ランチタイムにはすぐに満席になってしまうという老舗洋食店。お目当ては、大分ならではのとり天！さくさく衣に包まれ、しっかりと味がしみ込んだ鶏もも肉をまずはそのまま一口。続いて自家製ポン酢＆カラシに付けて味わってみよう。他にも、ハンバーグや海老フライなど定番洋食メニューが揃う。

アメリカ・オレゴン州出身のダレンさんが2019年にオープンさせた、大分メイドにこだわったクラフトビール専門店。個性を詰め込んだビール8種類前後を製造・販売している。4種類の酵母を自家培養しながらそれぞれ製法も変えているため、飲み比べるのが楽しみなビールだ。「ジャパン・グレートビア・アワーズ2020」では銀賞を受賞。

週末や祝日中心に運行している観光列車「あそぼーい！」。熊本地震の復旧工事が終わった2020年8月から、熊本〜別府間を約3時間半で元気に結んでいる。旅先で買った地ビールやおつまみなどを片手に、先頭と最後尾にあるパノラマシートから、阿蘇の雄大な景色を楽しんでみよう（全席指定）。

阿蘇神社の横参道に開業して65年になるお肉屋さん。阿蘇あか牛など、お土産用に肉や加工品を買うお客も多いが、行列をなす観光客の目的は、馬肉入りポテトコロッケ「馬ロッケ」。衣はサクッ、中はしっとりホクホク。「おいしかろう、湧き水も飲まんね」と一代で店を築いた先代社長の杉本さんが笑顔で声をかけてくれた。

クルーズトレイン「ななつ星in 九州」乗客用のパンも出していた、豊後竹田駅近くの古民家パン屋さん。20年前に東京から移住し隣町でカフェを営むご主人が週に4日こちらでパンを販売。生地には九州産小麦と地元の湧水、自家製酵母を使用し、カスタードクリームに至るまで手作りするなど、徹底して素材にこだわりながら作っている。

大分〜熊本間を結ぶ豊肥本線の目玉といえば、急勾配を登るためにZの文字を描くようにジグザグと勾配を上り下りする立野駅のスイッチバック。また、同じ路線を走る特急「九州横断特急」は自由席を備えた2両編成で1日2往復している。車窓からは、特急「あそぼーい！」と同じ景色が楽しめるので、こちらでの列車旅もおすすめだ。

自社醸造のクラフトビールを中心に、常時12種類の国内外のビールと、それらに合う料理を味わえるお店。ビルの最上階に位置し、テラス席もあり開放感は抜群。屋根付テラスで雨の心配もなく3密も気にせず楽しめる。その時々で店に並ぶビールの種類が違うので、一期一会の楽しみもある。さらに、歯ごたえとやわらかさが絶妙な国産牛フィレ肉の鉄板焼きも一押し！

100種を超える紅茶やハーブティと、40種以上のビールを昼も夜も味わえる上通りのお店でホッと一息。野菜がたっぷりとれるランチを目的にするのも良さそう。紅茶・ビールともにメインは海外ものだが、紅茶は熊本県産のものも。スコーンやガトーショコラなど手作りスイーツと一緒に味わうのがおすすめ。

新駅ビル内に誕生した「肥後よかモン市場」内に、南阿蘇に工房を構える自家製ハム＆ソーセージ専門店がある。お土産にはここのスモークベーコンや馬さしのくんせいがおすすめ。馬肉のおいしい部分だけをぎゅっと凝縮して味わっている感覚で、やみつき必至！