神社が創建された年代は明確ではありませんが、国司巡視記「日向土産」に嵯峨天皇の御字奉宗青島大明神(さがてんのうのぎょうあがめまつるあおしまだいみょうじん)と記されており、820年代以前から奉祀されていたと思われます。縁結びの社として知られています。
ウガヤフキアエズノミコトの誕生地と伝えられ縁結びや安産の神としても知られている。トヨタマヒメが我が子ウガヤフキアエズを思って残したとされるお乳岩や、海から乗ってきた亀がそのまま岩になったとされる亀石がある。
川を隔てて祭壇の正面が御神体の石窟であると神主は教えてくれる。恭しく拝礼の後、石窟のあるらしい場所をうかがうが、樹木に覆われて何も見えない。西本宮から岩戸川沿いに少し歩くと「天安河原」があり、西本宮参道脇には勾玉など古代高千穂地方の貴重な資料を展示した「徴古館」がある。
日本で初めて国宝の指定を受けた石仏として有名。磨崖仏を含め、全部で59体からなる石仏群は優れた技法で造られており、仏に寄せる臼杵地方の人々の思いをしのぶことができる。年代ははっきりしていないが、平安~鎌倉時代にかけて造られたと考えられている。
●別府温泉