この海岸は太平洋に面しており、海岸の石、砂利は打ち寄せる荒波に洗われて玉石と化しています。波が引くときには、石が擦れて太鼓のような音が聞こえます。沿岸には奇岩がきり立ち、洞窟もあって、豪壮な景観を有しています。周辺の海辺では船釣り・磯釣りもできます。カツオやタコ、伊勢エビ、タイなどの釣り場としても知られています。玉石は持ち出し禁止なのでご注意ください。
徳浜海岸の東側にある、ライオンのように見える奇岩。 岬全体が地に伏せたライオンの姿に見えることから、ライオン岩と呼ばれ、写真撮影スポットとして人気。徳浜海岸は映画「男はつらいよ」のロケ地になった場所としても有名。
戦後文学の旗手、「死の棘」「出発は遂に訪れず」などの作品を残す島尾敏雄は戦時中、呑之浦で海軍特攻隊長をしていた。妻となるミホとの出会いやここでの極限体験が文学の原点になったといわれている。
バショウは中国原産の植物ですが、奄美ではその昔飢餓のときなどに食料としたり、繊維は芭蕉衣(バシャギン)と呼ばれる着物にしました。芭蕉は方言で”バシャ”と呼ばれ不美人の代名詞になっています。