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深固院跡(しんこ団子発祥の地)

鹿児島

歴史・遺跡

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開山は薩摩禅宗の開祖石屋真梁和尚です。石屋は元中3年(1368年)現在寺屋敷と呼ばれている深固岳の北麓に草庵を結び、深固院と名づけて布教を始めました。本尊は釈迦如来で、寺はその後なくなりましたが、貞亨3年(1686年)吉利領主21代清雄のとき再興し、釈迦如来のほかに平重盛の像を安置しました。現在は廃仏殻毀釈により存在していません。鹿児島で有名なしんこ団子発祥の地としても知られており、たび重なる飢饉の際、石屋が田圃に出て落穂を拾い、籾を粉にして餅をつき、醤油をかけて焼き皆に食べさせ飢饉を救ったのが始まりだといわれます。毎年11月下旬の深固院祭りを始めとする町内各地のイベントなどで販売されます。

■しんこ団子の由来
石屋和尚は伊集院島津家の出身で、島津菩提寺福昌寺の住職、後伊集院妙円寺の住僧である。石屋が扇尾に深固院を建て住民を教化していたとき、大飢饉に見舞われ、住民は飢に苦しんだ。石屋は田圃に出て落穂を拾い、籾を粉にして餅をつき醤油をかけて焼き皆に食べさせたらそのおいしいこと。住民は「和尚さん、こやなんちゅうもんごわすか」と尋ねると、こまった和尚、とっさに「これはなー『しんこだご』というもんじゃ」と答えた。人々は感心した。鹿児島で有名なしんこ団子はこうして生まれたということである。
※看板内容を引用

所在地 鹿児島県日置市日吉町吉利
お問合せ先 Tel:099-273-2111 
日置市役所
エリア 鹿児島
鹿児島・桜島
ジャンル 歴史・遺跡
駐車場 あり
定休日 無休
利用時間 通年
アクセス 南九州西回り自動車道・伊集院ICより車で20分 鹿児島市より車で40分
提供元 鹿児島県観光サイト「かごしまの旅」

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