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空気がうますぎ!元気になれる!南阿蘇エリアの4大深呼吸スポット+αの旅へ

熊本市の東側に位置し、福岡からも日帰りで楽しめる西原村、南阿蘇村、高森町、そして山都町。この南阿蘇エリアの4町村で今、注目されているのが、そこにいるだけで元気になれる、日々のストレスを一気に解放してくれると評判の4つの「深呼吸スポット」。今回はそれぞれのスポットを町村ごとに、そしてせっかく行くなら、深呼吸前後にぜひ寄ってほしいご当地ならではのランチやカフェ、さらにパワスポ情報もセットにしてご紹介します。

【西原村で深呼吸】マイナスイオン、森林浴など癒し環境満載の「白糸の滝」

数十万年前に火山岩が作り出した柱状節理の上を、白い大滝が流れ落ちる
まずは阿蘇熊本空港に程近い西原村。こちらの深呼吸スポットは、高さ約20mからまさに白糸のごとく、そして大迫力で流れ落ちる「白糸の滝」。
流れ落ちる滝の純白さはもちろん、心を穏やかにさせる滝の音やマイナスイオンたっぷりの滝しぶき、それらをやさしく包む心地よい森の香り、そして天から降り注ぐ優しい木洩れ陽など、まさに癒しのオンパレード。
さらにこの滝はパワースポットとしても評判で、滝の真正面にある大岩(お立ち岩)に立ち、両手を広げて深呼吸を3回すれば、滝からのパワーをより多く得ることができるとか。水量によっては水しぶきを全身に浴びることもありますが、より元気になりたい、パワーが欲しい!という方は、ぜひ、チャレンジを。
白糸の滝
住所: 熊本県阿蘇郡西原村大字河原字滝
電話:096-279-3111(西原村役場企画商工課)
開園:通年
白糸の滝

熊本県阿蘇郡西原村大字河原字滝

白糸の滝から車で約11分
白糸の滝ですっきりしたら、阿蘇が誇るブランド牛「阿蘇のあか牛」を食べて、さらに元気UP!おすすめは西原村で約80頭のあか牛を育てる松岡牧場の直営焼肉店「くまもと和ぎゅうまつおか」。
「熊本地震で被災した地元、さらに共に働く畜産農家を応援したい!」と2019年、西原村初のあか牛専門焼肉店をオープン。しかも使用する牛肉は自社牧場を含め、一頭買いした西原産あか牛のみと、まさに地産地消スタイル。数あるメニューの中でも大人気なのが、この一杯!
うちのあか牛丼1430円(味噌汁、漬物付き)
西原村産あか牛のモモ肉を使った特製ローストビーフが、アツアツの西原米ご飯の上に大輪の花を咲かせています!しかも火の入れ加減も絶妙で、阿蘇のあか牛の特徴である脂のあっさりさ、赤身の甘みをしっかり感じることができます!すりおろし玉ねぎとニンニク入りの特製ダレとの相性も抜群ですよ!
ほかにもランチでは「あか牛100%ハンバーグ」1530円やどの部位が出るかはお楽しみな「おまかせステーキ」1840円も人気。「うちのあか牛丼」をはじめ、いくつかのランチメニューはテイクアウトも可能です。
くまもと和ぎゅうまつおか
住所: 熊本県阿蘇郡西原村小森751
電話:096-234-7651
営業時間:11時~14時30分(14時LO)、17時~22時(21時LO)
定休日:水
くまもと和ぎゅうまつおか

熊本県阿蘇郡西原村小森751

「白糸の滝」から車で9分、「くまもと和ぎゅうまつおか」からは車で2分。店内のほか、ガーデンにもパラソル付きのテーブル席を用意
ランチ後のデザートは、わらび餅スイーツで人気の一軒家カフェ「菓の匠 蕨野」へ。
西原村の清らかな水にほれ込んだオーナーの光瀬さん。その良水と故郷の鹿児島県で縁のある徳之島産の黒糖を活かした、さまざまな手作りスイーツを製造販売。中でも力を入れているのは、西原村ではあまり馴染みがないと言われるわらび餅とそのアレンジメニュー。特に人気なのがこの2つ。
わらびもちドリンク(抹茶黒糖)500円、わらび餅ソフトクリーム (きな粉)600円
タピオカドリンクのように極太ストローで吸って、でもタピオカよりも柔らかくなめらか触感のわらび餅が入った「わらびもちドリンク」。抹茶黒蜜のほか、きな粉黒蜜、ミルクコーヒー味もあります。
「わらび餅ソフトクリーム」はきな粉、または抹茶味のわらび餅を濃厚な小国ジャージーソフトの上にトッピング。こちらは「コーヒーセット」も750円であります。
また、店内には直売コーナーも用意され、徳之島産黒糖のほか、その黒糖入りの手作り「サーターアンダギー」700円(5ヶ入)や、厚切りサツマイモ+たっぷり粒あんの分厚い「いきなり団子」150円なども評判です。
菓の匠 蕨野
住所:熊本県阿蘇郡西原村小森3063-1
電話:096-279-3009
営業時間:9時~17時
定休日:水曜
菓の匠 蕨野

熊本県阿蘇郡西原村小森3063-1

【南阿蘇村で深呼吸】緑の谷の先に阿蘇五岳!「鳥の小塚公園」

ドーンと阿蘇五岳!眼下には阿蘇カルデラがつくりだした「南郷谷」が広がる 写真提供:みなみあそ観光局
続いては西原村と隣接する南阿蘇村の深呼吸スポット「鳥の小塚(とりのこづか)公園」。場所は南阿蘇カントリークラブの西側、「免の石」登山道の入口前にあります。駐車スペースから遊歩道を下り、小高い丘を登っていくと、目の前にこの大パノラマが!
この絶景を前に思わず、感嘆のため息。その後に吸い込んだ空気のあまりのフレッシュさに、またも感嘆のため息。小高い丘を登ったからでしょうか、実にナチュラルに、そして心地よく、吸って吐いての深呼吸が楽しめます。
鳥の小塚公園は南外輪山の中腹にあるパワースポット「免の石」の展望所として整備されたところ。阿蘇五岳を背に南外輪山を見ると約500m先の中腹にぽっかり、縦40mほどの洞窟が見えます。ちなみにこの洞窟の内部から外を眺めると、“猫"の形に見えるそうです。この猫ちゃんの首のあたりに「天を舞う龍が産み落とした卵」との伝説を持ち、地元で「災いを免ずる」と崇められていた巨石「免の石」が挟まっていました。数万年間、落ちない石、ということで、受験や就職祈願のシンボルでもありましたが、2016年の熊本地震で惜しくも落下。しかし、落ちても砕けなかった免の石。我々にネバーギブアップ!の精神、さらにそのパワーを送っているのかも。
展望所内には巨石が挟まっていた時の姿を現すミニチュアの記念モニュメントがあるほか、願掛け用の絵馬所も。ちなみに絵馬は公園入口の小屋にて購入もできます(無人販売。数に限りあり)。
鳥の小塚公園
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰
電話: 0967-67-2222(南阿蘇観光案内所)
鳥の小塚公園

熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰

県道28号沿い、鳥の小塚公園から車で8分
さて鳥の小塚公園にて「免の石」パワーを得た後は、地元っ子が集う「万福小屋どんぶらこ」の人気たこ焼きで、さらにパワーチャージ!
「地元の方々が喜ぶお店を出したくて、村の皆さんに聞いてみたら『たこ焼き食べたい!』って声が多かったもんで」とオーナーの山口さん。元野菜の直売所だったかわいい小屋を利用して2017年、たこ焼きスタンドをオープン。南阿蘇村民が待ちわび、今のその期待に応えているたこ焼きがこちら!
大玉たこ焼き500円(8個入)
大玉の文字どおりのジャンボサイズ!注文してから焼くので、常に出来立てアツアツが味わえます。フーフーしてほおばると、カリッカリの表面と好対照に中はとろふわ、そこにぷりっぷりの大だこがごろり。大玉のほか、ネギマヨたこ焼、ピリ辛明太たこ焼き(各600円)もあり、ドリンク類では挽き立て入れたてのハンドドリップコーヒー(ホット、アイスとも350円)がおすすめです。
かつて野菜が並んでいた小屋内はソファやマンガ、雑誌なども置かれ、居心地のよいイートインスペースになっていますが、今も店頭では朝採れの南阿蘇野菜やフルーツ、さらに地元産の木炭などが販売。村人も観光客も気軽にひと息できて、しかも新鮮食材も買えちゃう。ちょっとした村の集会所みたいなお店ですよ。
「万福小屋どんぶらこ」
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰4510-4
電話:080-6452-0111
営業時間:10時~19時(18時30分LO)
定休日:木曜、第1・3水曜※祝日の場合は営業
「万福小屋どんぶらこ」

熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰4510-4

鳥の小塚公園から車で21分。大きないちご型の売店が目印
四季折々の野菜、果物が味わえる南阿蘇村ですが、冬~春のお楽しみといえば、やはりいちご! 3月に完成の新阿蘇大橋を望む「阿蘇いちご畑~木之内農園~」も5月中旬まで、減農薬栽培のいちご狩りが楽しめます、しかも、3種のいちごが時間制限なしで食べ放題!
自社農園でのいちご狩り体験が楽しめるほか、併設の売店では摘みたてのいちごパックやいちご、ブルーベリー、晩白柚などを使った手作りジャムなども販売しています。受付で受付を済ませたら、直売所の裏手にあるいちご畑にGO!
広大なハウス内に何列も、かがまずに摘める高設栽培のいちご畑がずらり。標高350mの阿蘇高原ならではの昼夜の寒暖差が、いちごもより甘く、赤く、引き締まった身に
甘み、酸味、風味、旨味がそろった4つ星級のおいしさの「四つ星」をはじめ、「ゆうべに」、「かおりの」、「こいみのり」などおいしさはもちろん、ネーミングもかわいい約6品種のいちごを、シーズンを通して栽培。いちご狩り体験ではその時期の最もおいしい3品種を、時間無制限でパクパクできるんです!
阿蘇の原野にあふれる山野草とあか牛の堆肥をバランスよく混ぜたこだわりの土と、阿蘇の山々からの清らかな流水で丹精込めて育てられたいちごたち。4月中旬~5月はいちご狩りも終盤戦で、入園料も最もリーズナブルな時期。これを逃したら、また会えるのは約7か月間後。しっかり食べ収めておきましょう。
阿蘇いちご畑~木之内農園~
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村立野203-1
電話:0967-68-0552
料金:いちご狩り中学生
以上1400円~1700円、小学生1000円~1800円、3歳~未就学児700円~1100円※時期により変動あり)
営業時間: 9時~17時
定休日:不定休、いちご狩りは12月中旬~5月中旬
http://www.kinouchifarm.com
阿蘇いちご畑~木之内農園~

熊本県阿蘇郡南阿蘇村立野203-1

http://www.kinouchifarm.com

【高森町で深呼吸】縁結びのパワスポ巨大杉「高森殿(どん)の杉」

2本とも樹齢400年以上。生態保護のため、柵内への侵入は不可
そして、南阿蘇村の東に広がる高森町。こちらの深呼吸スポットは南外輪山の中腹の牧野にあります。実はここ、某有名俳優夫婦を誕生させたという実績を持つ、縁結びのパワースポット。約6台収容の駐車場から細い道を進むこと約5分、2つの巨大杉が目の前に登場。その名も「高森殿の杉」。
一方は炎のように四方八方に激しく枝を伸ばし、それとは対照にもう一方は大地にどっしりとらえ、4分岐の幹を天に向かって真っすぐと。並びあう2本の姿はまさに動と静、太陽と月、マンガ「北斗の拳」の世界で言えば、ラオウとトキ。まさにベストコンビ、最強のふたり、という姿を現しているかのよう。
冒頭でご紹介の某人気女優さんもこの地を訪れ、2本のパワーを得たところ、すぐに某俳優とゴールイン。結婚後、特に旦那様の活躍が目覚しく、炎の枝の巨大杉の如く、熱く激しいセリフをまくしたてるあのドラマにも…。
ちなみに中世の頃、この一帯は高森氏なる武家が治めていたそうです。戦国時代になると、薩摩島津氏に攻め入れられ、高森城主・伊予守惟直(いよのかみこれなお)とその側近が、この巨大杉のたもとで自決。そこから「高森殿の杉」という名が付いたそうです。
高森殿の杉
住所:熊本県阿蘇郡高森町3341-1
電話:0967-62-2913(高森町役場 政策推進課 商工観光係)
入場:自由見学
高森殿の杉

熊本県阿蘇郡高森町3341-1

高森殿の杉から車で8分。参道の途中にある二の鳥居がアニメの舞台に
実は高森町にはもう1つ、パワースポットがあります。それが「上色見熊野座神社(かみしきみくまのいますじんじゃ)」。2011年制作のアニメ映画「蛍火の杜へ」の舞台にもなったことで、アニメファンの聖地になってもいるとか。近年は、〝映え神社“としてSNS上でバズってもいるようです。
色見郵便局と道を挟む一の鳥居を境に、空気が一変!鬱蒼とした杉林と苔むした約100基の石灯篭に囲まれた長い参道を進むにつれ、神秘的な雰囲気が増し、特に上の二の鳥居あたりはまさに異次元の世界!SNS上に多くアップさているのもこの場面です。
ここから約100段の石段を上った先が拝殿。縁結びと商売繁盛のご利益があるそうです。長い道のりでしたが、この拝殿で踵を返してはいけません!さらにこの上に、パワースポット「穿戸磐(うげどいわ)」があるんです!
拝殿の左側の遊歩道をくねくねと登ること約10分で「穿戸磐」に到着
阿蘇の開拓神・健磐龍命(たけいわたつのみこと)の家来・鬼八法師が蹴破ってできたとの伝説を持つ、縦横10mの大風穴。巨大な岩山を貫いたこの穴に立てば、どんな困難な目標も到達できる強いパワーがもらえる、と言われています。
拝殿までの約260段の石段+上り坂と、なかなかしんどいですけど、その分、得られるご縁とパワーは絶大なはず。頑張って行ってみてください。
上色見熊野座神社
住所:熊本県阿蘇郡高森町上色見町2619
電話:0967-62-2913(高森町役場 政策推進課 商工観光係)
上色見熊野座神社

熊本県阿蘇郡高森町上色見町2619

「上色見熊野座神社」の一の鳥居から徒歩1分、「高森殿の杉」から車で8分
歴史ある「高森殿の杉」や「上色見熊野座神社」を堪能した後は、お昼も高森町が誇る伝統の味、高森田楽を。おすすめは昔ながらの味を忠実に守り続ける「高森田楽保存会」。
郷土料理として700年~800年ほど前から食べられていた田楽。この伝統の味を守るべく、1950年代、このお店の初代が地元の里芋「鶴の子芋」での田楽を広める「高森田楽を保存する会」を発足。さらなる普及を目的に1960年、明治時代に診療所であった建物を利用し、会の名を省略した現在の名称で店舗をオープン。
現在、町内には田楽料理を出すお店がいくつもあり、中にはゲスト自らが食材に味噌を塗って焼くところも。しかし、こちらのお店は熟練スタッフが囲炉裏端付きのテーブルに赴き、串に刺さった高森産食材に自家製の田楽味噌を丁寧に塗り、炭火が効率よく当たる位置に串をびしっ!と突き立てて、田楽焼きをしっかりサポート。ゲストは先に出される生揚げを味わいながら、次のような形で、焼き上がりを待ちます。
3種の田楽が味わえる高森田楽コース2390円(写真は2人前)
炭火焼で味わうのは鶴の子芋、こんにゃくと山菜、お豆腐の田楽、そして山女魚の塩焼き、さらに生姜醤油と田楽味噌で味わう生揚げと具沢山な山菜だんご汁、とうきびご飯に香の物という豪華ラインナップ。田楽料理はもちろん、新鮮な山女魚の塩焼きのホクホクさとジューシーさも感涙ものです。また、秘伝の田楽味噌は570円にて販売も。高森町の伝統の味をご自宅で楽しみながら、その保存にもご協力を。
「高森田楽保存会」
住所:熊本県阿蘇郡高森町上色見2639
電話:0967-62-0234
営業時間:4月~5月、8月~11月は11時~17時LO、6月~7月、12月~3月は11時~16時LO、GWとお盆は10時~17時LO※変更の場合、大雨や大雪注意報等の天候次第でお店を早めにしめる日もあり。要問合せ
定休日:1月~3月、6月、7月の第3火曜。連休の場合
高森田楽保存会

熊本県阿蘇郡高森町上色見2639

https://dengaku-hozonkai.com/

【山都町で深呼吸】水面に移る逆さアーチも見事な通潤橋

橋長75.6m、高さ20.2m、アーチの半径は27.6m。昭和35(1960)年には国の重要文化財にも指定
さて、南阿蘇エリア4町村のラストを飾るのは、南外輪山の外側に広がる山都町。深呼吸スポットは町のそのシンボルともいえる日本最大のアーチ式水路橋「通潤橋(つうじゅんきょう)」。
嘉永7(1854)年、水不足に悩む白糸台地にも水を送るため、矢部の惣庄屋・布田保之助が中心となり、この石造りの水路橋を建造。今も、橋の南側に広がる白糸台地の水田を潤しています。
快晴時には五老ケ滝川に映し出される逆さアーチも楽しめますが、通潤橋のお楽しみといえば、やはり橋の中央から噴出するダイナミックな放水シーン。実は2016年の熊本地震、さらに2018年の豪雨被害により、長らく放水をストップしていましたが、2020年7月より放水再開。GW明け~7月中旬までは農地灌漑、12月~3月は凍結防止のため放水を中止していますが、それ以外は土日祝を中心に1日1回(13時)、または1日2回(11時、13時)の約15分間、迫力の放水シーンを楽しめます。以下のHPでは放水日カレンダーもUPしているので、お出かけ前にぜひ、ご確認を。
通潤橋
住所:熊本県上益城郡山都町長原
電話:0967-72-3855(一般社団法人 山都町観光協会)
http://kumamotoyamatotour.wixsite.com/mysite/blank-4
通潤橋

熊本県上益城郡山都町長原

http://kumamotoyamatotour.wixsite.com/mysite/blank-4

通潤橋から車で17分
通潤橋での深呼吸した後は、可愛い一軒家カフェやこだわりベーカリーを訪ねてみませんか?まずは鮮やかな水色の外観が特徴の一軒家カフェ「穀物屋総本店 Food Cafe Cerealya (シリアルヤ)」へ。
2017年、隣接するガソリンスタンドの旧事務所を改装しオープン。店名の〝穀物=Cereal"が示す通り、自慢は山都町清和地区のお米を使って1枚1枚手焼きで作る米せんべい120円。さらに清和地区の特産である高原育ちの濃厚トマトを活かした特製ボロネーズパスタをはじめ、多彩なランチも用意。
ボロネーゼ800円(地元野菜のサラダ付)。奥の焼きカレーもサラダ付きで800円
地元産トマトのほか、チーズもたっぷり入った特製のボロネーズソースは実に濃厚。パスタと人気を2分する焼きカレーも、雑穀入りの清和米ごはんで味わうCerealyaならではの逸品。
青を基調とした店内は一人でも気軽に利用できるカウンター席のほか、ゆったり座れるソファ席、大人数が利用できるパーティールームも用意。レジ前に並ぶテイクアウト用の多彩なコッペパンサンド(150円~)も要チェックです。
穀物屋総本店 Food Cafe Cerealya
住所:熊本県上益城郡山都町大平70-1
電話:0967-72-9300
営業時間:11時~18時(17時LO)
定休日:不定
Kokumotsuya.net
穀物屋総本店 Food Cafe Cerealya

熊本県上益城郡山都町大平70-1

http://kokumotsuya.net/

通潤橋からは車で22分、ログハウス風の建物が目印
そして、「穀物屋総本店 Food Cafe Cerealya」前の国道218号を東へ5分進んだ先にあるのが、「パン工房ヤマGEN」。
関東で長く自然派食品のお仕事をしていたオーナーの山元(やまもと)さん。そのお名前をもとにした店名で、今から28年前、この地にパン工房をオープン。以来、有機レーズンを自家培養した天然酵母、九州産の小麦、天草の塩、高千穂バターなど山元さん厳選の素材を用い、無添加無着色のパンや焼き菓子、地元の旬食材を生かしたジャムなどを製造販売しています。
カンパーニュやブドウパン、ピタパンなど約10種類のパンがズラリ
多彩なスコーンやマロンパイなど、焼き菓子系も約10種類。特に山都町の特産フルーツ・ブルーベリー入りのスコーンやタルトが大人気。
店内には山元さんセレクトの無添加食材や調味料、無添加せっけんなどの生活雑貨コーナーがあるほか、お隣には山元さんの息子さんが営み、世界各国の家庭料理が味わえるカフェ「STOCK」も。パン工房で購入したパンはここでイートインもOKで、逆にカフェで評判の自家製チュニジア辛口調味料「ハリッサ」770円なども、パン工房で販売。ピタパンとの相性も抜群の逸品なので、そちらも要チェックを。
パン工房ヤマGEN
住所:熊本県上益城郡山都町大野332-1
電話:0967-83-1021
営業:10時~17時
定休日:月曜、火曜
http://yamagenpan.com
ということで、南阿蘇エリア4町村にある4大深呼吸スポットとその近隣で楽しめるグルメ&パワスポ情報でした。週末ごとに各町村に深呼吸しに行くもよし、4町村間は車で10分~30分で行き来できるので、頑張って1日で全深呼吸スポット制覇するもよし。 「最近、ため息が多くなってきたな~」と思ったら我慢せず、気軽にさくっと、南阿蘇エリアに行って、大きく息をス~ッ!、そしてハ~ッ!
パン工房ヤマGEN

熊本県上益城郡山都町大野332-1

http://yamagenpan.com

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