温泉

七色の湯

青色の湯


観海寺温泉

 713年、仁聞菩薩によって開かれたと伝えられる温泉で、海抜150mの高台にあるのですばらしい眺望です。日毎に、また時間毎に微妙に色が変わる青色の温泉は、単純泉、含重曹食塩泉で神経痛・リューマチなどに効能があると言われています。
 ケイ酸(ケイ素、酸素、水素の化合物)を多く含む青色の温泉は、湧き出したときは無色透明で、2、3日すると青色になり、約1週間後に乳白色に変化します。ケイ酸の小さな粒子同士が脱水縮合という反応を起こし、太陽光は波長の短い青色の光だけを散乱させるため、その散乱して私たちの目に飛び込む青色の波長の光により、温泉が青色に見えます。その後時間が経過すると、さらにケイ酸の粒子が脱水縮合を繰り返するため、太陽光の全波長の光を散乱し、私たちの目に白い光が飛び込んでくるため、温泉が乳白色に見えます。

観海寺温泉
湯布院温泉

 九州の軽井沢とも呼ばれる、由布院盆地に広がる温泉地です。全国2位(895ヶ所)の源泉数の豊富な湯量を誇り、緑豊かな大自然に包まれています。
 泉質は単純泉・塩化物泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、慢性婦人病、疲労回復などに効果があると言われています。トロリと肌触りの良い、透明感のある青色の湯などを楽しむことが出来ます。

湯布院温泉
岳の湯温泉

 熊本と大分の県境近く、「小国富士」と異名を持つ涌蓋山(わいたさん)の山麓に涌く阿蘇小国わいた温泉(はげの湯、岳の湯、山川、麻生釣、地獄谷、鈴ケ谷)のひとつで、集落のいたるところから蒸気が噴出し、「蒸気の里」として知られています。
 湯は、美しい乳青色をしており、泉質はナトリウム塩化物泉で、神経痛、冷え性、疲労回復に効果があると言われています。
 山々を眺めながら、のんびりと浸かれる露天風呂も多数あります。

岳の湯温泉

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