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日数:1日コース
春 夏 秋 冬
歴史
幕末の風雲児坂本龍馬。龍馬は当時の西洋との窓口であった長崎を舞台に、維新の礎を築いていきます。また鹿児島県霧島には、新婚旅行で訪れています。
1日目 長崎市内
車で約5分
亀山社中跡には記念館が復元され、平成21年8月から公開されています。建物は幕末の家屋の雰囲気を忠実に再現し、縁側からは長崎の街と港が一望できます。隠れ部屋といわれる2階部分、龍馬がもたれかかったと言われる柱など、龍馬の面影を感じられます。
長崎市亀山社中記念館(ながさきしかめやましゃちゅうきねんかん)
電話: 095-823-3400
住所: 長崎市伊良林2丁目7-24
交通: 新大工町電停(バス停)から徒歩約15分、または、風頭山バス停から徒歩約5分
路面電車:長崎駅前電停から蛍茶屋電停行きに乗車し、新大工町電停まで約10分
長崎バス:長崎駅前東口バス停から網場・矢上・江の浦方面行きに乗車し、新大工町バス停まで約14分。または、風頭山行きに乗車し、終点・風頭山バス停まで約30分
料金: 大人300円 高校生200円 小・中学生150円
営業: 9:00 ~ 17:00
休み: 無休
駐車: なし
亀山社中は、慶応元年(1865年)薩摩藩や長崎の豪商小曽根家の援助を受けて、坂本龍馬がつくった結社の名前です。幕末頃、亀山では「亀山焼」という焼物が一時焼かれていたものの廃窯となり、その窯ではたらいていた人々の住居跡を根城としていました。亀山社中の「亀山」はその地名をとったもので、「社中」は”人の集まり”の意味です。亀山社中は、徳川幕府の倒幕を目的とした活動を行なうとともに、船の回送や運輸業、銃器のあっせんなどの商号活動も行なっており「日本最初のカンパニー」といわれています。 「亀山社中跡」のそばに「亀山社中資料展示場」があります。
徒歩で約5分
長崎を一望できる高台に位置する風頭公園とその周辺には坂本龍馬にまつわるスポットがあふれてます。 腕を組み長崎の街を見つめる龍馬像や、日本で最初にブーツを履いたといわれる巨大なブーツのブロンズ像などがあります。
風頭公園(かざがしらこうえん)
電話: 095-829-1171(長崎市みどりの課)
住所: 長崎市風頭町
交通: 風頭山バス停から徒歩約10分
JR長崎駅から東に約3km、長崎港を望む標高151.9mの風頭山にあり、長崎名物「ハタ揚げ(凧揚げ)」の名所として有名です。
遊具や多目的広場などの施設に加え、春は約350本の桜、初夏には約2,500本ものあじさいが咲き誇り、四季折々の花々が楽しめます。春には「風頭公園桜まつり」が行われ、夜はぼんぼりが灯され幻想的な雰囲気に包まれます。
小広場には、腕組みをしてブーツを履き長崎湾を眺める「坂本龍馬之像」が建立されており、龍馬ファンの聖地とも呼べるスポットです。
龍馬本人に酷似していると言われるこの像は、1989年長崎在住の彫刻家である山崎和國氏によって製作され、市民の募金により建てられました。また司馬遼太郎の小説『竜馬がゆく』の文学碑も隣接。
周囲には日本最初の職業写真家「上野彦馬の墓」や「長崎ハタ資料館( 小川ハタ店)」もあり、歴史探訪も楽しめます。
車で約10分
坂本龍馬たち幕末の志士を陰で支えた英国商人、トーマス・ブレーク・グラバー。旧グラバー住宅など当時の洋館が移築公開されています。
グラバー園( ぐらばーえん)
電話: 095-822-8223
住所: 長崎市南山手町8-1
交通: ( 第1ゲート)大浦天主堂下電停(バス停)から徒歩約5分、
(第2ゲート)石橋電停(バス停)から徒歩2分のグラバースカイロードを利用して約5分
料金: 大人600円 高校生300円 小・中学生180円
営業: 8:00 ~ 18:00※夜間開園期間あり
休み: 無休
駐車: なし
日本の近代化に大きく貢献した英国人貿易商トーマス・ブレーク・グラバーの遺構で、日本最古の洋風木造建築として、国の重要文化財に指定されています。
長崎を代表する観光施設「グラバー園」の核となる洋館。安政6年(1859年)に長崎に来て貿易業を営むかたわら、日本の近代化に大きく貢献した英国人トーマス・ブレーク・グラバーの遺構で日本最古の洋風木造建築として昭和36年に国の重要文化財に指定されました。昭和14年から三菱重工長崎造船所の所有となっていましたが、昭和32年に同社創業100周年記念事業の一つとして長崎市に寄贈されました。また、「グラバー園収蔵検索システム」で貴重な収蔵品をスピーディに閲覧することができます。
明治16年頃、長崎市の上(うわ)町に建てられた長崎地方裁判所の官舎。 官舎が洋式建築を取り入れているのはとても興味深く、当時、西洋の家が近代化の象徴だったことをうかがわせます。
「ドックハウス」とは修理のために船が造船所に入っている間、乗組員たちが宿泊した施設のことです。 この建物は、明治29年に作られた典型的な西洋建築で、上下のベランダを8本の柱が支えています。
長崎のお祭り「長崎くんち」に奉納される龍踊りの白龍、青龍、各町の奉納踊りを先導する 「傘鉾(かさぼこ)」と呼ばれる豪華な飾りなどが展示されており、長崎くんちの映画も放映されています。
車で約10分
江戸時代、唯一西洋との交流が許され、海外からの情報拠点だった長崎。 鎖国時代を象徴する扇型の小さな埋立地出島や、当時のオランダ商館員の暮らしなどが再現されています。
電話: 095-821-7200
住所: 長崎市出島町6-1(出島総合案内所)
料金: 大人500円 高校生200円 小・中学生100円
営業: 8:00~18:00(ただし17:40までに入館)
休み: 無休
駐車: なし
長崎市の史跡「出島和蘭商館跡」復元整備事業の一環として、出島の歴史などを系統立てて学習できる施設として平成10年10月1日に開館しました。
本館は、明治10年(1877)にキリスト教新教の神学校として建設された「出島神学校」を保存修理した木造2階建ての建造物です。
1階では、出島の歴史と生活をテーマにして、出島誕生の経緯・出島での貿易品・オランダ商館員の生活を、資料や模型、グラフィックパネルで紹介しています。2階では、日本の窓「出島」というテーマで、出島を通じて入ってきた学問や動植物、オランダ商館員が研究した日本について紹介しています。
分館は、安政の開国以降に建設された石倉を昭和31年(1956)に復元したものです。
史跡内から出土した遺物を中心に本館の補完的な展示を行っています。
車で約5分
江戸時代、日本三大花街の一つであった長崎丸山。坂本龍馬が付けたといわれる刀傷や奉行所に提出した抗議文の直筆下書きなどを見ることが出来ます。
花月は1642年、長崎の丸山遊郭の老舗であった引田屋(ひけたや)の庭園内に、茶屋として造られたのが始まりです。
大正末年、引田屋は廃業しましたが、花月の名称と引田屋の庭園、建物は現在に伝承され、1960年には長崎県の史跡に指定され、全国的に珍しい史跡料亭となりました。
丸山は幕末から明治の激動の時代に活躍した国際人の社交場であり、頼山陽(らいさんよう)などの文人墨客も数多く訪れ、詩文・版画などにも紹介されてきました。
坂本龍馬がつけた刀傷の跡が床柱に残る「竜の間」や、タイル貼りの床に和風の格天井、中国の様式を取り入れた窓がある和洋折衷の日本初の洋間「春雨の間」、勝海舟が愛した日本庭園も一望できる「月の間」など、今なお当時の姿を残しています。
また資料館「集古館」が併設されており、なかにし礼原作『長崎ぶらぶら節』で有名になった名妓・愛八(あいはち)直筆の歌本や写真、坂本龍馬直筆の書など貴重な資料を間近に見ることができます。
先人たちが過ごした空間で、元禄時代に造られた美しい庭園を見ながら、長崎の伝統料理「卓袱料理(しっぽくりょうり)」を是非楽しんでください。
慶応2年(1866年)、亀山社中の蒸気船「ワィル・ウェフ号」が初航海で嵐に巻き込まれ遭難しました。生存者がたった4名と多くの乗組員が船と運命を共にしました。 この知らせに龍馬は非常に悲しみ、供養碑を建てています。遭難した潮合崎を見渡せる広場には石碑があります。
電話: 0959-42-0964(新上五島町観光物産協会)
住所: 長崎県南松浦郡新上五島町有川郷
交通: 長崎港より九州商船のフェリーまたはジェットフォイルで奈良尾港、または佐世保から九州商船の高速船またはフェリーで有川港へ。有川港より車で約20分
料金: 見学無料
駐車: 4台
麓まで車で約3時間。登山口から徒歩2時間30分
鹿児島県と宮崎県の県境にある高千穂峰。その山頂にはニニギノミコトが降臨したときに突き立てたとされる、青銅製の天の逆鉾が立っています。坂本龍馬が引き抜いたというエピソードも残っています。(現在のものはレプリカ)
1,574メートルのコニーデ火山で、天孫降臨伝説の残る山です。霧島第2峰で頂上に天の逆鉾があり、眺望抜群です。 山麓及び中腹一帯は、アカマツ、モミ、ツガ、ミズナラを中心とした原生林、これにリョウブ、ヤシャブシ、ネジキ、アオハダ、カナクギノキ、ハリギリ等の落葉樹が混成しており、春の新緑、初夏のミヤマキリシマ、秋のモミジ、冬の樹氷と一年を通じて四季折々の景観が楽しめます。高千穂河原から山頂への登山道は、九州自然遊歩道の一部であり、自然観察に適した遊歩道もあります。
車で約1時間
天孫降臨の神話に登場するニニギノミコトを祭神とする歴史深い神社で、最近ではスピリチュアルなパワースポットとしても注目されています。 坂本龍馬もお龍との新婚旅行で立ち寄ったとされ、展望所の近くにはパネルもあります。
電話: 0995-57-0001
住所: 霧島市霧島田口2608-5
料金: 参拝無料
営業時間: 境内の参拝自由、祈願などの受付および授与所の受付は8時~18時
休み: 無休
駐車: あり(無料)500台
徳富蘇峰が1952年(昭和27年)に詩詠・揮毫した「神聖降臨地 乾坤定位時 煌々至霊気 萬世護皇基」という五言絶句が刻まれています。
車で約1時間
坂本龍馬がこの周辺で、鳥を撃ったり、魚釣りをしたりしたといわれています。 龍馬は姉に「谷川の流れにてうお(魚)をつり、短筒(ピストル)をもちて鳥をうちなど、まことにおもしろかりし・・・(略)」とあてています。高さ36mの滝を間近で見ることが出来ます。
住所 霧島市牧園町下中津川
交通: 九州自動車道溝辺鹿児島空港ICから車で20分
車で約15分
1866年、寺田屋事件で傷を負った龍馬が、小松帯刀、西郷隆盛、吉井幸輔らの紹介で妻お龍と共に訪れた場所です。これが日本で最初の新婚旅行と言われています。
坂本龍馬が新婚旅行で訪れた際、逗留したという温泉が塩浸温泉。園内には「龍馬資料館」や「龍馬とお龍の縁結びの足湯」、「坂本龍馬・お龍新婚湯治碑」、龍馬が入ったとされる湯舟があります。
[泉質]炭酸水素塩泉
[付帯設備]内湯・立寄り湯
・龍馬とお龍の縁結びの足湯
[泉質]炭酸水素塩泉
(温度)51.3℃
塩浸温泉
博多駅から→JR長崎本線特急「かもめ」で 約1時間45分。長崎駅下車。
長崎空港から→空港リムジンバスでバス 停長崎駅前まで約35分。
長崎自動車道・長崎ICからながさき出島道路経由でJR長崎駅まで約5km。
大久保利通ら偉人達の活躍を紹介した施設です。
電話: 099-239-7700
住所: 鹿児島市加治屋町23番1号
交通: JR鹿児島中央駅から徒歩8分、カゴシマシティビュー「維新ふるさと館前」下車、市電「高見馬場」下車徒歩3分
駐車: 24台収容
■ふるさとゲート
入口から中央へと続くアーチの道。現代から幕末へ時間がさかのぼる映像が映し出され、幕末へとタイムスリップします。
■主人公プロフィール・下加治屋町再現・ 郷中教育体感コーナー
幕末期の下級武士の生活をここに再現し、先輩が後輩を教え導いた薩摩独特の「郷中教育」を紹介します。明治維新を支えた英雄たちの生活を、参加体験型装置により楽しく体感できます。
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