています。その中の一つ、とらふぐ茶漬け専門店『豊後福屋』では、スタイリッシュで和モダンな空間の中で、臼杵名物のとらふぐを使用した茶漬けが楽しめます。
【DATA】

住所/臼杵市臼杵200

電話/0972-83-8288

営/モーニング7:30~※平日限定、ランチ&カフェ11:00~17:00、17:00~21:00(LO20:00)※夜は金・土曜限定

休/月曜、第1第3日曜

料/とらふぐ茶漬け御膳:2,500円

P/なし

M/F-4

交/臼杵ICから車で約7分

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湯布院の名宿がプロデュースした、感性豊かな癒しのティールーム

tea room thé théo(由布市)

寒い季節こそ魅力が増す湯布院の“静けさ”を、アートや洗練された家具で演出された空間で体感できる、名宿『山荘 無量塔(むらた)』プロデュースのティールーム。カカオマスを入れたコクのあるデミグラスソースが口の中で深い味わいを主張する「イベリコ豚の煮込みハンバーグ」をはじめ、湯布院名物「Pロール」を使用したパフェは絶品です。
【DATA】

住所/由布市湯布院町川上1272-175

電話/0977-28-8686

営/10:00~16:00※ランチ11:00~14:00

休/不定

料/イベリコ豚の煮込みハンバーグ:1,450円

P/30台

M/D-3

交/湯布院ICから車で約10分

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城下町の古民家で味わう、老舗椎茸問屋の松花堂弁当「椎茸づくし」

姫野一郎商店「茶房ひめ野」(竹田市)

明治10年創業の老舗椎茸問屋『姫野一郎商店』が営む、古き良き古民家の風情ある茶房。明治初期に建てられた町家を改装した店内は、柱や梁など当時の温かみを感じる、和の穏やかな空間が広がっています。地元の旬の素材で仕上げた松花堂弁当「椎茸づくし」をはじめ、竹田の名水で入れたコーヒーもおすすめです。
【DATA】

住所/竹田市竹田町239

電話/0974-63-2385

営/喫茶11:00~16:00、食事11:00~14:00(平日は完全予約制)、売店9:00~17:00

休/水曜

料/松花堂弁当「椎茸づくし」:1,320円

P/5台

M/C-5

交/竹田ICから車で約5分

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<移住者さんに聞く大分の魅力>まっちょん県おおいた

県外から大分県へ移ってきた移住者さん。

今回は、グリーンツーリズムの仕事をきっかけに福岡県から臼杵市へ移住した多々良さん、

養蜂と自伐型林業に取り組む福岡県から中津市へ移住した竪山さんに大分の魅力を語っていただきました。
福岡県から臼杵市へ移住

多々良 麻子さん

APUを卒業後、安心院町のグリーンツーリズム(GT)で働いていました。一度は福岡に戻ったのですが、臼杵市の方からGTのお仕事のお誘いをただいて。縁のない土地でしたが、「大分なら大丈夫」という安心感があり、迷わず引き受けました。実際に暮らしてみると、臼杵には生活の知恵や技を持っていたり、自分の暮らしを確立されている方が多いんです。私自身も、夫の料理店や義母の八百屋を手伝いながら、地元に根付いた暮らしを実感。今は、自分が求めていた暮らしを見つけられた気がしています。自宅やお店のある市の中心部は、臼杵城を中心にした昔の姿を残す城下町です。歴史好きな方や、街並みが素敵な場所で暮らしたいという方にも人気があるんですよ。
<多々良さんおすすめのスポット>

月桂寺と多福寺の石垣

自宅のすぐ裏にある『月桂寺』と『多福寺』には、まるで城壁のような立派な石垣があり、私たちもよく散歩する地元の生活道なんです。歴史のある風景が、暮らしの中に普通に馴染んでいる町ってすごいなぁって改めて思います。石垣の下の小さな公園には桜の木があって、城下町と桜を楽しめる穴場の花見スポットでもあるんですよ。

住/臼杵市本丁197(月桂寺)、臼杵市二王座191(多福寺)

電/0972-64-7130(臼杵市観光協会)

P/なし  

M/F-4

交/臼杵ICから車で約6分
福岡県から中津市へ移住

竪山健太郎さん

古民家に暮らしながら養蜂と自伐型林業に取り組んでいますが、耶馬溪での暮らしはすごくいいですね。移住者も多く、林業の仲間や農家、カウンセラー、素敵なカフェやレストランを開いている人、いろんな人がいてお互いが助けあってやっています。余ったり不要になったものを持ち寄り、必要な人が無料で持ち帰る「お譲りサロン」という取り組みもやっているんですよ。子どもも福岡にいた頃は何かしらの施設で遊ばせていましたが、ここにはすぐ近くに泳げる川があって、夏なんて真っ裸で走り回っています。おかげで、身体能力も上がったみたいですよ(笑)。ただ、草刈など田舎ならではの地域活動もたくさんあるので、それは念頭に置いた方がいいかもしれません。
<竪山さんおすすめのスポット>

羅漢寺

五百羅漢は、リフトに乗って登るときにゆっくり周りの景色を眺めるのもいいし、頂上からの見晴らしも最高です。たくさんある羅漢像も、怒っていたり笑っていたり、お酒を飲んでいたり、本当に表情豊かで見飽きません。知り合いのイスラエル人の方にも、とても喜んでもらえました。近くにある古羅漢も、ぜひ見てほしいですね。

住/中津市本耶馬渓町跡田1519

電/0979-62-9034(中津市企画観光部 観光推進課)

時/9:00~17:00

料/参拝無料 ※本堂及び庭園のみ拝観料300円

P/あり  

M/C-2

交/中津ICから車で約20分

<言葉でつなぐ観光スポット情報>おもてなしリレーメッセージ

毎号、各市町村の観光スポットに携わるスタッフの皆さんの声をリレー形式で完成させ、地元のPRを行う連載ページです。今回は、「豊後大野市」エリアの皆さんにチャレンジしていただきました!
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