桜島、錦江湾に眠前にした仙巌園(島津薩磯別邸)の前に集成館関連遺跡が広がるわが国最初の工業コンビナート。といえる。学芸員の解説をききながら納得するまで見学しよう。異人館は外国技術の滞在用に建てられた木造洋館。疲れたら隣接の仙巌園で‥‥。
有名な曽木の滝の近く。春から秋の夏場にだけ川内川から姿を表わす。冬期は水中に隠れてみえない。明治42年に建設された発電所。この余剰電力が水俣市に送られ、カーバイト、窒素肥料が生産され、化学工業の電力供給源となった。
大正から昭和初期にかけての炭鉱業の主力坑のひとつだった。昭和26年(1951)には時代の波に押され、万田坑からの採炭も中止に。現在は竪坑やぐら、明治に造られたレンガ造りの倉庫などが残り、国指定重要文化財となっている。現存する炭鉱施設としては最大規模。
軍艦島として知られる。海底炭田基地としての海上都市。遠くから軍艦のように見えるので名がついた。明治20年から昭和49年まで操業、160m×480mの人工島に、5,000人以上の人がひしめいた。特異な炭坑年の遺構。上陸はダメ。沿岸かクルーズ船から遠望。