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【完全保存版】佐賀県に旅行に行くなら必ず押さえておきたい観光スポット12選&人気グルメ7選

九州の北部に位置する佐賀県は東に接する福岡県、西の長崎県とはまた異なる、多彩な魅力を持つエリア。吉野ケ里遺跡など古からの歴史スポットや豊かな自然が生み出す絶景の数々、北に広がる玄界灘、南の有明海からの新鮮な海の幸、佐賀牛などのブランド肉や米どころならではの銘酒の数々。さらに湯触りなめらかな美肌の湯に、世界も認める陶磁器文化などなど、お楽しみもいっぱい!中でも必見!必食!ベストバイ!なあれこれを紹介します。

眺めて感動!ドライブして爽快!唐津湾に広がる大クロマツ群「虹の松原」(唐津市)

唐津湾に面して長く、幅広く広がる虹の松原(鏡山展望台より)<写真提供:佐賀県観光連盟>
まずは福岡との県境にある唐津市が誇る大絶景「虹の松原」。玄界灘へと続く唐津湾に並行して広がる、クロマツの群生地です。静岡県の三保の松原、福井県の気比の松原と並ぶ、日本三大松原の1つとして、国の特別名勝にも指定されています。
「虹の松原」は約400年前の江戸初期、唐津藩初代藩主・寺沢広高が防風、防砂林として植えたのが始まり。当時は二里の松原と呼ばれていましたが、虹の弧のような姿からいつしか、「虹の松原」と呼ばれるようになったそうです。

「虹の松原」の楽しみ方としては2通り。まずは、唐津湾と共に市街を一望できる標高283.56mの鏡山からの眺め。エメラルドグリーンに輝く唐津湾を縁取るように広がる全長4.5㎞、幅約500m、約100万本ものクロマツからなるその全容を楽しみましょう。

展望台からの大パノラマを楽しんだ後は、「虹の松原」のその中へ。実は「虹の松原」の中は県道347号、通称『虹の松原線』が通っています。生い茂るクロマツの枝が生み出す木洩れ日トンネルをくぐる、爽快ドライブが楽しめるこのルートは『日本の道百選』にも選定。また、道中には無料駐車場も点在しており、車を停めてクロマツ群の見学はもちろん、松林を抜け、東の浜海水浴場をはじめとする白砂ビーチをお散歩するのもおすすめです。

虹の松原
所在地:佐賀県唐津市東唐津・鏡・浜玉町
入場料:見学自由
問い合わせ:0955-72-496(唐津駅総合観光案内所)

虹の松原

佐賀県唐津市浜玉町浜崎

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天守閣からの眺望はもちろん、春の桜や藤との共演も楽しめる「唐津城」(唐津市)

堀と石垣の一部は江戸期の遺構。現在の天守閣は昭和41(1966)年に文化観光施設として建てられたもの<写真提供:佐賀県観光連盟>
唐津市でもう1つ押さえたいのが、唐津湾を見渡す天守閣を持つ「唐津城」。虹の松原と同様に、唐津初代藩主・寺沢広高が7年の歳月をかけ、1608年に築城しました。お城を鶴の頭に見立てた場合、その左右に広がる松原が、まるで翼を広げたように見えることから、別名『舞鶴城』とも呼ばれています。

慶長様式の白亜の天守閣は5階建で、1階は体験コーナーやお土産処、観光案内のフロアに。2階以上は有料ゾーンとなり、2階は唐津の歴史フロア、3階は江戸時代の唐津の産業を紹介する唐津焼フロア、4階の交流・休憩フロアを挟み、5階の展望フロアからは唐津湾や虹の松原をはじめ、唐津市の市街地が360度見渡せます。

また、「唐津城」は春の花名所としても人気のスポット。3月中旬~4月上旬は約220本のソメイヨシノやヤマザクラ、4月中旬~5月上旬には総面積約500㎡の藤棚との共演が楽しめます。中でも樹齢100年以上の藤棚に揺れる長さ100㎝~150㎝の花房につく、約5万ものうす紫色の花は圧巻です。

唐津城
所在地:〒847-0016佐賀県唐津市東城内8-1
営業時間:9時~17時(最終入館16時40分)
定休日:12/29~31
入場料:大人500円、小・中学生250円
問い合わせ:0955-72-5697
http://karatsu-bunka.or.jp/shiro.html

唐津城

佐賀県唐津市東城内8-1

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やっぱりここが邪馬台国?!弥生時代の大遺跡「吉野ヶ里歴史公園」(吉野ヶ里町)

巨大な祭殿や高床式住居など、さまざまな弥生時代の建物を復元<写真提供:佐賀県観光連盟>
紀元前5世紀の弥生時代、外部からの防御を目的にした壕、つまり堀に囲まれた集落『環壕集落』が日本各地に築かれました。その代表格かつ大規模なものが、国の特別史跡にも指定されている吉野ヶ里遺跡。そしてこの遺跡を含む117 ヘクタールの大公園が、佐賀市のお隣の神埼市と吉野ヶ里町にまたがる「吉野ヶ里歴史公園」です。

広い園内は、遺跡からの出土品の展示室のほか、国と佐賀県の史跡指定エリアである『環壕集落ゾーン』、ミニシアターやレストラン、ショップなどがある『入口ゾーン』、芝生広場や複合遊具、グラウンド・ゴルフも楽しめる『古代の原ゾーン』、そして石包丁づくり体験なども楽しめる『古代の森ゾーン』の4 ゾーンに分かれています。

特に『環壕集落ゾーン』では、各所に弥生時代の物見櫓や竪穴住居、高床の倉庫群や祭殿
など、3 世紀後半に最盛期を迎えた巨大環壕集落の姿が復元されています。一歩足を踏み
入れれば、そこはまさに、中国の歴史書『魏志倭人伝』にも記された邪馬台国を彷彿させる世界。
実際、魏志倭人伝に書かれている邪馬台国の描写が、吉野ヶ里遺跡の姿に似ていると言われています。やはりここが邪馬台国?卑弥呼様も暮らしていた?想像するだけでもワクワクしますね。

吉野ヶ里歴史公園
所在地:〒842-0035 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手1843
開演時間:4月~5月、9月~3月は9時~17時、6月~8月は9時~18時
休園日:12/31、1月第3月曜とその翌日
利用料金:15歳以上460円、65歳以上200円
問い合わせ:0952-55-9333

吉野ヶ里歴史公園

佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手1843

https://www.yoshinogari.jp/

春と秋に期間限定で公開される佐賀を代表する絶景スポット「九年庵」(神埼市)

池に移りこむ紅葉の森と数寄屋建築の母屋のシーンにうっとり<写真提供:佐賀県観光連盟>
吉野ヶ里歴史公園から車で10分。春は新緑、秋は紅葉スポットとして大人気の「九年庵」。佐賀の実業家・伊丹弥太郎の別荘を囲む、その名称通り、九年の歳月をかけて明治34(1901)年に築かれた大庭園で、国の名勝に指定されています。

敷地内は美しい苔の絨毯、さらにつつじやもみじなど、さまざまな樹木で彩られています。それらに囲まれた母屋は入母屋葦葺き(いりおもやよしぶき)の屋根を持つ、茶室と書院の様式を折衷した近代和風の数寄屋建築。そこから望む、筑紫平野とその先の有明海を借景とする庭園は、実に見事です。

現在は佐賀県の管理の下、環境保全のため、新緑のまぶしい5月の3日間、紅葉シーズンの11月中旬の計9日間だけの公開となっています。その時期には、なかなか見られない絶景庭園を目当てに多くの観光客が訪れ、入園待ちの行列もできるほど。ただし、比較的、平日の午後は空いているので、その時間帯を狙っていくのもおすすめです。公開日の日程を含め、詳細は神埼市商工観光課のHPでご確認を。

せっかくなら、九年庵に隣接する仁比山神社もぜひ、訪れてみてください。仮に九年庵の公開時期に行けなくとも、九年庵に近い新緑、紅葉シーンが、この仁比山神社でも楽しめます。山門にある九州最古で平安~鎌倉時代作の阿吽仁王像、さらに樹齢900年以上の大楠も一見の価値ありです!

九年庵(くねんあん)
所在地:〒842-0123佐賀県神埼市神埼町的1696
開演時間:8時30分~16時※期間限定、要問合せ
入場料:美化協力金として大人500円、中学生以下無料
問い合わせ:0952-37-9882(神崎市観光協会) 
http://kanzaki.sagan.jp/

九年庵(くねんあん)

佐賀県神埼市神埼町的1696

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九州の日光東照宮とも呼ばれる“映え神社”「祐徳稲荷神社」(鹿島市)

高さ18mの本殿の支柱も鮮やかな朱色。本殿へは階段のほか、専用のエレベーターもあり<写真提供:佐賀県観光連盟>
有明海に面した鹿島市の人気スポット「祐徳稲荷神社」は、京都の伏見稲荷大社、茨城の笠間稲荷神社と並ぶ日本三大稲荷の1つ。境内に設けられた楼門、神楽殿、本殿は、いずれも鮮やかな朱をまとった姿で別名『鎮西日光』、すなわち九州の日光東照宮とも呼ばれています。
1662年、肥前鹿島藩主の鍋島直朝に嫁いだ花山院萬子媛(まんこひめ)が、父親から授けられた稲荷大神の分霊を祀ったことが始まりと言われています。1687年に現在の場所に社殿が建立し、現在ある本殿は、昭和32(1957)年に再建されました。

「祐徳稲荷神社」には商売繁盛、家運繫栄、大漁満足、交通安全のほか、縁結びのご利益もあるそうで、年間約300万人と太宰府天満宮に継ぐ参拝者数を誇っています。さらに近年はタイの映画やドラマのロケ地としても利用されたことから、海外からの訪問者も増えているそうです。

また、楼門前を流れる錦波(きんぱ)川の向かいには、祐徳稲荷神社所蔵の宝物や郷土の歴史や文化、工芸、民族などの資料を展示する『祐徳博物館』、その先の『外苑東山つつじ園・花園』では菜の花、桜、つつじ、藤棚、コスモスなど、四季折々の花々も楽しめます。参拝と一緒に、そちらもぜひ、お立ち寄りを。

祐徳稲荷神社
所在地:〒819-1321佐賀県鹿島市古枝乙1855
利用時間:参拝自由
問い合わせ:0954-62-2151

祐徳稲荷神社

佐賀県鹿島市古枝乙1855

https://www.yutokusan.jp/

老舗酒蔵やカフェなどが並ぶシックな白壁通りの「肥前浜宿・酒蔵通り」(鹿島市)

JR肥前浜駅から徒歩5分の「肥前浜宿・酒蔵通り」。祐徳稲荷神社からは車で約5分<写真提供:佐賀県観光連盟>
「肥前浜宿」は有明海に面した鹿島市が誇る人気観光スポット。かつて長崎街道多良往還の宿場町であり、今も伝統的な建物を残し、国の重要伝統的建造物群保存地区にもなっています。

「肥前浜宿」は有明海へと注ぐ浜川の北岸と南岸の2つのエリアで構成。かつて酒造りが盛んだった北岸側には、今も白壁土蔵や昭和レトロな建物が並ぶ全長約600mの通りがあり、通称「酒蔵通り」と呼ばれています。
現在、酒蔵通りには3つの酒蔵があり、日本酒や焼酎、多彩なリキュールなどの製造と販売を行っています。酒蔵によって無料試飲や酒蔵内の見学が楽しめるほか、中には昭和レトロな品々を展示する博物館的なコーナーがあるところも。

また、酒蔵通りには歴史的建造物を活かしたカフェ、アート系の雑貨や器の店、お土産ショップなども点在。フォトジェニックな風景を楽しみながらの散策はもちろん、酒蔵通りやその近隣にあるゲストハウスに泊まって、暮らす感覚でレトロな通りを楽しむこともできますよ。

せっかくなら酒蔵通りだけでなく、浜川南岸に広がる茅葺の町並みもぜひ。江戸時代から商人や大工、船乗り、漁師たちが暮らしていた路地裏風景など、絵になるシーンも満載です。

肥前浜宿
所在地:〒849-1322佐賀県鹿島市浜町
問い合わせ:0954-62-3942(一般社団法人 鹿嶋市観光協会)

肥前浜宿

佐賀県鹿島市八宿1231-2

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潮の満ち引きで映え方もいろいろ!「大魚神社の海中鳥居」(太良町)

岸から沖合へ朱色の鳥居が3基並ぶ<写真提供:佐賀県観光連盟>
鹿島市の南部にある太良町も、有明海沿いの町。有明海は潮の満ち引きが激しく、特に太良町は、他の地域よりもその干満の差が大きく、最大6mもの差を生むことから『月の引力が見える町』とも言われています。そのフレーズを実感できるだけでなく、近年は映えスポットとして注目されているのが「大魚神社の海中鳥居」です。
潮が満ちる時間帯には上記のように海に浸かるようなシーンですが、潮が引いた際は大石造りの参道が現れ、歩いて3つの鳥居の下をくぐることもできます。

この鳥居の建立には伝説があります。約300年前、この地を管理していた悪代官を懲らしめようと、住人たちが代官を酔わせ、満潮時には有明海に沈んでしまう沖ノ島に連れて行き、そのまま置き去りにしたとか。目が覚めた代官が竜神様に助けを求めると、そこに大魚(なみうお)が現れ、その背中に乗って代官は無事、岸へと生還。これをきっかけに代官は改心。魚の名をとった「大魚神社」を立て、さらに岸と沖ノ島の間に海中鳥居を建て、この地域の豊漁、海の安全を祈願したそうです。

海中鳥居は3基ありますが、海岸にもう1基、大きな鳥居があります。その近くには、『楽しい記念写真が撮れるように』と、地元の方々がこさえたハート形フレームなどの撮影アイテムも用意されています。映えショットのお役立ちにぜひ、どうぞ。

また、有明海の干満の間隔は6~7時間なので、タイミングが合えば、1日で海上、海中の鳥居シーンの両方を見ることも可能。太良町役場のHP(https://www.town.tara.lg.jp/kanko/_1725.html)では、太良町の干潮・満潮時刻も随時UPしているので、こちらも要チェックです。

大魚神社の海中鳥居
所在地:〒849-1602佐賀県藤津郡太良町多良1874ー9先
利用時間:参拝自由※3月中旬~4月中旬、9月中旬~10月中旬の1~2週間、8月イベント時は入場制限あり(要確認)
問い合わせ:0954-67-0312(太良町企画商工課観光係)

大魚神社の海中鳥居

佐賀県藤津郡太良町多良1874ー9地内

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入って飲んで食べて堪能!日本三大美肌の湯「嬉野温泉」(嬉野市)

無色透明な嬉野の湯。温泉街には大きな露天風呂を持つ温泉旅館や日帰り温泉施設のほか、無料の足湯などが点在<写真提供:佐賀県観光連盟>
数々の名湯が湧く佐賀県。その筆頭が嬉野市に湧く「嬉野温泉」です。肌にまとわりつくようなとろみのある湯の泉質は、ナトリウムを多く含む重曹泉。皮脂や分泌物を乳化して洗い流し、湯上りには生まれたての肌のようなしっとり、つるつるのお肌に。島根県の三斐乃上温泉、栃木県の喜連川温泉と共に、『日本三大美肌の湯』とも呼ばれてもいます。
嬉野温泉の歴史は古く、神功皇后が西征のためにこの地を訪れた際、川中に湧く湯で白鶴が元気に飛び立っていく姿を発見したのが始まり、と云われています。ちなみにその湯で負傷した兵士が癒されるのを見た皇后が「あな、うれしの」と喜んだことから、嬉野という地名がついた、とも。

入浴のみならず、飲めば胃腸や肝臓等の機能を活性化させる効果もあると言われる嬉野温泉。飲むだけでなく、地元では料理にも使われ、その代表格が江戸時代から続く嬉野温泉名物の温泉湯どうふです。温泉水でコトコト煮込んだ豆腐は、角も取れてトロトロやわやわになり、ふんわりとした食感に。温泉宿の朝食の定番でもあり、また、市内には温泉湯豆腐の専門店もあるので、ランチでも楽しめます。

また、2022年秋に開業予定の九州新幹線長崎ルートに嬉野温泉駅もできることから、美肌の湯へのアクセスよりスムーズになりますね。入って飲んで、食べてと、カラダの外から中まで、しっかり嬉野温泉を堪能楽してみてはいかがですか?

嬉野温泉
問い合わせ:0954-43-0137(一般社団法人 嬉野温泉観光協会)

嬉野温泉観光協会

佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙2202-55

https://spa-u.net/

竜宮城のような楼門がシンボル。佐賀の殿様をはじめ、数々の偉人も楽しんだ「武雄温泉」(武雄市)

まるで竜宮城のような武雄温泉楼門を中心に10数件の温泉宿が点在<写真提供:佐賀県観光連盟>
嬉野温泉がある嬉野市の東に位置する武雄市も、佐賀県を代表する湯どころの1つ。開湯は1300年頃。神功皇后が、凱旋の途中で太刀の柄で岩を一突きしたところ、湯が沸き出たのが起こり、という伝説もあります。また、豊臣秀吉が挑戦出兵の際に負傷兵士の湯治場として利用するほか、佐賀藩の殿様、伊達政宗や宮本武蔵、吉田松陰なども、武雄の湯を堪能していたそうです。
武雄温泉のシンボルでもあるこの楼門は、大正14(1915)年、東京駅を設計した辰野金吾によるもの。この門の奥にある武雄温泉の歴史を語る資料館「武雄温泉新館」と共に、国の重要文化財に指定されています。

館内には、現存する温泉施設の建物としては日本最古の明治9(1876)年建築の元湯をはじめ、3つの共同浴場のほか、江戸中期のお殿様専用風呂として造られた殿様湯を含む5つの貸切風呂が用意されています。

武雄温泉の泉質はアルカリ単純泉。肌になじんでしっとりすることから、美人の湯と評判で、疲労回復、筋肉痛、うちみなどの効果があるそうです。また、源泉温度も45度~51度と高く、湯上りの爽快感は格別。特に冬場はいつまでもからだをポッカポカにしてくれる、保温性にも富んだ湯でもあります。

武雄温泉
問い合わせ:0954-23-7766(一般社団法人武雄市観光協会)

武雄市観光協会

佐賀県武雄市武雄町昭和805

http://www.takeo-kk.net/

ぬるめの温度で湯触りもぬるぬる。佐賀を代表する“ぬる湯”「古湯、熊の川温泉」(佐賀市)

古湯温泉には山々を望みながら長湯が楽しめる展望風呂もあり
熱い湯が苦手、という方にぜひ楽しんでいただきたい温泉が、佐賀市の北部を流れる清流・嘉瀬(かせ)川の上流、そして下流沿いにあります。その名も「古湯温泉」と「熊の川温泉」。どちらも約38度とぬるめの泉温、しかも湯触りもぬるぬるする、Wの“ぬる"加減が特徴ではありますが、その泉質、効能は若干異なります。

標高200mの山峡にある「古湯温泉」は、その名の通り、歴史も古い。紀元前3世紀、秦の始皇帝の命を受け、この地を訪れた中国の方士『徐福』が、谷川のほとりから湧き出る湯を見つけたのが起こり、という伝説も。
そんな古湯温泉の泉質は、pH値9.5のアルカリ性単純温泉。無色透明、無味無臭の肌触りやわらかなこのぬる湯は慢性リュウマチ、神経痛などに効果があると言われています。

古湯温泉から嘉瀬(かせ)川沿いに4kmほど下流にあるのが「熊の川温泉」です。こちらも開湯は821年と古く、唐から帰国した空海が全国行脚の途中にこの地を訪れ、水鳥が水浴するのを見て、温泉を発見したと伝えられています。

古湯温泉と同様の湯触り、ぬる湯加減ですが、泉質は全国でも珍しく貴重な単純放射能泉で、効能も痛風、動脈硬化、高血圧、慢性皮膚病、婦人病に良いと云われています。

また、長くゆっくり入れる湯のように、2つの温泉地とも時間の流れもとてもゆる~い、いい意味でぬる~い、実に脱力系な雰囲気。のどかな温泉宿や日帰り利用できる温泉施設のほか、ゆる系のカフェやアンティーク雑貨の店、手作りパンや焼菓子の店なども点在しているので、それらにも、ぜひ立ち寄って、のんびりお過ごしください。

古湯・熊の川温泉
問い合わせ:0952ー51ー8126(一般社団法人古湯・熊の川温泉観光コンベンション連盟)
https://www.fuji-spa.com/

古湯・熊の川温泉観光コンベンション連盟

佐賀県佐賀市富士町大字古湯2665-2

https://www.fuji-spa.com/

四季折々の庭園風景はもちろん、幻想的なライトアップも必見な「御船山楽園」(武雄市)

園内からは御船山の切り立った断崖を一望できるほか、快晴、無風の際は、園内の鏡池に移りこむ逆さ御船山も楽しめる<写真提供:佐賀県観光連盟>
竜宮城を彷彿させる武雄温泉楼門から車で5分。国の登録記念物である「御船山楽園」も、武雄市必見の絶景スポットです。武雄市のシンボルでもある標高210mの「御船山」の南西麓に広がる、総面積15万平米の大庭園は、弘化2(1845)年、佐賀藩の第28代武雄領主・鍋島茂義によって造園されたものです。
写真のような紅葉シーンだけでなく、3月下旬には2000本もの桜、4月中旬~5月上旬は20万本のツツジや藤、シャクナゲ、初夏の新緑、夏の深緑、さらに時折真っ白な雪景色も見せる冬枯れシーンなど、四季折々の姿を楽しませてくれます。

日中はもちろん、夜のライトアップシーンも御船山楽園の魅力の1つです。初春の花まつりや秋の紅葉祭り期間はもちろん、7月中旬~11月上旬には、庭園内の池や巨石などの自然を活かした壮大なプロジェクションマッピングが楽しめる光のイベント「チームラボ かみさまがすまう森」も大評判。敷地内にある2つの温泉宿に宿泊しながら、昼と夜の楽園をゆっくり楽しむのもおすすめです。

御船山楽園
所在地:〒843-0022佐賀県武雄市武雄町武雄4100
開演時間:8時~17時30分、17時~22時
入園料:昼、または夜/中学生以上600円、小学生300円、昼夜共通券/中学生以上900円、小学生400円※竹林亭、御船山楽園ホテル宿泊者は無料
問い合わせ:0954-23-3131

御船山楽園

佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100

https://www.mifuneyamarakuen.jp/

窯元探訪や春と秋の陶器市も楽しい「佐賀の焼き物」(唐津市、有田町、伊万里市)

白磁の生地に繊細な絵が施される伊万里・有田焼<写真提供:佐賀県観光連盟>
佐賀県西部から長崎県北部にまたがる肥前エリアは、日本磁器発祥の地。17世紀初め、文禄、慶長の役の後、朝鮮から連れてこられた陶工が時期の製造を伝え、1640年代に初代柿右衛門らが中国から伝わった技法によって、赤絵を完成させ、やがて日本全国へと広がっていきました。
肥前エリアを含む佐賀県では、今も多彩な焼き物を生産し、日本国内はもちろん、海外にも多くのファンがいます。そんな佐賀の焼き物(https://www.asobo-saga.jp/search/#search03 )の代表格が唐津焼、伊万里焼、そして有田焼です。

佐賀県北部の唐津市で作られる「唐津焼」は、粘土を原料とし、『土もの』とも呼ばれる陶器。ざっくりとした粗い土で作られる器たちは力強い印象と共に、手に取った際に温かみも感じます。もともと茶陶として発展しましたが、現在は普段使いのうつわとして広く愛されています。

佐賀県の西部に位置する伊万里市で作られる「伊万里焼」は、江戸時代、佐賀藩鍋島家の献上品であった最高級磁器「鍋島」の伝統的な技法を受け継いでいます。透明感のある白磁に藍一色を施した鍋島染付、赤黄緑を基調にした上絵を施した色鍋島、青磁原石を用いた神秘的な独特の色合いを醸しだす鍋島青磁が特徴です。

「有田焼」は伊万里市の最西部に位置する有田町産の磁器で、その昔は伊万里港経由で出荷されたことから「伊万里焼」と呼ばれていました。400年の歴史と伝統を受け継ぐ技術によって、現代の食生活にあったさまざまな色や形のものが作らており、おしゃれなカフェなどにも多く利用されています。

3つの産地とも春と秋には陶磁器まつりが開催され、買い物の他、作陶家との焼き物談義も楽しめます。また、多くの窯元が直販を行っているほか、中には工房見学、絵付けやろくろ制作などの陶芸体験ができるところも。さらに各地にはご当地の器を扱うセレクトショップや雑貨店、カフェやレストランなども点在。暮らしを彩る素敵な器を探しに、3大産地を巡る旅もおすすめです。

独特の歯応えの後に甘みじんわり!呼子名物の「活きイカのお造り」(唐津市)

お皿の上で踊るように動くゲソの姿も活きイカのお造りならでは<写真提供:佐賀県観光連盟>
海の幸も豊富な佐賀県。中でも必食は、さっきまでいけすに泳いでいた新鮮なイカを素早く調理し、まさに海にいるかのような透明な姿で提供される「活きイカのお造り」。その発祥の地とされるのが、玄界灘に面した港町・唐津市呼子町です。
時期によって味わえるイカも異なり、3月下旬~11月にかけてはケンサキイカ、12月~2月にかけてはミズイカ(アオリイカ)が登場します。歯切れのいいケンサキイカ、ねっちりもっちりのミズイカと食感もそれぞれと異なりますが、共通するのは、噛んだ後にじわ~とくる甘み!これがもうたまりません!

お皿に盛られた活きイカのゲソとミミは箸をつけずに残しておきましよう。ある程度お刺身を味わったらいったん退場し、天ぷら、または焼き物の姿で再登場。火を入れることでUPした食感と甘みは、活き造りの時とは別次元の感動ものです。

活きイカのお造りは単品でも味わえますが、ご飯、お味噌汁、小鉢料理やイカしゅうまいなどが付いた定食もあり、多くのお店が3000円前後で用意しています。また、1人前のイカの量は重さで決まっていて、一人1パイとは限りません。人数や漁の状況によっては複数で1パイ、または盛り合わせてくる場合もあるので、その点はご了承くださいませ。

また、「活きイカのお造り」の本場ということもあり、特に週末や連休は行列を作るお店も少なくありません。できれば開店前には現地入りしたいもの。1時間待ちは覚悟の上で、待っている間、朝市通りをはじめ、素朴な港町を散策してみてはいかがですか?また、漁によってはイカの入荷がない場合もありますので、お店を訪れる際は入荷状況もぜひ、ご確認を。

活きイカのお造り
問い合わせ:0955-82-3426(呼子観光案内所) 
https://www.asobo-saga.jp/search/detail.html?id=54

美しい霜降りが生む甘さとコク!佐賀が誇るブランド黒毛和牛「佐賀牛」(佐賀市、ほか)

佐賀牛ならではの美しい霜降りは「艶さし」とも呼ばれる<写真提供:佐賀県観光連盟>
呼子の「活きイカ」同様に、佐賀に来たらぜひ味わいたいのが「佐賀牛」。全国に360ほどあるブランド牛の中でもトップクラスの黒毛和牛です。
JAグループ佐賀の管轄する肥育農家が丹念に育てた黒毛和牛のうち、5段階の肉質等級の4等級以上、かつ12段階のBMS(牛肉の中に脂がどれだけ含まれているかの値)が7以上のものを「佐賀牛」に認定。ちなみに基準値以下のものは「佐賀産和牛」として流通されます。

「佐賀牛」の最大の特徴は、赤身の間に細かく入り込んだ脂肪、つまり美しい霜降り状態の肉質。そこから生まれる柔らかさと甘みを堪能するなら、すき焼き、しゃぶしゃぶもいいですが、イチオシはやはりステーキ。できればさっとレアで焼いて、口の中でとろけて行く佐賀牛ならではの食感をお楽しみください。

佐賀市にあるJAさが直営の鉄板焼きレストランをはじめ、県内各地に佐賀牛自慢のお食事処、お宿が点在。美味しさはもちろん、産地ならではのボリュームと高コスパにも、ぜひ驚いていただきたいですね。

小麦本来の旨みと香りが楽しめる「神埼そうめん」(神埼市)

脊振山系の良水で仕込まれる神埼そうめん。冷たいそうめんだけでなく、温めて味わう「煮麺(にゅうめん)」も神埼そうめんの美味しい食べ方<写真提供:佐賀県観光連盟>
春には黄金色の小麦畑が輝く佐賀平野。佐賀県は北海道、福岡に続く小麦の一大産地です。中でも佐賀市の東に隣接する神埼市は麺づくりの産地。特にそうめん作りに関しては400年の歴史があり、「神埼そうめん」としてブランド化もされています。
神埼そうめんの発祥は寛永12(1635)年。全国行脚をしていた小豆島出身の雲水が神埼宿で病に倒れます。地元の方々の手厚い介護により回復したそのお礼として、郷里の特産である手延べそうめんの製法を伝えたことがきっかけで、この地に根付いたといわれています。

時は過ぎ、明治に入ると手延べから、機械製法に移行。生産量が格段とUPしただけでなく、材料も手延べそうめん造りに必要だった油などを使用しない、小麦、塩、そして脊振山系の上質な水のみと。これにより一段と、小麦の旨みと香りが際立ち、そのコシの強さとシャキシャキの歯応えも相まって、神埼そうめんが一気にブレイク!やがて、佐賀を代表するご土地グルメの1つになりました。

お土産として購入はもちろんですが、せっかくなら神埼の地で、そうめんを仕込んだ脊振山系の良水で茹で、その良水仕込みのつゆにつけて味わってはいかがですか?また、そうめんだけでなく、made in神埼のうどん、ラーメン、ちゃんぽんなどの乾麺商品も絶品ですので、お土産にはそれらも、ぜひ!

365日カニ三昧!夏はオス、冬はメスが絶品の「竹崎カニ」(太良町)

湯で上がって茜色のボディの中にプリプリの身がぎっしり、濃厚なミソもたっぷり!<写真提供:佐賀県観光連盟>
カニというと冬の食べ物、産地も北陸や北海道などの寒いエリアを連想しますが、実は佐賀県でも味わえますよ。しかも365日、いつでも楽しめます!水揚げ先は絶景スポット「大魚神社の海中鳥居」がある有明海沿いの太良町。竹崎地区で獲れる甘い身とコクとある味噌が特徴のワタリガニ、通称「竹崎カニ」です。
広大な干潟に暮らすプランクトンや小動物を食べて育つ竹崎カニは、体格も立派で、大きいものは25㎝を優に超すものも。カニ漁は通年行われ、特に夏から秋に関しては身が甘くなるオス、冬から春にかけては身の甘さはもちろん、卵も抱えるメスがおすすめとのこと。

町内のお宿では塩茹でをはじめ、天ぷら、味噌汁やグラタン、パスタ、雑炊など、バラエティーに富んだメニューを用意。さらにカニ尽くしコースが楽しめところも少なくありません。

また、竹崎カニと並ぶ有明海の幸で忘れてならないのがカキ。塩分濃度が他の海より低い有明海育ちの「竹崎カキ」は甘味と旨味が濃く、しかも焼いた時の縮みも小さいとか。晩秋から春にかけて、有明海沿いにカキ焼小屋も登場しますが、一緒に竹崎カニを用意する小屋も少なくありません。カキと一緒に楽しむ焼きカニも絶品!

のどかな高原で味わえる良水仕込みの絶品そばたち。「三瀬のそば街道」(佐賀市)

それぞれのお店のこだわりを楽しめる「三瀬のそば街道」。お気に入りのお店を探してみてください。
佐賀市の北部、福岡県境にある佐賀市三瀬村。福岡市街地からは車で1時間以内という気軽さもあり、福岡県民の人気ドライブスポットにもなっています。のどかな景色はもちろん、高原育ちの野菜やお米、りんごやブルーベリーなどのフルーツなど、数々のおいしいお目当ての中でも人気なのが、多彩な手打ちそばの数々。
脊振山系の良質な地下水にほれ込んだそば職人たちが、国道263号を中心に三瀬村のあちこちにそば処を展開。ということで、その一帯は「三瀬のそば街道」とも呼ばれています。

現在、約8軒の手打ちそば店がありますが、美しい日本庭園やこだわり器も楽しめるお店やジャズが流れるモダンな古民家スタイル、店主厳選のそばによる十割そばや天ぷら、さらにガレットやそばの芽ジュースなどのアレンジそばメニューも評判なところなど、どこも個性あふれるお店ばかり。

いろいろ回ってお気に入りのそば処を探してみませんか?先に紹介した熊の川、古湯温泉にも近いので、セットで楽しんでヘルシーな休日を楽しむのもおすすめです。

3つの製法による味比べも楽しめる、まろやかなで深い味わいの銘茶「嬉野茶」(嬉野市)

甘みが特徴の「嬉野茶」。昔ながらの製法の釜炒り玉緑茶も味わえる<写真提供:佐賀県観光連盟>
嬉野市は日本三大美肌の湯だけでなく、もう1つ、人々を癒す特産物を持っています。それが「嬉野茶」です。全国茶品評会でも農林水産大臣賞をはじめ、数々の賞を得るなど、高い評価を得ている九州を代表する産地茶です。
その歴史も古く、室町時代の1440年、中国から来た陶工が嬉野に移住し、自家用にお茶を栽培したのが始まりと言われています。ちなみにそこから約60年後には、別の中国の陶工が持ち込んだ南京釜により、釜炒り製法が伝えられます。

実は1909年以降、日本の緑茶のほとんどが蒸し製法になっていて、昔ながらの釜炒り製法のお茶は嬉野茶をはじめ、長崎、宮崎、熊本の一部でしか生産されていません。お茶本来の香ばしさも感じる釜炒り茶のほか、嬉野では、緑茶に使う玉緑茶をさらに発酵させた和紅茶も製造しています。蒸し製法、釜炒り製法、そして紅茶と、同じ茶葉から生まれた3種類のお茶の味比べが楽しめるのも、嬉野茶ならではです。

さらにより深く嬉野茶の世界に触れたい方は、市内にあるうれしの茶交流館「チャオシル」へ。館内には嬉野茶の歴史や製造方法を詳しく紹介するほか、工場見学や茶摘みやお茶入れ体験などが楽しめます。スタイリッシュな喫茶コーナーも人気です。

うれしの茶交流館 チャオシル
所在地:〒843-0304佐賀県嬉野市嬉野町岩屋2707-1
営業時間:9時~17時
定休日:火曜
入館料:無料
問い合わせ:0954-43-1991
https://www.city.ureshino.lg.jp/kanko/ureshinocha/_23805.html

うれしの茶交流館 チャオシル

佐賀県嬉野市嬉野町岩屋2707-1

https://www.city.ureshino.lg.jp/kanko/ureshinocha/_23805.html

佐賀に来ないと買えない、味わえない幻の酒も。濃厚甘口で深い味わいの「佐賀の日本酒」

米どころ、名水どころの佐賀が育んだ銘酒たち
九州=焼酎のイメージをお持ちの方も少なくないようですが、特に北部九州に関しては元来、焼酎より日本酒が主流なのです。何より佐賀は吉野ケ里遺跡が示す通り、古からの米の産地。さらに脊振山系や多良岳をはじめ、清冽な湧水にも恵まれた、まさに酒造りにはもってこいの地。

佐賀の日本酒造りは、幕末の佐賀藩主・鍋島直正公が、藩の財政再建のために奨励したことがきっかけと言われています。その名残が、先に紹介しました白壁の建物が並ぶ鹿島市の肥前浜宿にある酒蔵通りです。最盛期には700もの数の蔵元がありましたが、現在は唐津市、伊万里市、鹿島市、嬉野市などを中心に、約25軒の酒蔵が県内に点在し、個性豊かな銘酒を生み出しています。

そんな佐賀の日本酒は、濃厚で豊潤、深い味わいかつ甘口なのが特徴。2011年、富久千代酒造の「鍋島(なべしま)」がインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)の日本酒部門の最優秀賞「チャンピオン・サケ」に選ばれたほか、さまざまな品評会にて高い評価を得ており、国内外で注目を集めています。
昨今はネットショッピングなどを通して、気軽に佐賀の日本酒が入手できるようになりました。しかし、数量限定のものや幻系など、県内にしか出回らない、佐賀に来ないと買えない、飲めない日本酒も少なくありません。また、一部のお宿では県産日本酒の飲み比べが楽しめたり、中には十種類以上が飲み放題!という宿泊プランを用意するところもあるので、できればお泊りして、ゆっくり、じっくりと佐賀の日本酒を堪能してみてはいかがですか。

おわりに

唐津城から日本酒まで、佐賀県の魅力をいろいろご紹介してきましたが、他にも玄界灘を見下ろす棚田をはじめとする絶景や宇宙のひみつに迫る体験型の博物館、地元食材満載の道の駅もたくさん。シシリアンライスやマジェンバといった個性あふれるご当地グルメもまだまだありますし、さらに人気アニメやゲームとのコラボやその聖地巡礼なども楽しめて、老若男女、いろんな方々に刺さる、ハマるコンテンツが沢山!奥深い佐賀県へ是非とも遊びに行かれてみてください。
佐賀県の観光情報ポータルサイト「あそぼーさが(https://www.asobo-saga.jp/ )」

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