太宰府の国立博物館は九州が誇る装飾古墳、約100基の装飾古墳がビジュアル化されている。
ひとつ腰をすえて、一日たっぷり博物館で過ごしてみよう。父と子で、親子で旅に出て、親子で、古墳について、太宰府について、さらに九州各地での触れ合いを味わうなんて至福の限りだろう。
博物館で“予習”が出来たら好きな現地へ行こう。
現地での見聞は、周囲の自然環境を含めて違った趣きで迫ってくる。
装飾古墳に限らず、国博をベースにしての九州の旅 どんな組み合わせもできる。九州の旅がますます多彩になってくる。
何事によらず予習は、学習にかかせない第一ステップ、理解できない点(部分)があれば、学芸員に、恥ずかしがらずに質問すること。「聴くはひとときの恥、聴かぬは一生の恥」といわれるでしょう。
ところで、「大宰府に一大博物館を建て、九州文化の縮図をつくれ」と80年も前に言った慧眼の人がいた。
その人は、中野金次郎、NO.
52でも少し触れたが門司商工会議所会頭、東京商工会議所副会頭を歴任した。氏の著「海峡大観」に
「九州は、もっとも古い日本であり、三千年という長い年月に九州全体として、特色のある文化を生み、その記念物もまた、あちこちに保存され発見されつつある。当然、九州の文化のため一大博物館を建て、九州文化の一大縮図をつくる必要がある。その建設地は大宰府が適当である」と。
大正年間に、九州の文化を説き、今日あるを見据え、九州的見地からこのような提唱をした氏にただただ感服する。
福岡空港~(地下鉄15分)天神駅~(30分・西鉄電車)太宰府市~(西鉄電車5分)二日市温泉叉は(50分・バス)原鶴温泉(杷木町)
原鶴温泉~(50分・タクシー)又は二日市温泉~(40分・JR)羽犬塚~(60分・バス)八女市~ (60分・バス)羽犬塚~(10分・JR)瀬高~(30分・JR+90分・バス)山鹿市~(40分・バス+20分・JR)玉名市~ 〈玉名温泉又は(60分・バス)山鹿温泉〉
玉名市~(30分・バス)和水町~(30分・バス)山鹿市~(60分・タクシー)熊本空港