今年で16回目を迎える「奥薩摩のホタル舟運航」は、県内外から多くの人が訪れるリピーターも多い人気のイベントです。鹿児島県薩摩郡さつま町の中心を流れる川内川（せんだいがわ）は、5月中旬～下旬にかけて数百万匹ともいわれるホタルが乱舞し、日本でも有数のホタルの里と言われています。
　ホタル舟はその名の通り、川の上流から舟に乗り、約40分間かけて約2キロの川を下ります。ホタルが逃げてしまわないようできる限り明かりを抑えて、静かにゆっくりと漕がれる舟からはキラキラ光るホタルの姿がすぐに発見できます。川を下るほどに、ホタルの数はどんどん増え、その幻想的な風景は初夏のさつま町の風物詩となっています。
　今年の予約は平成29年4月27日から。毎年、日程によっては早々に完売になるので、早めの予約がおすすめです。



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