高塔山の展望台のそばに河童封じ地蔵がある。若戸大橋や洞海湾の眺めがすばらしい。毎年カッパ火祭りも行われる。
大濠公園の北側、唐人町にある当仁小学校の正門前に、小川が流れ、可愛い親子3匹のカッパ像が建っている。元気に通学する小学生の人気者。黒門川に、かつてカッパが住んでいたのだろう。
火野葦平、清水昆、原田種夫のたまり場、葦平が描いたカッパの絵が店の壁一面にかけられている。火野葦平が常連のとき、店主が河童ファンであったとか、請われて葦平が座興に筆を走らせた。「河童うなぎ博士は曰く、ウナギというものは赤道直下までタマゴを生みに行き、二年かかって日本へかへり、吉塚に来てカバヤキになるのである。昭和三十年一月二十六日あしへい」。カバヤキを5匹の河童がおいしそうに食べている。
田主丸・藤田さん蔵。
筑後川の中心、フルーツの町・田主丸は川と共生のまち、「何でんかんでん屁のカッパ」と田主丸河童族を再興。駅舎はカッパ。カッパにちなんだ祭り、土産品、石像が立ち並ぶカッパの町。河童巡りマップで町歩きが楽しめる。
隣のうきは市も負けてはいない。古い土蔵づくりの町中にカッパ像10数体。金子文夫氏のカッパ玩具コレクションも見れる。
悟真寺では毎年カッパ祭り。