2泊3日
福岡県
佐賀県
course 1
本物のものづくりに触れるコース
豊かな自然とその恵みを生かした手仕事が多く残る福岡県ちくごエリアと佐賀県嬉野エリア。地元のものづくりに触れながら、お茶の栽培も盛んなこのエリアで、古き良き日本の文化に魅せられる旅に出ませんか。
暮らしを彩る"もの"求めて
福岡市内を出発
車で約1時間
八女茶カフェ ぶんぶく
- やめちゃかふぇ ぶんぶく -
八女茶農家5軒が栽培から製造、販売までを行う「八女美緑園」。2014年の全国茶品評会で農林水産大臣賞を受賞するなど、その実力は全国区。直売店ではお土産にも最適なお茶アイテムを販売。さらに直営の茶房は八女杉をふんだんに使った田舎民芸調造り。お茶のプロが淹れる美味しいお茶をはじめ、茶そばランチやお茶スイーツを楽しむことも。
八女抹茶を練りこんだ茶そばと地鶏のおにぎりがセットの「お昼のランチ」660円。そばは冷か温を選べたので、今回はざるをチョイス。
#八女茶カフェぶんぶく
車で約15分
うなぎの寝床
旧丸林本家
- うなぎのねどこ きゅうまるばやしほんけ -
作り手と使い手を繋ぐアンテナショップとして2012年に誕生。現在は、地域文化の風景を繋ぐ場所として活動している。本店の役割を担う旧丸林本家では、「うなぎの寝床」の代名詞でもある現代風もんぺを販売。200m先にある「うなぎの寝床 旧寺崎邸」では、器や玩具など作り手の丁寧な仕事が伝わる生活用品を扱う。
シルエットもデザインも現代風にアレンジされた「もんぺ」。カラフルなドット柄(右:13,500円)と、伝統的な久留米絣の柄・十字模様(左:12,100円)。丈夫で着心地がよく、機能性抜群。
#うなぎの寝床もんぺ
車で約1時間
生活購買店reed
- せいかつこうばいてんリード -
日常に彩りを与える雑貨や器など、国内のものを中心に、普段の生活に馴染みが良いアイテムを扱う。店主の中村さんが直接作家とふれあい、「モノ作りへの愛」が詰まったモノばかり。自分用はもちろん、贈り物にも最適。ご当地モノなら調味料やお菓子など、職人の手仕事が伝わるラインナップに。
うきは市にある果実酢と調味料のスーの「粒マスタード」432円、スーマーラージャン734円、季節のドレッシング(桃)810円。食卓に豊かさをプラスしてくれる。
#reedセレクト品
車で約10分
原鶴温泉に宿泊
耳納連山とのどかな田園風景が広がる癒しのエリア。原鶴温泉は、筑後川流域に湧く、九州でも有数の美肌の湯。その特徴は肌触り。トロトロとした浴感で、pH値は8.5以上。肌の古い角質を落とす弱アルカリ性単純泉と色白効果に期待大な単純硫黄泉を楽しめ、W美肌の湯とも呼ばれるほど。また数十軒の温泉施設があり、源泉数・湧出量とも福岡県内ではトップクラスを誇る。多くの宿が源泉掛け流しと贅沢!(写真提供:福岡県観光連盟)
自然の恵みを味わう
うきはの山茶
- うきはのやまちゃ -
自然豊かな山あいの棚田を利用した茶園を持つ新川製茶のショップ。先代からの技術を継承しながら、現在3代目が営む。土づくりを第一に、化学農薬、化学肥料・除草剤に至るまで一切不使用。有機栽培を40年以上実践。深蒸し製法でじっくりと仕上げ、甘みや旨みがぐんと引き立つ上質な茶葉のみを扱う。
パッケージも可愛くってお土産にもぴったり。左から有機緑茶・有機焙じ茶・有機和紅茶のティーバック各150円。
#うきはの山茶
車で約20分
巨峰ワイナリー/森のレストラン HEURIGE
- きょほうワイナリー/もりのレストラン ホイリゲ -
豊かな緑に包まれた敷地内には、ワイン醸造所や地下貯蔵庫、ショップが点在する「巨峰ワイナリー」。その中にある、地元食材を使った料理とワインが味わえるレストラン「ホイリゲ」。筑後平野一望の絶景レストランでは、自社ワインを隠し味にしたオムライスや煮込み料理などを楽しめる。
「牛肉のブルーベリーワイン煮」2,640円。九州県内産の牛肉を使用。ナイフでスーッと切れるほど柔らか。深みのあるソースが絶品!
#絶景ランチ
車で約1時間30分
豊玉姫神社
- とよたまひめじんじゃ -
海の神の娘・豊玉姫を祀った神社で、別名「美肌の神様」。その昔、神社の裏の池にいた豊玉姫の遣いである大ナマズが、村人たちの皮膚病を治し、祀られていた豊玉姫も白く美しい肌をしていた、という伝説が残る。境内には白い陶器のなまず様が鎮座。参拝方法に従い、嬉野温泉水を使った願い水をかけながら願うと、美肌になれる、と言われている。
これが噂の「白なまず様」。「素肌健康」「しわ退散」など、具体的な願いを込めて、温泉水をかけて美肌参拝。ご利益がありますように。
#白なまず
徒歩で約5分
嬉野温泉に宿泊
江戸時代に長崎街道の宿場町として栄えた嬉野温泉。開湯は1300年以上と歴史がある温泉で、奈良時代に発行された「肥前國風土記」にも記されている。とろみのある湯は、美肌の湯として知られ、「日本三大美肌の湯」として全国にその名を馳せるほど。湯はナトリウムを含む重曹泉で、角質化した皮膚をなめらかにし、肌をみずみずしく蘇らせると言われている。皮膚の表面についた余分な脂も洗い流してくれるので、保湿力は抜群と、まさに最強の美肌湯。嬉野温泉に宿泊した翌日の肌は、いつもと違うかも!?(写真提供:佐賀県観光連盟)
嬉野茶を持って窯元巡り
肥前吉田焼窯元会館
- ひぜんよしだやきかまもとかいかん -
2019年1月にリニューアル。江戸時代から400年以上続く吉田焼の魅力を伝える施設。一新された展示即売コーナーには、吉田焼の各窯元の代表的な作品を展示。正面のスペースには、それぞれにコンセプトやストーリーを持つデザイナー×窯元のコラボ作品が並び、見ごたえ抜群。またエントランスにはティースタンドが設置され、テイクアウトスタイルで楽しむ「歩茶」を片手に窯元めぐりも。
淹れたての嬉野茶をテイクアウト。煎茶・緑茶・柚子緑茶の3種類あり、アイスorホットを選べる。歩茶324円。
#茶歩
車で約10分
RestaurantCafe&Shop kihaco
- レストランカフェ&ショップ キハコ -
旅館吉田屋のプロデュースショップ。店内には、国内作家の手仕事系の雑貨をはじめ、佐賀県の窯元の器や嬉野茶、コスメなどセレクトされたアイテムが並ぶ。うれしの和紅茶や嬉野茶のフィナンシェ「ウレシカ」など、オリジナル商品も多数。また、レストランではフレンチをベースにしたランチやスイーツが味わえ、気に入った器があればショップで購入できるのも嬉しいポイント。
「FRENCH PLATE」1,650円。メインは肥前さくらポークのハニーマスタード煮込み。豚肉にしっかり味が染み込んで、驚くほど柔らかい。嬉野農家から仕入れる野菜のソテー付き。
#嬉野ランチ
車で約50分
佐賀市内に到着