博多の歴史・伝統に触れるまち歩きコース/福岡・博多

福岡県

福岡タワーやヤフオクドーム、天神など近代的な街のイメージがある福岡ですが、実は歴史を感じる建物や通りも多く残る街であることを知っていましたか?このコースでは、そんな歴史が特に色濃く残る博多エリアを歩き、博多唯一の造り酒屋「石倉酒蔵(博多百年蔵)」を目指します。※2019年1月の情報を掲載しています。お出かけ前に最新情報をご確認ください。

《1》川端通商店街

川端通商店街は、130年以上の歴史を持つ博多の買い物どころです。全長400mに及ぶアーケードには、様々な種類の商品を揃える130の店舗が並びます。なかでもぜひ立ち寄っていただきたいのが、地下鉄中洲川端駅から5分ほど歩いたところにある「川端ぜんざい広場」。飲食スペースに堂々と置かれた博多祇園山笠の飾り山を眺めながら、丸餅が入った甘めのぜんざいを食べてほっとひといき。これが博多っ子のお決まりです。

 

◆川端通商店街・川端ぜんざい広場

〒812-0026 福岡県福岡市博多区上川端町10

・TEL 092-281-6223

・WEBサイトは、こちら

 

    ▼

移動(徒歩 約5分)

    ▼


《2》博多町家ふるさと館

博多町家ふるさと館は、明治・大正時代の博多の暮らしを紹介する施設で、建物は福岡市の指定文化財に登録されています。ここでは博多の歴史や文化に関する展示や、博多織の職人さんが作業をしている様子の見学ができたり、福岡の伝統工芸品博多織のネクタイやペンケース、可愛らしい表情の博多人形などをお土産として購入することができます。

 

◆博多町家ふるさと館

〒812-0039 福岡県福岡市博多区冷泉町6-10

・TEL 092-281-7761

・WEBサイトは、こちら

 

    ▼

移動(徒歩 約8分)

    ▼


《3》博多千年門・承天寺

石畳の承天寺通りを進むと、その先に立派な門が立っています。この「博多千年門」は江戸時代に博多の入り口に立っていた「辻堂口門(つじのどうぐちもん)」を再現したもので歴史的文化財が多く残る博多の寺社町エリアの象徴として、また、これから先千年の博多の繁栄を祈って建てられました。見学を終えて、次に向かうは「承天寺」。このお寺は鎌倉時代に開かれ、所蔵の仏像や銅鐘は国の重要文化財に指定されています(一般公開はされていないのでご注意を)。こちらでチェックしておきたいのは、境内にある「饂飩蕎麦発祥之碑(うどんそばはっしょうのひ)」!うどんといえば香川をイメージしますが、発祥はここ博多なんですね。

 

◆博多千年門

〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目7-29-9

 

◆承天寺

〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目29-9

・TEL 092-431-3570

 

    ▼

移動(徒歩 約1分)

    ▼


《4》中世博多うどん 春月庵 承天寺前店

うどん発祥の地、承天寺から100mほど歩いたところにあるうどん店「春月庵」さん。ここのお店はなんと、うどんを計3玉まで追加料金無しで注文できる嬉しいサービスがあります!発祥の地の近くでお腹いっぱいうどんを食べられる...これは贅沢ですね。写真は福岡名物のごぼう天うどん。柔らかい麺に温かいお出汁が染みてとても美味しいです。

 

◆中世博多うどん 春月庵 承天寺前店

〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目7-1

・TEL 092-473-2911

・WEBサイトは、こちら

 

    ▼

移動(徒歩 約8分)

    ▼


《5》石倉酒蔵(博多百年蔵)

このコースのゴールである「石倉酒蔵」さん。創業から148年、博多のまちに唯一残る造り酒屋で「博多百年蔵」の愛称で親しまれています。白壁の蔵からレンガ造りの煙突が覗く外観は趣があって、結婚披露宴会場としても非常に人気のスポットなのだとか。中に入り、奥へ進むとこちらの酒蔵で造られた様々な種類の日本酒を販売するコーナーがあり、その一角では試飲も出来ます。お気に入りの日本酒を見つけてお土産に持って帰るのも良いかも。


百年蔵オリジナルのおちょこと塗り枡。あなたはどちらで乾杯しますか?

 

◆石倉酒蔵(博多百年蔵)

〒812-0043 福岡県福岡市博多区堅粕1丁目30-1

・TEL 092-633-5100

・WEBサイトは、こちら


一覧に戻る