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【完全保存版】鹿児島県に旅行に行くなら必ず押さえておきたい観光スポット&テーマパーク13選&人気グルメ5選(最終更新日時11月1日)

九州の最南端に位置し、温暖な気候に恵まれ、海、山、島、火山と多彩な自然が共存する魅力あふれる「鹿児島県」。その豊かな自然から育まれた「食」や、日本の変化に多大な影響を与えた「歴史」、そこから生まれ現代に引き継がれている「伝統的工芸品」の数々は、人の心を魅了し続けています。今回、そんな鹿児島県を訪れた際に必ず押さえておきたい人気スポットやご当地グルメを紹介します。

地球の鼓動が脈々と息づく・・・鹿児島のシンボル「桜島」

2004年に桜島で開催された「桜島オールナイトコンサート」を記念して整備された赤水展望広場「叫びの肖像」。桜島の溶岩で作られた力強い像は常に桜島を見つめている
「鹿児島と聞いて思い浮かべるのは?」と聞かれたら、ほとんどの方が「錦江湾に浮かぶ雄大な桜島」を連想するのではないでしょうか?また桜島は、鹿児島県における人々の生活や産業などに様々な影響を与えています。

桜島は高さ1,117m(北岳・御岳)、面積約80km²、周囲約52km。北岳・南岳の2つの主峰から成る複合火山です。約26,000年前に誕生し、17回の大噴火を繰り返してきました。以前はその名の通り「島」でしたが、1914年の大正噴火で流れた溶岩によって海峡が埋め立てられ、大隅半島の一部となりました。現在も毎日のように小規模な噴火を繰り返しています。

桜島の名前の由来は諸説ありますが、「鹿児島で広く祭られている『コノハナサクヤ姫』に因んだ『サクヤ島』が変化したもの」「江戸時代に『文明の大噴火』が起きた際、高く伸びた噴煙が桜の木に、落ちてくる軽石や火山灰が海に浮かび、まるで桜の花びらの絨毯の様に見えた」などありますが、どれが正確なものかは定かではないとされます。
活火山として知られる桜島ですが県庁所在地である鹿児島市に位置し、鹿児島市役所から直線距離で5㎞圏内、島内には約3,500名が生活されています。また桜島の土壌、温暖な気候や周囲を海に囲まれた気候を活かして作られる「世界一大きい」大根「桜島大根」、「世界一小さい」みかん「桜島小みかん」は共にギネス記録にも認定されています。

そんな桜島への身近なアクセス手段が鹿児島市内と桜島をおよそ15分で結ぶ「桜島フェリー」。通勤、通学の足として一日24時間、日中は15~20分おきに運航されています。フェリーが徐々に桜島に近づく際、その雄大さを感じられる事、間違いありません。さらに島内、県内各地で「桜島」を一望できるビュースポットが無数あり、それぞれ違う表情の桜島を望む事が可能です。桜島の様々な情報を知りたい場合は、フェリー乗り場から徒歩圏内にある「桜島ビジターセンター」がおすすめです。
施設名 火山のミニ博物館 桜島ビジターセンター
住所 鹿児島市桜島横山町1722-29
電話番号 099-293-2443
営業時間 9:00~17:00(年中無休)
ホームページ http://www.sakurajima.gr.jp/svc/
桜島

鹿児島県鹿児島市桜島

https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10578/

霧島や指宿だけじゃない、県庁所在地の源泉数日本一!鹿児島市内の日帰り温泉

錦江湾や鹿児島市の街並み、桜島フェリーが航行する様子を見ながら、地下1000mから湧出するナトリウム塩化物泉の柔らかな湯を存分に堪能出来る。
鹿児島県は人気温泉地「霧島温泉郷」「指宿温泉」をはじめ、離島を含む県内各所に秘湯、名湯は多々ありますが、実は源泉数が県庁所在地で日本一(270ヶ所以上)の「鹿児島市」も隠れた温泉スポットなのです。

鹿児島市内には40軒を超える立ち寄り入浴施設や銭湯が存在し、そのほとんどが温泉です。塩化物泉、炭酸水素塩泉、アルカリ性単純泉など泉質も多岐に渡り、様々な効能があるとされます。西南戦争において西郷隆盛が最後まで薩軍の指揮を執っていた城山洞窟近くの「城山長寿泉」、JR鹿児島中央駅からほど近い「みょうばんの湯」など旅の計画や訪問スポットに合わせて近場の入浴施設を事前に調べておく事をおすすめします。また市内の温泉は保健所から「飲泉」を認められた「飲む温泉」を備える施設もあり、様々な飲用効果があるとされます(飲用時の注意書き等を良く読み、ご利用下さい)。

町中にある銭湯も多く、文字通り「ご近所さん」と温泉に浸かり、その日の出来事を話しあうなど、古くから地域の交流の場なのだとか。もちろん、温泉を楽しみたい観光客の方も気軽に利用可能。

おすすめは、鹿児島市内からフェリーで約15分、桜島港から徒歩約8分の「国民宿舎レインボー桜島」の「桜島マグマ温泉」。地下1,000mから湧き出る良質のナトリウム塩化物泉に浸かりながら、錦江湾を航行する桜島フェリーや対岸の鹿児島市の街並みを眺望出来ます。
施設名 国民宿舎レインボー桜島
住所 鹿児島県鹿児島市 桜島横山町1722‐16
電話 099-293-2323
料金 大人390円 小人150円/家族風呂1100円(1時間利用 要予約)
営業時間 10:00~22:00(毎週水曜は施設清掃の為13:00~22:00)
ホームページ https://www.qkamura-s.com/sakurajima/
施設名 城山長寿泉                
電話 099-225-1812
営業時間 10:00~22:00
施設名 みょうばんの湯             
電話 099-298-1001
営業時間 6:00~22:00
国民宿舎レインボー桜島

鹿児島県鹿児島市桜島横山町1722‐16

https://www.qkamura-s.com/sakurajima/

約800種1万点の海の生き物が展示!九州最大級のスケール「いおワールドかごしま水族館」

世界最大の魚類ジンベエザメの「ユウユウ」やカツオ・マグロなどが群泳する黒潮大水槽。水族館内には、鹿児島の海の生きものを中心に約500種3万点が展示されています。
鹿児島のシンボル「桜島」を望むロケーション、鹿児島の海の生き物を中心に約800種1万点が展示される九州最大級の水族館です。

正面入り口からエントランスホールを抜け、2階へ向かうと、正面には水族館の目玉でもある「黒潮大水槽」が。水族館の中で最大の水槽は、1500立方メートルの水量を誇り、九州での展示はここだけ!世界最大の魚類ジンベエザメ「ユウユウ」や、マグロやカツオなど黒潮の流れに乗って回遊する魚を観覧できます(いおワールドでは定置網に入ったジンベエザメを5.5メートルになるまで飼育、成育後に海へと帰しているそうです)。現在のジンベエザメは10代目「ユウユウ」として、多くの来館者を喜ばせています。

他にも、鹿児島県の南西諸島に生息する海の生き物たちの展示(2F)や、幻想的なクラゲ回廊や鹿児島の深海(3F)、錦江湾を中心とした生き物たちの展示(4F)など見どころ満載。館内のイルカプールで開催される「いるかの時間」は、知ってそうで知らないイルカの生態について学びながら、観客も一緒に楽しめるイベントとして大人気!他にも「青空イルカウォッチング」や「あざらしの時間」など、常設イベントも豊富。

館内を散策後は、2F「水族館の果実堂」で水族館オリジナル「海色フルーツパフェ」「海色フロート」や軽食でほっと一息。1F「アミューズメントショップ」では、限定キーホルダーや「オリジナル ねむねむジンベエ抱き枕」などここだけでしか手に入らないグッズが多数揃います。
施設名 いおワールド かごしま水族館
住所 鹿児島県鹿児島市本港新町3-1
電話 099-226-2233
料金 大人1500円 小人(小・中学生)750円 幼児(4歳以上)350円
※20名以上の団体 大人1200円 小人600円 幼児280円
営業時間 9:30~18:00(入館は17:00まで)
※ゴールデンウィーク、夏休み期間の土日祝日、お盆などは21:00まで開館する『夜の水族館』を開催
休館日 12月の第1月曜日から4日間 ※年末・年始は通常通り営業
ホームページ http://ioworld.jp/
いおワールド かごしま水族館

鹿児島県鹿児島市本港新町3-1

http://ioworld.jp/

霧島の雄大な景観をキャンバスに、国内外の著名アーティストの作品が揃う日本屈指の野外美術館「鹿児島県霧島アートの森」

二十点を超える野外展示は、国内外の有名アーティストの作品が揃う。美術館入口「草間彌生」氏の作品「シャングリラの華」は不老不死の桃源郷に色あざやかに咲きほこる花がテーマで,生命・魂・希望を表しています。
霧島連山の西、栗野岳の標高約700メートルの高原に2000年にオープンした、霧島地域の自然を活かしつつ、芸術性の高いアート作品を配置した野外美術館・鹿児島県霧島アートの森。

広大な園内には、国内外の著名な作家たちによる大小さまざまのユニークな作品23点が展示されています。日本を代表する芸術家「草間彌生」氏の作品をはじめ、個性的な作品を目にすると思わず立ち止まりたくなります。

石や鉄・プラスチックなど、いろいろな素材でつくられたこれらの作品は、もともとの地形や樹木を生かしてバランスよく展示されています。約2Kmの園路を散策しながら、じかに手でふれたり座ったりして鑑賞できるようになっており、朝夕、春夏秋冬で違った作品の顔を見れます。スマートフォンや一眼レフを構え、思い思いの角度であなただけの一枚を撮ってみるのも良いかも(野外展示作品の撮影は可能)。

また、美術館受付と屋内展示エリアを兼ねるスマートな外観のアートホールでは季節ごとに様々な企画展が催され、常設展示とは違う様々なアーティストの作品を鑑賞出来ます。またホール内には同じく「草間彌生」氏の作品「赤い靴」も常設にて展示されています(撮影可能)。天気が良い日は桜島を遠望でき、周辺の霧島連山を含め自然が造ったアートとして、ホール階段から野外アートの横に入るように設計されています。アートホール内には「CAFE&SHOPアートの森」が併設され、野外展示を見ながらゆっくりとコーヒー、軽食が楽しめます。

溝辺鹿児島空港ICから車で約40分、黒豚や黒牛など美味しい食事をした後は、運動も兼ねて園内を散策しながら多くの「アート」に触れ、帰りに温泉に入りながら作品の余韻に浸る・・・なんて素敵じゃないでしょうか?
施設名 鹿児島県霧島アートの森
住所 鹿児島県姶良郡湧水町木場6340-220
電話 0995-74-5945
料金 一般320円 高校生210円 小中学生150円 幼児無料(20名以上の団体料金は別途問い合わせ)
営業時間 9:00~17:00(16:30最終入館)
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌火曜)、年末年始(12月29日~1月3日)、メンテナンス(2月14~21日)
ホームページ https://open-air-museum.org/
霧島アートの森

鹿児島県姶良郡湧水町木場6340番地220

https://open-air-museum.org/

「天孫降臨」の地に祀られた、日本屈指の歴史を誇る「霧島神宮」

朱塗りの大鳥居から社殿へ続く参道は静謐な雰囲気を醸し出している。早朝から観光客だけでなく、地元の人々が参拝に訪れ、日々の暮らしの安寧を祈念しています。
九州を代表する人気観光地「霧島」は、豊富な湯量と多様な泉質を誇る複数の温泉郷、日本初の国立公園に選定された豊かな自然、そして古事記および日本書紀にも記された「天孫降臨」の地であり、幕末の日本をリードした坂本龍馬や西郷隆盛が逗留した、歴史ある土地でもあります。

そんな霧島屈指の観光スポットである「霧島神宮」は、日本建国神話の主人公である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が祀られ、6世紀創建と日本有数の歴史を誇る神社。当初、本宮は高千穂峰と御鉢「噴火口」との中間、脊門丘に奉られていましたが、幾たびかの霧島山の噴火により焼失と再建を繰り返し、島津家21代当主の島津吉貴公により、1715年に現在の御社殿が建立・寄進されました。建築から300年を超えてもなお壮麗な朱塗りの本殿、拝殿などが軒を連ね、年間100万人を超える参拝客が訪れます。

境内は四季折々の花と紅葉の名所で、桜は3月下旬~4月上旬、ミヤマキリシマが5月上旬、紅葉は11月下旬ごろまでが見頃です。また神宮周辺に伝わる「霧島七不思議」や、「君が代」の歌詞にある「さざれ石」が存在するなど、パワースポットとしても見どころが満載。神宮では年間100を超える様々な祭事が行われ、中でも元旦と2月11日に本殿で奉納される「霧島九面太鼓」は、勇壮な郷土芸能として県内外から訪れる参拝、観光客の注目を集めています。

なお霧島神宮から車で30分圏内には、良質な温泉や鹿児島名物の食事を楽しめる多くの旅館やホテルが、また黒豚や黒牛、鹿児島の海の幸を食せる飲食店もあり、神宮への参拝を含む霧島の旅の拠点としておすすめです。
施設名 霧島神宮
住所 鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
電話 0995-57-0001
営業時間 8:00~17:30(授与所)
ホームページ https://kirishimajingu.or.jp/

◆霧島観光に関する主な問い合わせ先
公益社団法人 霧島市観光協会
公式URL:https://kirishimakankou.com/
住所:〒899-6603 鹿児島県霧島市牧園町高千穂3878-114
電話番号:0995-78-2115

霧島神宮

鹿児島県霧島市霧島田口2608-5

https://kirishimajingu.or.jp/

「薩摩富士」の異名を持つ薩摩半島のシンボル・開聞岳と竜宮伝説発祥の地「長崎鼻」

2018年に「恋する灯台」に認定された「薩摩長崎鼻灯台」横に設置されたハートのモニュメント。夫婦、カップルだけでなくご家族や仲の良い友人同士で一緒に写真を撮ってみよう
鹿児島県の薩摩半島の最南端に位置し、標高が924mで日本百名山の一つ。別名薩摩富士とも呼ばれ、まさに指宿のシンボルと言うにふさわしい美しい山です。指宿市、南九州市、枕崎市の沿岸部をはじめ、好天の日は薩摩半島の内陸部、桜島や薩摩半島と海を隔てた大隅半島の内海側からもその雄姿を望めます。
ゆるやかならせん状の登山道は,老若男女を問わず親しみやすく、トレッキングに最適なコース。山頂から望む大パノラマは圧巻で、桜島、霧島、屋久島など鹿児島の観光名所を一度にその視界に収める事が出来ます。

開聞岳を望むスポットは多々ありますが、中でもおすすめは薩摩半島の最南端に突き出た「長崎鼻」と呼ばれる岬から眺める風景。突端には「薩摩長崎鼻灯台」があり、切り立った岩肌が露出した岬に立つと思わず刑事ドラマのラストを思い出してしまうくらいの良ロケーション(笑)。灯台は日本ロマンチスト協会が展開している「恋する灯台プロジェクト」において、鹿児島県内で初めて「恋する灯台」に認定され、途中に設置されたハート形のモニュメントと合わせて絶好の「映えスポット」とされます。

また、岬への入り口には龍宮神社が祀られています。この地は竜宮伝説発祥の地との言い伝えがあり、豊玉姫(乙姫様)が祀られています。一帯の砂浜にはウミガメの産卵スポットがある事から、浦島太郎がカメを助け、お礼に連れられた竜宮城で乙姫様と出会ったという昔話に繋がるという説(諸説あり)もあるとか。こちらの神社は海辺に鎮座している為か絵馬ならぬ「絵貝」があり、その伝承から縁結びのご利益があるパワースポットとして知られます。

長崎鼻
住所:〒891-0513 鹿児島県指宿市山川岡児ヶ水長崎鼻
竜宮神社
住所:〒891-0513 鹿児島県指宿市山川岡児ヶ水1581-34

◆指宿観光に関する主な問い合わせ先
公益社団法人 指宿市観光協会
公式HP:https://www.ibusuki.or.jp/
住所:〒891-0405 鹿児島県指宿市湊二丁目5番33号
電話番号:0993-22-3252

長崎鼻

鹿児島県指宿市山川岡児ヶ水長崎鼻

https://www.ibusuki.or.jp/tourism/view/nagasakibana/

人気観光地・指宿が誇る「絶景露天風呂」×「人気の砂蒸し風呂」

南国の太陽の下、効能豊かなナトリウム・塩化物泉に浸かり、潮騒の音を聞きながら夢見心地に…
目の前には東シナ海と薩摩富士の絶景。Tripadvisor「行ってよかった!日帰り温泉&スパ」部門で、4年連続5回目の1位。様々なメディアにも紹介された、指宿を代表する絶景露天風呂「ヘルシーランド露天風呂 たまて箱温泉」では、大海原と開聞岳を一望できる和風露天風呂、奇岩「竹山」と「俣川洲(マタゴシ)」を望む洋風露天風呂があり、湯船の縁から海に浮かんでいるような爽快な気分を味わえます。(奇数日と偶数日で男女で利用可能な露天風呂の入れ替えあり)。

また、指宿名物ともいえる「砂蒸し」を体験出来る「山川砂むし温泉 砂湯里~さゆり~」では、伏目海岸の砂浜から吹き上がる蒸気を活かし、砂を浅く掘った個所に体を横たえ、係の人が慣れた手つきで上から砂を掛けたら天然のサウナが出来上がり。入浴中、目を瞑れば波の音と潮の香りが鼻孔をくすぐり、何とも言えない気分を味わいつつ、被せた砂の圧力と、背中から湧き出す蒸気で身体の芯から温まり、10~15分程度で全身から汗が吹き出します。効能は関節炎や肩コリ、腰痛、冷え症などとされ、砂から上がり、内湯で入浴した後は体が軽くなったような爽快感を覚える事間違いなし!

絶景温泉と砂蒸しを堪能し、お腹が空いたら隣接するレストラン「地熱の里」で、名物「鰹たたき」「鰹あぶり」定食や「地熱御膳」など豊富なメニューが味わえます。

ヘルシーランド
住所:鹿児島県指宿市山川福元3292
公式URL:http://ppp.seika-spc.co.jp/healthy/

露天風呂「たまて箱温泉」
営業時間:9:30~19:30(受付 16:30まで)
店休日:年中無休※臨時休館あり
入浴料:大人510円 小学生以下260円
電話番号:0993-35-3577
山川砂蒸し温泉「砂湯里~さゆり~」
営業時間:9:00~17:30(受付 19:00まで)
店休日:毎週木曜日※祝祭日の場合は翌日
入浴料:大人830円 小学生以下620円 
電話番号:0993-35-2669
レストラン「地熱の里」
営業時間:営業時間:11:00~15:00(オーダーストップ14:30)※金土日祝日のみ夜営業 17:00~21:00(オーダーストップ20:15)
店休日:毎週火曜日
電話番号:0993-35-3434

ヘルシーランド 露天風呂「たまて箱温泉」

鹿児島県指宿市山川福元3292

http://ppp.seika-spc.co.jp/healthy/

日本の未来を信じて命を散らせた若者達の真実の記録から平和を考える「知覧特攻平和会館」

平和会館入口ホール横に展示された日本海軍が誇る「零式艦上戦闘機(五十二丙型)」。三十年以上も海中に沈んでいた為に機体の状態はボロボロですが、座席や機首のプロペラ、主翼部分から往時の状況がしのばれます。
鹿児島県南九州市知覧は、太平洋戦争末期、旧陸軍の特攻基地が置かれた町です。この特攻平和会館は、その当時、人類史上類のない爆装した飛行機もろとも肉弾となり敵艦に体当たりした陸軍特別攻撃隊員の遺影、遺品、記録等貴重な資料が収集・保存・展示されており、当時の真情を後世に正しく伝え、世界恒久の平和に寄与する事、二度と悲劇が繰り返されぬよう、戦争の悲惨さ、平和・命の尊さを教えてくれる施設です。

館内には、この地から特攻に飛び立った隊員たちの肖像や遺品、記録が展示され、家族や親しい人への手紙などから当時の彼らの心境を慮る事が出来ます。身近な人を特攻隊員として見送った語り部の講話、また「銃後」と言われる戦争に家族を送り出した後の国内の状況、西南戦争から太平洋戦争に至るまでの明治~昭和期の近代戦史など、特攻という戦法に日本軍が至るまでの背景の一端を感じとれるかもしれません。日本側の視点だけでなく、実際に特攻を受けた米軍側の記録も展示されるなど、幅広い視点で「戦争」と「平和」を考える資料も充実。

平和会館の周辺には飛行場跡地の戦争遺構があり、「三角兵舎跡」「一式戦闘機『隼(はやぶさ)』」「飛行場の門柱」や、戦争で亡くなった方達を慰める「特攻平和観音堂」や「特攻の母」鳥濱トメさんが建立した石灯篭(鳥濱トメの灯ろう)などを見る事が出来ます。

平和会館を見学後は、施設から車で約5分にある「知覧武家屋敷庭園」を散策。島津分家の佐多氏が治めた武家屋敷が軒を連ね、当時の景観を忍ばせます。歩きながら少し小腹が空いたら武家屋敷内にある「川口茶舗」で名物の知覧茶と鹿児島の郷土菓子の一つ「あくまき」のセットなど、地元の甘味も楽しめます。
施設名 知覧特攻平和会館
住所 鹿児島県南九州市知覧町郡17881
電話 0993-83-2525
料金 大人500円 小人300円(30名以上の団体 大人400円 小人240円)※小人は中学生以下小学生以上
営業時間 9時~17時(入館16:30迄)
ホームページ https://www.chiran-tokkou.jp/
知覧特攻平和会館

鹿児島県南九州市知覧町郡17881

https://www.chiran-tokkou.jp/

鹿児島初のアクティビティも体験できる!知られざる大隅半島の秘境「猿ヶ城渓谷」

白い花崗岩と、渓流沿いに映り込む深緑とのコントラストが神秘的な猿ヶ城渓谷。隣接の「森の駅たるみず」から申し込める体験プログラム「キャニオニング」「シャワークライミング」でよりこの自然を満喫できます。
大隅半島の玄関口・垂水市にある猿ヶ城渓谷は、県立自然公園とおおすみ自然休養林に指定される「高隈連山」の麓に位置する知られざる秘境です。自然豊かな渓谷には清冽な水が流れ落ち、花崗岩の奇岩・巨岩が連なり、降り注ぐ緑と水から生み出されるマイナスイオンのシャワーに爽快感を覚えます。

猿ヶ城渓谷に隣接する「森の駅たるみず」は、渓谷で過ごす時間をより満喫するための拠点。敷地内にはオールシーズン対応型の温泉付きコテージやオートキャンプ場、集団での長期合宿なども可能な調理・加工室、会議室なども備わります。様々な体験型のメニューも用意され、猿ヶ城渓谷の自然を存分に堪能できるキャニオニング(夏季7~9月限定)やシャワークライミング、ニジマス釣りにバームクーヘン作りなどが楽しめます。運が良ければ森の駅たるみずの公式ゆるキャラ、神秘に包まれた森の妖精「がんちゃん」に出会えるかも…。

近隣には「猿ヶ城ラドン温泉」もあり、アクティビティ後の疲れを効能豊かなラドン温泉、硫黄泉で癒せます。
また垂水市には桜島を望む足湯や入浴施設をそなえる「道の駅たるみず 湯っ足り館(ゆったりかん)」、錦江湾と開聞岳を遠望する絶景を楽しめる「道の駅たるみずはまびら たるたるぱあく」と2つの道の駅があり、美味しい魚介料理や、垂水や大隅半島の地産地消のお土産品も揃います。

豊かな海産物を誇る鹿児島県において「カンパチ」の養殖生産高日本一を誇る垂水市でのお食事は、天然ものに勝るとも劣らないカンパチ料理がおすすめ。海潟漁港に隣接する「味処 海の桜勘」で提供される、新鮮な魚介類を使った丼や骨まで軟らかいアラ煮など、食通もうなる海の幸を是非味わってみて下さい。
施設名 猿ヶ城渓谷 森の駅たるみず
住所 鹿児島県垂水市新御堂1344-1
電話 0994-32-9601
料金
(コテージ宿泊)
一棟15,500円~
※5名まで(6名以降1名毎に1500円追加、最大10名まで)
料金
(オートキャンプ場)
1区画4,000円~
料金
(体験メニュー)
キャニオニング大人6000円、小学生(3年生以下は利用不可)以下5000円、
バームクーヘン作り体験 1本2000円~(2本以上から受付可)
ホームページ http://sarugajyo.jp/index.html
猿ヶ城渓谷 森の駅たるみず

鹿児島県垂水市新御堂1344-1

http://sarugajyo.jp/index.html

北薩・出水平野で見られる冬季限定の風景。一万羽を超えるツルが越冬する光景は圧巻!

毎年11月頃からシベリアから国の「特別天然記念物」に指定されるツルの第一陣が渡来。ナベヅルやマナヅルなど、出水平野で約一万羽を超えるツルが3月頃まで越冬します。
熊本県との県境に位置する鹿児島県出水市。九州新幹線の乗車駅があり、観光牛車で巡る日本最大級の武家屋敷群、日本一古い禅寺、日本一大きい大鈴や大地蔵など、他にはない観光スポットが揃います。

中でも「日本最大のツルの渡来地」として、毎年10月中旬から12月頃にかけて、1万羽を超えるツルが越冬のためシベリアから渡来し、3月頃まで出水平野に滞留します。その渡来数と種類の多さは日本一で、「鹿児島県のツル及びその渡来地」として国の特別天然記念物にも指定されています。出水のツルは主にナベヅルとマナヅルを中心に、クロヅル、ソデグロヅルやアネハヅルなど数年に一度渡来するものを合わせると、7種類のツルが渡来。24年連続で1万羽以上の羽数が確認され、これだけの数が人里近くで越冬するのは世界中でも出水平野だけと言われており、田んぼにいる親子連れのツルや大空を舞うツルは圧巻です。

渡来するツルを見るなら、ツルのねぐらとなっている干拓地の目の前に建つ「出水市ツル観察センター(2021年11月リニューアルオープン)」がおすすめ。 2階の展望所や屋上からツルの様子を観察しながら、ツル渡来地について学ぶことができます。館内には休憩スペースやお土産店もあり、ツルを観察する合間にお買い物も可能。また、ツルについてさらに詳しく知りたい場合は、日本唯一のツルの博物館「クレインパークいずみ」にもぜひお立ち寄りを。

ツルたちが優雅に羽を広げて大空を羽ばたく姿は、他では決して見ることのできない、出水だけで見ることができる冬の風物詩です。出水市では、ツルが今後も継続的に渡来する環境整備を含め、湿地帯の保全・再生・賢明な利活用を促進し、その魅力を国内外に広く発信するため、国内初の「ラムサール条約の湿地自治体認証」を目指しています。
施設名 出水市ツル観察センター
住所 鹿児島県出水市荘2478-4
電話 0996-85-5151
営業時間 9:00~17:00(入館受付は16:30まで)                      
※開所期間:11月1日~3月第2日曜日                                                                    
ホームページ https://www.izumi-navi.jp/spots/detail/1
施設名 出水市ツル博物館クレインパークいずみ
住所 鹿児島県出水市文化町1000
電話 0996-63-8915
営業時間 9:00~17:00 (入館受付は16:30まで)        
休館日 毎週月曜日(4~10月※祝日の時は翌日)/11月~3月は無休
出水市ツル観察センター

鹿児島県出水市荘2478番地4

https://www.izumi-navi.jp/spots/detail/1

【世界文化遺産】日本の近代化の礎を築いた産業遺構の数々「仙巌園」

一帯が「明治日本の産業革命遺産」として2015年に世界文化遺産の構成資産に登録された名勝「仙巌園」からは、歴代の島津家当主も眺めた雄大な桜島を遠望出来ます。
明治維新の中心勢力であった薩摩藩(当時の鹿児島県)の原動力になったのが、大河ドラマ等でもおなじみの幕末の賢公「島津斉彬(しまづなりあきら)」が中心となって進めた日本の産業革命ともいえる「集成館」事業です。

徳川幕府末期、中国をはじめとしたアジア諸国が欧米各国の植民地化していく事を憂い、藩内の多くの反対と多大な借財を抱えながらも進めたこの事業は、国を護る武器や軍艦の材料となる鉄の加工を行う為の「溶鉱炉(ようこうろ)」や「反射炉(はんしゃろ)」の建造、更には産業振興の為の「紡績場」「ガラス工場」「蒸気機関」の研究にも着手し、日本の近代化に大きな影響を与えました。その後、斉彬の急死により集成館事業は規模を縮小、さらには後の薩英戦争の影響で施設に大きな被害が出た事により、事業は停止されました。

しかし斉彬の後を継いだ島津忠義(斉彬の実弟・島津久光の子息)が父の久光と共に、集成館事業を再開。武器製造だけでなく、養蚕業や教育改革など、幕末・明治以降の日本の産業を鹿児島の地からリードしたのです。

大正12年には、旧集成館機械工場の建物を博物館として改修し、鎌倉時代から続く島津一族の歴史と文化、近代鹿児島の歩みを紹介する博物館「尚古集成館」を開館。今も多くの来館者に斉彬公をはじめとする歴代の島津氏の偉功、貴重な図面や当時の写真をもとに再現された反射炉の精巧な模型や、貴重な創業時の機械展示など、近代薩摩の空気を現代に伝えます。
平成19年には経済産業省の「近代化産業遺産」に認定、平成27年には旧集成館反射炉跡、旧集成館機械工場、旧鹿児島紡績所、寺山炭窯跡、関吉の疎水溝の5か所を含む「明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」として【世界文化遺産】に認定されました。
施設名 尚古集成館(仙巌園内)
住所 鹿児島県鹿児島市吉野町9698-1
電話 099-247-1511
入館料 大人1000円 小中学生500円(名勝仙巌園共通券)
※駐車場利用時 300円/1台
営業時間 9:00~17:00(年中無休 3月第1日曜日は鹿児島マラソンの為、休館)
ホームページ https://www.shuseikan.jp/visit-us/
名勝 仙巌園・尚古集成館

鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1

https://www.senganen.jp/

【世界自然遺産】日本初の世界遺産「屋久島」でダイナミックな自然、世界でも珍しい多様な生態系に触れる

落差88m!屋久島の雄大さをイメージさせる島内一の高さを誇る「大川の滝(日本の滝百選に選定)」。滝壺の近くまで歩いていける為、思う存分マイナスイオンを浴びたい
1993年、白神山地とともに日本で最初の世界自然遺産に登録された屋久島。樹齢千年を超える屋久杉の巨木の森、雄大な山々とそこから湧く豊かな水脈、多種多様な動植物の生態系など、旅で訪れた多くの方たちが魅了されています。

屋久島が形作られたのはおよそ1500万年前とされ、島内にある縄文・弥生時代遺跡の様子から7000年前には既に人が暮らしていた形跡が見て取れます。中世から明治維新までは薩摩の島津氏の領地として木材の輸出地となり、大正~昭和の戦後を経て、現在は希少な動植物や生態系の保護を目的に、原生林やその周辺では伐採禁止等の措置が取られています。

島内のほぼ全域が山地で、中央部の宮之浦岳(日本百名山・九州最高峰)ほか1000m~1900m級の山々が連なり、多くの河川、滝が存在します。また「屋久島は月のうち、三十五日は雨」と表現されるほど年間降水量が多く、特に山地は10,000mmを超え世界屈指の多雨地帯とされます。また山頂付近の年間平均気温は東北や北海道並み、日本最南端の積雪も観測される珍しい島なのです。

これらの自然を活かし、島内では様々なアクティビティを体験可能。樹齢千年を超える原生林や島内を無数に走る河川を横目に自身のペースでトレッキング、「かおり風景百選」選定の照葉樹林で森林セラピー体験、豊かな水産資源を有する屋久島の海を思う存分楽しめるシュノーケリングを楽しんだり・・・また、近海で獲れた新鮮な魚料理や、島で穫れる旬の食材を使ったジェラートを味わったり・・・

一度の旅では楽しみ尽くせない「屋久島」。いつも頑張っている自分へのご褒美や、家族や恋人、仲の良い友人と非日常を過ごすなど、四季で変わる自然や動植物、食の魅力を是非とも体験されてみては?

◆屋久島観光に関する主な問い合わせ先
屋久島観光協会
ホームページ:http://yakukan.jp/
電話番号:0997-46-2333
営業時間:9:00~17:30

屋久島

鹿児島県熊毛郡屋久島町安房187-1

http://yakukan.jp/

【世界自然遺産】2021年7月正式登録!最新の世界遺産「奄美大島」「徳之島」で心と生命をヒーリング

奄美大島、徳之島を含む奄美群島は豊かな自然と独自の生態系が織りなす非日常の空間を体験できる。奄美大島では国内最大級のマングローブ林をカヌーで散策できる「黒潮の森マングローブパーク」
2021年7月に「世界自然遺産」として「沖縄県北部及び西表島」と共に登録された「奄美大島」と「徳之島」。鹿児島の世界遺産としては三ヶ所目の登録となり、日本全体でも県内に三ヶ所の世界遺産を持つのは鹿児島県のみ。同じく世界自然遺産認定の「屋久島」に勝るとも劣らない魅力が2つの島にはあります。

奄美大島は鹿児島県と沖縄本島とちょうど中間地点に位置し、透明度の高い青い海、沿岸部のマングローブの森が広がっています。その特徴的な自然は島独自の生態系を生み出し、「国指定特別天然記念物」の「アマミノクロウサギ」ほか貴重な野生動植物が多く生息。さらに冬季はホエールウォッチングなども楽しむ事が出来ます。

徳之島は奄美群島内に位置する石灰岩で構成された島で、固有動植物の宝庫とされます。奄美大島と同様「アマミノクロウサギ」や「オビトカゲモドキ」等の島固有種含め、本土と沖縄の影響を受けた多様な生態系が見てとれます。島内には「ケンムン(精霊)」が宿るとされるガジュマルの古木、「ウンブキ(陸の中の海)」と呼ばれる日本最大級の水中鍾乳洞や500年以上の歴史を誇る「闘牛」など見どころ多数。

亜熱帯の気候を活かした、南国のフルーツや周辺で獲れた新鮮なカツオやキハダマグロを使った地元料理が味わえます。すっきりした後口と黒糖独特の風味を感じられる「奄美黒糖焼酎(糖分ゼロ)」ほか、島の産物を活かした加工食品は、現地でお土産としてだけでなくインターネット等でも購入可。豊かな海、山、川とそれらが育む島の動植物、それらが生み出す農作物や料理を日々頂く事で奄美地方は長寿の方が多いと言われます。旅を通した触れ合いで誰もが笑顔となり、心と生命が癒される筈です。

◆奄美大島観光に関する主な問い合わせ先
一般社団法人 あまみ大島観光物産連盟
URL:https://www.amami-tourism.org/
電話番号:0997-53-3240
◆徳之島観光に関する主な問い合わせ先
一般社団法人 徳之島観光連盟
URL:http://www.tokunoshima-kanko.com/
電話番号:0997-81-2010

奄美大島

鹿児島県奄美市名瀬末広町

https://www.amami-tourism.org/

上質な脂と柔らかな肉質が自慢!鹿児島グルメの横綱「かごしま黒豚」

黒豚の素材の旨味を引き出すために試行錯誤し、行き着いた「スープ」と「溶き卵」で食す独自スタイル。良質な豚肉との相性も抜群で、スルスルとお腹に収まります。
しゃぶしゃぶ、とんかつ、角煮、豚骨煮など様々な料理法で県民、観光客のハートを鷲掴みして止まない「かごしま黒豚」。今から約400年前、島津家により琉球から移入されたのが「かごしま黒豚」のルーツといわれ、その後長年に渡り県内で飼育されてきました。幕末には外交問題の重鎮・水戸藩主徳川斉昭公をして「いかにも珍味、滋味あり、コクあり、何よりも精がつく」と言わしめ、郷土の偉人・西郷隆盛もこよなく愛したといわれています。

「かごしま黒豚」は品種や与えるエサなど厳密な基準で育てられた、厳選された豚肉です。主な基準として「品種はバークシャー種(六白黒豚)」「肥育後期に甘しょ(さつまいも)を10%~20%添加した飼料を60日以上与えること」「出荷日齢は概ね230日〜270日程度」があり、県黒豚生産者協議会の会員はこの基準を順守し、品質の高い黒豚の生産を進めています。

現在、黒豚料理の提供店は県内に多数ありますが、「黒豚しゃぶしゃぶ発祥の店」であり、黒豚本来の味を最も楽しめる「しゃぶしゃぶ」の名店と言えば「黒豚料理 あぢもり」でしょう。「できるだけ黒豚の独自性を出したいと・・・」との考えから、通常のしゃぶしゃぶの様にポン酢やごまだれを使わず、オリジナルスープと溶き卵で食べる鹿児島でも珍しいスタイル「特選黒しゃぶ」を考案。今では「黒豚しゃぶしゃぶを食べるなら、先ずは『あぢもり』で!」とまで言われる隠れなき名店と言えます。

あぢもりでは黒豚しゃぶしゃぶの他にも、黒豚とんかつやハンバーグ、生姜焼きなど黒豚メニューが充実。最高の食材だからこそ様々な料理との相性抜群な「かごしま黒豚」、鹿児島を訪れて食べない選択肢はありません!
施設名 元祖 黒しゃぶ 黒豚料理 あぢもり
住所 鹿児島県鹿児島市千日町13-21
電話 099-226-7634
平均予算 ランチ1500円~、ディナー5000円~
営業時間 昼 11:30~14:30(ラストオーダー とんかつ/~14:15、黒しゃぶ/~13:30)
夜 17:00~21:30(ラストオーダー ~20:45)
店休日 毎週水曜
ホームページ http://adimori.com/

堂々の和牛「日本一」!口の中に広がる脂の甘みと上質な肉の触感が特徴の「鹿児島黒牛」に舌鼓

程よいサシは鉄板の火に炙られた瞬間、透きとおった牛脂がジワリ、肉の旨味と合わさって口の中に溶けて広がる・・・至極!
鹿児島のブランド肉「黒豚」に勝るとも劣らない人気を誇る「鹿児島黒牛」。
5年に一度開催される「全国和牛能力共進会(2017年)」で団体総合優勝を果たし堂々の「鹿児島黒牛日本一」を掲げる王道グルメです。また鹿児島県の和牛生産量もまた日本一である事から、県内各所で美味しい鹿児島黒牛を味わえます。

明治期には全国に先駆けて鹿児島に畜産試験場が設立され、羽島牛・加世田牛・種子島牛などの在来種を基に度重なる研究・改良の後に誕生した鹿児島黒牛。美味しさの秘訣は、美味しい肉を生産する「種雄牛」の存在ともいわれます。県の「肉用牛改良研究所」と民間の種牛管理者が運営する「県種雄牛協会」がタッグを組み、より高品質な黒牛が生まれる体制づくりに取り組んでいます。県南部では温暖な気候を活かして安定的な生産・肥育を、県北では寒暖差を逆に活かしてじっくり時間を掛けて牛を育てるなど、県内の肥育農家が切磋琢磨し、明治期から続く努力の結晶が日本一の「鹿児島黒牛」と言っても過言ではないでしょう。

数ある店舗の中でも、鹿児島中央駅西口に隣接する人気店「焼肉なべしま 薩摩酎房」では、厳選された黒毛和牛を部位別に焼肉で味わえます。カイノミや特選ハラミなど希少肉も揃う豊富なメニュー。隣接の「焼肉 薩摩ホルモン舗」では新鮮なホルモンも堪能できます。そのまま食べても美味しいのですが、鹿児島県独自の「お肉に合う甘いタレ」も特徴的。「特に焼肉との相性抜群」とされる黒毛和牛を本場鹿児島でご堪能下さい。
施設名 焼肉なべしま 薩摩酎房
住所 鹿児島県鹿児島市西田2丁目21-3 NUビル1階
電話 099-259-2989
平均予算 ランチ1,400円~、ディナー3,500円~
営業時間 昼:11:00~14:30(オーダーストップ 14:00)
夜:17:00〜22:30(オーダーストップ 21:30)
店休日 12月31日は店休
ホームページ https://www.nabeshima-jp.com/shop/group-satsumachubo/

3つの海に囲まれた「おさかな天国」鹿児島の八大鮮魚!

鹿児島県内の商店街グルメNo.1を決める「Show-1グルメグランプリ」で2連覇達成&殿堂入り!「鰹のヅケを鰹節と鰹の温かいだし汁」で丼にする・・・美味しくない訳がない
鹿児島のグルメと言えば黒豚や黒牛などのブランド肉、焼酎を連想する方も多いかもしれません・・・が実は魚のクオリティも全国屈指!内海でもある錦江湾を有し、東シナ海と太平洋に面する豊かな漁場では「かつお」「サバ」「キビナゴ」「イセエビ」「うに」などの魚介類、養殖生産日本一の「ウナギ」「カンパチ」「ブリ」など、どれも主役級の逸品が揃います。

3つの海に囲まれた鹿児島は、海岸線の長さは2000㎞を超え日本3位。漁港も139港(全国5位)あり、毎日新鮮な魚が港に水揚げされ、飲食店や食卓に並びます。水産加工品も数多く、魚のすり身を砂糖や醤油、地酒で味を調え油で揚げた「さつま揚げ」、300年以上の伝統を誇り、全国シェア75%を超える鹿児島の「かつお節」、カタクチイワシの稚魚を釜茹でした「しらす」「ちりめん」など、知らない内に口にしている物も多い筈です。

第45回農林水産祭で「内閣総理大臣賞」を受賞した枕崎のブランド魚「枕崎ぶえん鰹」は、一本釣りした鰹を活き〆し‐50度で急速冷凍。魚特有の生臭みが無く、赤身のもちっとした触感を味わえます。枕崎漁港に隣接する「枕崎お魚センター」2階の「レストランぶえん」では、新鮮な枕崎産の鮮魚や定番の鹿児島グルメまで気軽に味わえます。人気メニュー「枕崎かつお船人めし」は、熱々のご飯に新鮮な枕崎かつおのヅケ、鰹ぶしなどが豪快に盛り付けられます。初めはかつおのヅケをそのまま食し、ひとしきり堪能。次に熱々の出汁をかけ、風味豊かなかつお節、薬味と混ぜ合わせ、一気に掻き込めば、凝縮された海の恵みが口いっぱいに広がります。

上記以外にも、鹿児島県内では様々な海の恵みが堪能できます。現地で美味しい魚については、冷凍技術の発達で全国へ新鮮な鹿児島のお魚を配送出来るので、「美味い!」と思ったお魚のお取り寄せもおススメです。
施設名 レストランぶえん(枕崎お魚センター2階)
住所 鹿児島県枕崎市松之尾町33−1
電話 0993-73-2311
メニュー例 枕崎かつお船人めし 1180円、ぶえん鰹刺身膳 1580円
営業時間 11:00~15:00
店休日 毎週木曜
ホームページ https://makurazaki-osakana.com/restaurant/

白くて甘い宝石箱!県民、観光客問わず愛される「王道」鹿児島スイーツ「しろくま」

むじゃきの白熊といえば「コレ!」を連想される方も多い定番かつ不動の人気メニュー!カラフルなトッピングは正に「宝石箱」
定番から地域限定まで多種多様な鹿児島スイーツの中でも「王道」とも言えるのが、誰もが一度は耳にした事があろう「しろくま」。ふわふわの氷にたっぷりの練乳、色鮮やかにトッピングされた旬のフルーツが特徴です。

昭和期に鹿児島市内で当時は高級品だった「フルーツ」「練乳」を使ったかき氷として提供したのが始まりとされます。その際、練乳が入った缶詰のラベルに「白熊」が描かれていた為「しろくま」として売り出した(諸説あり)ところ大盛況。天文館の飲食店やデパート内のレストランで提供される様になり、鹿児島の夏の風物詩となりました。

しろくまと言えば「このお店は外せない」のが、鹿児島市の中心「天文館」に店を構える昭和21年創業の「氷白熊の本家 天文館むじゃき」。幾度も改良を重ね、完成した独特のさっぱりとしたミルク(門外不出、何と一族のご長男しか作れないとか!)、氷の削れる音で機械の刃を細かく調整し、丁寧に削り上げた「ふわふわ」の氷、十六寸(トロクスン)豆や色とりどりのフルーツを並べた「白熊」ほか十数種類の白熊を提供しています。創業当時、トッピングしたかき氷を上から覗き込んだ際「動物の白熊の表情に似ている」事から「氷白熊」の名称で瞬く間に人気を博しました.

むじゃきをはじめ、今では店舗毎に様々なトッピングのしろくまが提供され、鹿児島県民の夏の風物詩から、全国有数の氷スイーツに進化中。美味しいからと食べすぎにはご注意を(笑)
施設名 天文館むじゃき本店
住所 鹿児島県鹿児島市千日町五街区8号
電話 099-222-6904
メニュー例 白熊レギュラー750円、ベビーサイズ550円
営業時間 営業時間;11:00~19:00(ラストオーダー/料理18:15、白熊18:30)
※時季・天候により営業時間を変更する場合もございます。
店休日 不定休
ホームページ https://mujyaki.co.jp/

銘柄は2000以上!誰もが認める「焼酎王国」鹿児島

銘柄数は2000種超え!時代を超えて進化し続ける鹿児島の焼酎は、男女年齢問わず、貴方のお気に入りの「一本」がきっと見つかるはず…
「黒豚」「鹿児島黒牛」と並ぶ鹿児島グルメの王道といえば「焼酎」を思い浮かべる方も多いはずです。
鹿児島で焼酎作りが始まったのは16世紀ごろ、中国から琉球王国経由で製造法が伝わったとされます。当初は米焼酎が主流でしたが、18世紀にサツマイモが鹿児島に伝わると、元々稲作に適さなかったシラス台地でイモの栽培が急速に普及、サツマイモを使った焼酎造りに切り替えられ、現在の薩摩焼酎のルーツとなりました。

焼酎造りは「麹造り」→「一次仕込み」→「二次仕込み」→「蒸留」→「貯蔵」→「製品化」と6つの工程を経て完成します。一般的に「鹿児島焼酎=芋焼酎」をイメージされる方が多いと思いますが、本来の薩摩焼酎は「産地呼称」である鹿児島の地酒のみを指し、「1.原材料に鹿児島産のサツマイモ、水を使って酒造する」、「2.奄美市と大島郡を除く、鹿児島県内で酒造され、単式蒸留器で蒸留し、容器詰めされた芋焼酎である」の2つの基準を満たし、「黒じょかマーク」のラベルが貼られた銘柄のみ「薩摩焼酎」と呼べるのです。

鹿児島焼酎は他にも黒糖の甘い香りとスッキリした飲み口が特徴的な「奄美黒糖焼酎」、その年の秋に収穫されたサツマイモで作られた期間限定の「新焼酎」、特に女性に人気が高い芋麹とサツマイモを原料に、様々な香りと組み合わせたフレーバー焼酎など多種多様。「鹿児島県酒造組合公式サイト」内のインデックス「焼酎図鑑」で貴方のお気に入りの一本を探すのも良し、また同サイト内の人気記事「本格焼酎バーが教える焼酎・基本の飲み方」を寄稿し、自ら焼酎造りに携わってきた元蔵人でもある「本格焼酎Bar 礎(いしずえ)」オーナーの池畑さんに、1500以上の銘柄からお勧めの銘柄、飲み方を学びながら、鹿児島の夜を極上の一杯で過ごされてみてはいかがでしょう?
施設名 本格焼酎Bar 礎(いしずえ)
住所 鹿児島県鹿児島市千日町6-1フラワービル4F
電話 099-227-0125
席数 カウンター席数 10席 ボックス席数 26席(全席禁煙)
営業時間 20:00〜翌3:00
店休日 不定休(各月の店休日はHP等でご確認下さい)
ホームページ https://bar-ishizue.com/

おわりに

鹿児島市城山町の鹿児島市立美術館近くに建立された西郷隆盛像。没後50年祭記念として鹿児島市出身の彫刻家で渋谷の「忠犬ハチ公」の制作者・安藤照氏が8年をかけ製作し、昭和12年(1937年)5月23日に完成した。
歴史に残る数々の偉人達も愛した、薩摩の様々な観光スポット&ご当地グルメの情報をお届けしましたが、いかがでしたか?本州最南端の地「鹿児島」には、たくさんの日本一と、よりたくさんの魅力あふれるオンリーワンが揃い、訪れる皆様の心も身体もきっと満足させてくれるはずです。
 

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