私たちは海の恵みや、海での体験などを通して日々癒され、豊かに生活しています。しかし、対馬の海岸に代表されるように、日本各地の海岸に繰り返し漂着し続ける海ごみは私たちの大きな環境問題として解決できていません。幾つもの時代を超えて対馬の海と共存し続けてきた冬に花咲く「ウミテラシ」は、この海ごみ問題を案じ、本来の美しい対馬の海を夢見て、真冬に白く美しい花を咲かせ輝きます。まるで船を見守り導く白い灯台の様に、海ごみ問題解決の道しるべとなり、より一層白く輝き続けるのです。
メインツリーは冬の海を見守る幻想的なウミテラシや白い波を表現。
実際に対馬の海で回収した海ごみを使用して、クリスマスツリーのオーナメントを造ります。また、ツリーの周辺には、対馬市の海洋プラスチックごみを用いて、学生制作によるサンドアート作品を展示します。サンドアートを通して、海洋プラごみ問題をはじめとした対馬の海の現状、日本の海の現状などを知り、未来の海のために現状を知る場となることを目指します。
☆ウミテラシ(海照らし)とは(モクセイ科/ヒトツバタゴ)
天然記念物(国指定)。対馬では国内最大級の3000本が群生している。
一斉に咲く白い花が山肌が白く染め、海面に明るく映えることから「ウミテラシ」と呼ばれる。
九州産業大学造形短期大学部の「対馬SDGsミライテラシプロジェクト」として学生7名を中心に制作中。実際に対馬のリサイクル工場や海岸のゴミを目の当たりにし「この事実を多くの人に伝えたい!」と熱く語るメンバー。
次回制作活動は10/31を予定(場所:九州産業大学造形短期大学部16号館)
合田 夢/佐藤あかね/三浦 遙/香月 彩那/徳原 星菜/菖蒲 千花/米田 航(教授 井上 博樹)
<株式会社イングラHIQU DESIGN ディレクター/非常勤講師 野呂 英俊>
<デザイナー/OG平川 葵>
点灯式セレモニーでは、九州を中心としたSDGs活動に携わる団体や学生と連携し、対馬市の海洋プラごみ問題をはじめとした環境問題の情報発信を行ないます。また、対馬出身のアーティストをはじめとしたライブイベントを開催。
14:00~大学生と考える未来のサステナブルツリー(海洋ごみ問題についての学生トークセッション)
15:00~「唐津南高校虹ノ松原プロジェクト「永遠につなげる海と松原」
15:30~「対馬マルシェ」プロモーションタイム
16:00~White bless Christmasの楽しみ方
~ツリーの彼方にある海の現実と未来~(対馬市の実務家によるリレートーク)
16:30~サクソフオン奏者 高橋 俊伎 & RKB女声合奏団
17:00~チキンナゲッツ
17:30~TENKI
17:50~中山栄嗣&Blessing FUKUOKA
18:00~Xmasツリー点灯式
18:15~<対馬市×博多大丸>包括連携協定調印式
18:30~イーシス
11月11日(金)~11月13日(日)午前10時~午後7時 ※最終日は午後6時
行列必至のクエ鍋のご提供や、ガラポン抽選会などイベントも盛りだくさん。
対馬の魅力をたっぷり味わえる3日間です。自然豊かな対馬の美味しい産品を、ぜひお楽しみください。