今回、福岡市から旅の移動に選んだのは、柳川観光列車「水都」。“柳川の伝統と四季の彩り”をテーマに、さげもんや白州祭など古くから続く伝統行事や柳川に咲く花を車両にデザインされているんです。また、城下町・柳川に息づく武家文化を象徴する「漆黒」や日本の伝統色を使用するなど、その色彩にも特徴が。実に格好いいんです！柳川市までは、田園風景を眺めながら片道45分で到着です。いざ出発！

◆柳川観光列車 水都（西日本鉄道株式会社）

・水都運行情報は、以下のホームページより最新情報をチェック！

・WEBサイト：こちら

柳川の観光名所と言えば『柳川藩主立花邸 御花』。広さはなんと7,000坪、江戸時代を通じて柳川藩11万石を治めた立花家の歴史を伝える立花氏庭園なんです。現在は、立花家が明治末期に迎賓のために造営した伯爵邸｢西洋館｣｢大広間｣と、常緑の松が目に鮮やかな庭園｢松濤園｣が100年前の姿のまま残されています。写真は、西洋館です！その他にも、レストラン、カフェ、土産店、ホテルがそろい、一日中ゆったりと楽しめちゃいます。

写真は、クロマツに囲まれた池庭で、座敷からの眺望を楽しむ観賞式の庭園の様子です！園池のなかの二つの島と多数の岩島および水面は、冬場には飛来する野鴨が群れ遊ぶ見事な景観。広間から見える中庭は、まるで絵画のよう。時間が経つのを忘れてしまいそうになりました。癒やされる〜。

明治42年から43年に建てられた本館は、当時の宮家、富豪たちの間で流行った「西洋館の正面玄関に続く日本建築の大広間」という形式をそのまま残しているそうです。まさにタイムスリップしたかのような空間、これぞ日本の建築芸術！見どころが多く全てをお伝えできなくて残念ですが、詳細は、下記WEBサイトでチェックしてくださいね！

◆柳川藩主立花邸 御花　

〒832-0069 福岡県柳川市新外町1　 

・TEL 0944-73-2189　FAX 0944-74-0872

・WEBサイトは、こちら

柳川を訪れたらぜひ体験してほしいのが「柳川川下り」。柳川の名所、水の音、木々や花の彩り、また舟頭さんがガイドや舟歌も披露してくれます。川沿いの柳が情緒ある雰囲気が漂わせ、ゆったりとした時間の流れを感じられます。船頭さんをパシャリ、格好良すぎます！

川下りのコースは様々。どんこ舟に揺られながら、ゆったりと自然いっぱいの掘割を進んでいきます。船は「乗合船」「貸切船」の2タイプがありました。乗合船は予約なしで乗れて、30分毎に出発しています。貸切船なら家族や友人だけで川下りを楽しめること間違いなしですね。川下りは四季折々の魅力があり、春には川の両脇を桜が華やかに彩りを添えます。訪れた日は10月で、川のせせらぎが心地よく感じました。

柳川藩主立花邸 御花から、かんぽの宿（柳川）を通る川下りコースに乗車しました。船頭さん曰く、橋と水面に浮かぶ姿が絶景ポイントということで、ここでもカメラでパシャリ。緑の木々と、川の”せせらぎ”、そして陸橋。最高のロケーションでした。ぜひ、柳川下り体験してくださいね。

◆水郷柳川観光 株式会社

〒832-0822　福岡県柳川市三橋町下百町1-6 

・TEL：0994-73-4343  FAX：050-3730-5754

・WEBサイトは、こちら

そして、旅の最後を締めくくるのは、福岡県柳川市にある、”柳川酒造株式会社（旧社名：目野酒造株式会社）”です。創業が明治二十三年という長い歴史を持つ柳川酒造さん。『省くことよりも、貫くことを志として』という想いで、磨き抜かれた郷土の銘酒を造り続けられています！詳細は、特集記事に掲載していますので、チェックしてくださいね。

◆特集記事「【日本酒/焼酎/リキュール】酒宝柳川、ここにあり 柳川酒造！」

◆柳川酒造株式会社

〒832-0821　福岡県柳川市三橋町百町766番地

・Tel.0944-72-5255(店舗)／Fax.0944-72-1700
・営業時間：事務所-08:30～17:00／店舗-10:00～16:00

・ホームページ：こちら