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【2018年新春】九州の定番初詣スポット9選

九州には、伝統ある神社が数多くあります。その中から、新しい年を迎えるのにふさわしいお勧めの9カ所を紹介いたします。2018年をより良いスタートとするために、初詣に出かけてみませんか?

太宰府天満宮【福岡】

天神さま(菅原道真公)をお祀りする全国約12,000社の総本宮と称えられている神社です。
「学問・至誠・厄除けの神様」として、日本全国はもとより広く世のご崇敬を集め、年間に約800万人の参拝者が訪れています。
1月1日より受験合格・厄除けをはじめ、人生に関わるさまざまな新春の祈願祭を斎行しており、開運招福・家内安全・商業繁栄など、その年の干支にちなんだものをはじめ数多くの正月神縁品ご準備しています。
建物は、1591年小早川隆景が再建寄進した風格のある流破風造りで、桃山時代の華麗で豪放な建築様式の特徴がよく出ており、国の重要文化財に指定されています。

宮地嶽神社【福岡】

息長足比売命(おきながたらしひめのみこと)を主祭神としてお祀(まつ)りしており、開運、商売繁昌にご利益があるとされる神社で、年間220万人の参拝客が訪れます。
毎月1日午前0時から一番祈祷祭が斎行され、参道では深夜まで土産店・飲食店が営業し、多くの参拝客で終日にぎわいます。
風格の漂う注連縄(しめなわ)は重さ5トンで、その他に大鈴と大太鼓もあり、宮地嶽神社の“3つの日本一"として、有名です。

宗像大社【福岡】

2017年に世界文化遺産に登録された全国的にも名高い宗像大社は、天照大神(あまてらすおおみかみ)の御子神(みこがみ)・三柱(みはしら)の姫神様を祀(まつ)っています。
三宮の総社である「辺津宮」は、三姫神のうち三女にあたる市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)を主祭神としています。
交通安全の神様として厚く崇敬され、宗像大神(むなかたおおみかみ)をお祀りする神社は全国に6000余社あり、宗像大社はその総本宮です。

祐徳稲荷神社【佐賀】

伏見稲荷と笠間稲荷とともに日本三大稲荷に数えられる神社です。地元では「祐徳(ゆうとく)さん」の愛称で親しまれています。
1687(貞享4)年の創建で、鹿島藩主鍋島直朝(なおとも)の夫人花山院萬子姫が京都から輿入れする際、京都御所内の花山院邸に鎮座する稲荷大神から分霊したものです。木々の緑に映える建物の鮮やかな朱色が印象的で、神殿、拝殿、楼門など主要建物は総漆塗りとなっており、石壁山を背後にして本殿がたち、山裾の広い境内には楼門、神楽殿が立っています。その美しさから「鎮西日光」とも呼ばれています。
衣食住の祖神と仰がれ、五穀豊穣、商売繁盛、家運繁栄、大漁満足、交通安全などの守護神として信仰があつく、参詣者は年間280万人です。

諏訪神社【長崎】

創建は1625(寛永2)年で、当時はキリスト教が広まり他教を排斥したため、市内の社寺は破壊されることが多く、肥前唐津の青木賢清が長崎奉行・長谷川権六に願い出て造営したものです。1632(寛永9)年、青木が初代宮司になり、1634(同11)年から祭礼を行うようになりました。
現在も続くこの秋の大祭・長崎くんちは、豪華絢爛・異国情緒たっぷりな祭りとして日本3大まつりの1つに数えられています。
現在の社殿は火災のため消失し、1868(明治元)年に復旧されたものです。楼門からの70余段つづく石段は見事なものであり、くんちのときは見物客でうまります。
鎮西大社 諏訪神社

長崎県長崎市上西山町18-15

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加藤神社【熊本】

1871(明治4)年、神仏分離令にともない、現在の熊本城本丸と宇土櫓の間に『錦山神社』として、御祭人神に戦国時代の武将加藤清正、陪神として殉死した大木兼能・金官を祀り建立されました。鎮西鎮台(熊本鎮台)が熊本城に置かれた1874(明治7)年、熊本市京町に遷宮され、次いで1962(昭和37)年1月23日、熊本市本丸2-1に遷宮され現在に至っています。
加藤神社

熊本県熊本市中央区本丸2-1

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宇佐神宮【大分】

宇佐神宮は全国4万余社の八幡社の総本宮として、全国的に知られており、毎年多くの参拝者が訪れます。
725(神亀2)年応神天皇の御神霊、八幡大神を祭る本殿の一之御殿が創建されたことが始まりと伝わっています。その他、二之御殿に比売大神(ひめのおおかみ)、三之御殿に神功皇后がご祭神として祀られており、国東半島に広がる神仏習合の山岳信仰・六郷満山文化と深い関わりを持っています。
太古からの原生林に囲まれた広大な境内は澄んだ空気に包まれ、八幡造の3棟の本殿(国宝)をはじめ、神橋、呉橋(くれはし)、能楽殿、宝物殿など、歴史的・文化的に貴重な建築物が立ち並びます。
宇佐神宮

大分県宇佐市大字南宇佐2859

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青島神社【宮崎】

神社が創建された年代は明確ではありませんが、国司巡視記「日向土産」に嵯峨天皇の御字奉宗青島大明神(さがてんのうのぎょうあがめまつるあおしまだいみょうじん)と記されており、820年代以前から奉祀されていたと思われます。現在では、縁結びの社として知られています。
青島神社

宮崎市 青島2丁目13番1号

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霧島神宮【鹿児島】

建国神話の主人公である瓊々杵尊(ニニギノミコト)を祀った霧島神宮は、創建が6世紀と古い歴史を誇る神社です。
年間100以上の祭儀が行われ、中でも毎年元旦と2月11日に本殿で奉納される九面太鼓は、勇壮な郷土芸能として県内外から注目を集めています。
閑寂な老杉の濃い緑に包まれた参道・境内を抜けると、格調高い朱塗りの社殿の荘厳かつ豪華絢爛な姿があらわれます。
霧島神宮

鹿児島県霧島市霧島田口2608-5

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