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84体のくまモンがウエルカム!くまモンポート八代

八代港に誕生した新しい海のゲートウェイ「くまモンポート八代」。国際クルーズ船の寄港地として整備された施設ですが、利用開始に先駆けて、併設のおもてなしスペース「くまモンパーク」が2020年10月にプレオープンしました。九州自動車道八代I.C.から車で約20分、ドライブにもぴったりの新スポットです。
※2021年1月現在、熊本県民限定・土日祝のみ開園中。

色んなくまモンに会える八代の新おもてなしスポット

くまモンポート八代の全体図

熊本県南を流れる球磨川が注ぐ八代海の河口部にある「八代港」。古くから海外交易の拠点として栄え、明治から昭和初期にかけては港湾エリアにセメントや製紙、酒造などの工場ができ、南九州屈指の工業都市として近代日本の発展を支えました。最近では、貨物船のほか、海外からの観光クルーズ船が発着する拠点としても需要が高まり、2015年7月には約4千人を乗せた、大型クルーズ船クァンタム・オブ・ザ・シーズが初寄港したそうです。
2020年10月にプレオープンした「くまモンポート八代」は、世界最大級(22万トン級)の大型クルーズ船も受け入れ可能な新しい施設。広大な敷地には、国際旅客ターミナルや、大型バスも余裕で停められる駐車スペース、そして約2.9ヘクタールもの「くまモンパーク」が広がっています。そこにいるのは、合計84体のくまモン像!サイズや表情、ポーズもバラエティいろいろ。日本庭園や竹林の道、多目的芝生広場など自然ゆたかなスポットが点在し、あちこちにくまモンのキュートな姿が見え隠れしています。敷地内はとにかくだだっ広く開放感バツグンで、密になる心配もナシ。フォトジェニックなスポットが盛りだくさんです。

等身大のくまモンが来場者をお出迎え

ウエルカムストリートのくまモン。奥に見えるのがミニ神社。
駐車場を出て旅客ターミナルの前を進むと、直立不動のくまモン像がずらり!くまモンが来場者をお出迎え&お見送りしてくれるウエルカムストリートです。くまモンの公式サイトでは身長・体重は『ヒ・ミ・ツ』となっていますが、ここにある像はほぼリアルな等身大だそうです。全部で何体のくまモン像に出会えるか、数えながらパーク内をぐるりと巡るのも良いですね。

四季の自然に包まれた竹林の道&日本庭園。温泉に入ったくまモンも!

竹林の道でのくまモン

開運祈願のお札が掲げられたミニ神社の横を抜けると、一気にジャパニーズテイストな雰囲気に。青竹に囲まれた「竹林の道」の入り口では、かくれんぼしているようなくまモンを発見!すがすがしい自然に癒されながら歩いていくと、ゆったりとした「日本庭園」へ。本格的な造りの庭園には池もあり、ちいさな赤い欄干から池で泳ぐ鯉も楽しめます。ふと見ると、温泉で和んでいるくまモンが。頭にてぬぐいをのせて気持ちよさそう。クルーズ船で来られる海外からの旅行者にも喜ばれそうなエリアです。

歌声が聞こえてきそう!54体の「くまモン合唱隊」

くまモン合唱隊

見どころは迫力満点の「くまモン合唱隊」。階段状の屋外ステージにズラリと並んだ54体のくまモンは、すべて本物と同じサイズ。プレオープン初日に、本物のくまモンがサプライズで登場したそうですが、あまりにそっくりすぎて合唱隊に溶け込んでしまい、来場者が一瞬気づかなかったというエピソードも(笑)。真ん中に立つと指揮者気分で撮影もできます。また、よく見ると表情が微妙に違うくまモンがいるのもポイント。ニッコリしたり、ビックリ顔だったり、ちょっと眠そうだったり。表情は8種類のバリエーションがあるそうなので、探してみてはいかがでしょうか。
※新型コロナ感染対策のためにくまモン像に手を触れないようにしましょう。

とぼけた表情のくまモン(写真左)や笑顔のくまモン(写真右)も。

くまモンパークのシンボル世界最大「ビッグくまモン」

ビッグくまモン

フォトジェニックスポット満載のくまモンパークでも、はずせないのが「ビッグくまモン」。なんと全長6メートルと世界最大の大きさ!圧倒的な大きさにビックリしますが、『おっとっと』と聞こえてきそうな片足立ちはチャーミングで愛嬌たっぷりです。まわりには高い建物がないので、空をバックに写真も一段と映えるはず。片足でよろけそうなくまモンを、足の下から支えるようなポーズで撮るとスケール感が伝わるはず。巨大くまモンとのツーショットはSNSで注目を集めることうけあいです!
※新型コロナ感染対策のためにくまモン像に手を触れないようにしましょう。

楽しさ満載のパークにワクワクがとまらない!

十二支くまモン(写真左)とくまモンアートが描かれた多目的芝生広場(写真右)

ターミナル前には12体が円陣を組んだ「十二支くまモン」、地上絵風にくまモンアートが描かれた「多目的芝生広場」など、パーク内はどこもかしこもくまモン一色!トイレの壁や道路脇のプランター、お隣にある太平洋セメントさんのタンクやハシゴなど、意外なところでもくまモンを発見できますよ。

太平洋セメントさんにも描かれたくまモン(写真左)。よく見ると赤い矢印のところにもくまモンが!(写真右が拡大)
くまモングッズのショップや、カフェ、熊本・八代の観光インフォメーションも近々オープンが予定されているそうですよ。
※2021年1月現在、熊本県民限定・土日祝のみ開園しています。事前予約は不要ですが、ヘルスチェックシート及び住所が確認できるもの(免許証等)をご持参ください。
くまモンパーク(「くまモンポート八代」内)

熊本県八代市新港町1丁目

八代でくまモングッズを買うなら「くまナンステーション」へ!

くまナンステーション

八代市本町のアーケードの一角にある「くまナンステーション」には、約170点以上の八代名物&くまモングッズがズラリ!ドリンク・フードコーナーがあるので、お買い物はもちろん、ちょっと休憩したいときにもオススメ。店内ではフリーWiFiが利用できるのも嬉しい限りです。また、八代をはじめ熊本県南エリアの観光情報のインフォメーションスポットにもなっているので、旅の情報を知りたい人にもぴったり。八代育ちのスタッフから、地元ならではの穴場スポットやご当地グルメなどの情報もゲットできるかも?!

八代美景ポストカード
くまモングッズは、スイーツから日用品まで幅広くラインナップ。イチオシは、「八代美景ポストカード(1枚165円・セット1組1,100円)」。八代のさまざまな名所をくまモンが巡る写真を使った、くまナンステーション限定の商品です。全国9割以上の生産量を誇る八代産のい草を使った「い草座布団(1,650円)」、熊本名物の晩白柚(ばんぺいゆ)を加えた「晩白柚蜂蜜(648円)」など、特産品とのコラボ商品も。このほか、タオルやスマホケースなど普段使いにぴったりのアイテムや、お土産&プレゼントに喜ばれるものがたくさん揃っています。八代の旅の途中でぜひ立ち寄ってみましょう。
くまナンステーション

熊本県八代市本町一丁目10-36

https://kumanan-station.com/

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