熊本復興を巡るコース/熊本・阿蘇

熊本県

熊本、大分両県をはじめ九州全域を襲った熊本地震の発生から、2年目を迎えました。被災した熊本城ではようやく最上階の瓦ぶきが終わり、新たなしゃちほこの設置、阿蘇神社でも楼門の復旧作業が進んでいます。今回は、そんな元気な”熊本”を巡るモデルコースという形でご紹介させて頂きます!(2018年8月時点)

《1》熊本城・桜の馬場 城彩苑

熊本城(2018年8月撮影)

2019年にラグビーワールドカップ試合の一部が行われるの熊本。現在、復興のシンボルともいえる「天守閣」の早期復興に取り組んでいました。2019年春頃には、大天守外観の大部分が修復予定。現在は解体や外装が進んでいて、まるで天空の城のように浮かんだ小天守!復興途中の姿、今だけの貴重な姿ですね。この日もたくさんの観光客の人が訪れていました。熊本城の復旧が待ち遠しい・・・。


加藤神社
二の丸広場

熊本城城内に鎮座する加藤神社は熊本発展の礎を築かれた加藤清正公がお祀りされている神社です境内からは、先の写真の熊本城大小天守などが見られます。二の丸公園は、熊本では有名な公園です。公園といっても、遊具や遊び場は何も無く、だだっ広い芝生と大きな木があります。ハワイの”気になる木”みたい?天気がいい日に、熊本城を見ながら広い芝生でのんびりと過ごすのは、とても気持いい!

 

加藤神社
〒860-0002 熊本市中央区本丸2-1
WEBサイト http://www.kato-jinja.or.jp


桜の馬場 城彩苑

熊本城のふもとにある観光施設「桜の馬場 城彩苑」は、絶対に訪れたいお薦め観光スポットです!23店舗の食事処や特産品販売店と、熊本城の歴史や文化が体験できるだけでなく、バーチャルで熊本の歴史を体感することができる「熊本城ミュージアムわくわく座」もあり、子供たちにも大人気のエリアです。又、「熊本ならでは」をコンセプトに県内各地の食やお土産品がそろう飲食物販施設「桜の小路」などがあり、昔ながらの城下町気分も味わえます。是非ともお立ち寄りくださいね。

 

桜の馬場 城彩苑
〒860-0008 熊本市中央区二の丸1番1-1号
TEL.096-288-5600  FAX.096-288-0808  WEBサイト http://www.sakuranobaba-johsaien.jp/


《2》阿蘇・草千里ヶ浜

草千里ヶ浜(2018年8月撮影)

阿蘇観光に訪れる人が必ずといって良いほど訪れる代表的な観光地、草千里ヶ浜です。阿蘇五岳の一つ、烏帽子岳の北麓に広がる火口跡にある78万5000平方メートルの大草原と、雨水が溜まってできたといわれる池とが織りなす自然のコントラストが非常に美しい場所。初めてこの地を訪れる人は、日本にこのような場所があるの?と驚くこと間違いなし。


草千里ヶ浜 乗馬
草千里ヶ浜 絶景

煙を上げる中岳を背景に、放牧された牛や馬が草を食んでいる牧歌的な風景に、多くの観光客がドライブ途中に立ち寄り、のんびりと散策。草原を一周できる引き馬乗りも、観光客に人気が高い理由のひとつです!

 

草千里ヶ浜(阿蘇インフォメーションセンター)

Tel:0967-34-1600 WEBサイト https://kumanago.jp/event/?mode=detail&id=430000000210


《3》阿蘇神社

一の神殿、三の神殿、二の神殿(2018年8月撮影)

2500余年の歴史を持つと伝えられる阿蘇神社。現在、熊本地震からの復興工事が行われていますが、一の神殿、三の神殿、二の神殿を始めとする境内は見学また参拝することができます。参道は神社と平行に走る珍しい”横参道”!湧き水も流れ、夏の時期はたいへん清々しい気持ちになります。いち早い完全復興をお願いしました。


三の神殿(2018年8月撮影)
大桜門(2018年8月撮影)

大楼門は、まだ基礎工事が行われていました。観光案内の方のお話では、ヨーロッパからの観光客が最近増えてきているとのことでした。日本古来の建築技術が見れることに感心があるのでは?とのこと。今は、大桜門の貴重な姿を見れる瞬間かもしれませんね。

 

阿蘇神社
〒868-0052 熊本県人吉市新町1番地
TEL:0966-22-3207 FAX:0966-22-3208  WEBサイト http://asojinja.or.jp


《4》繊月酒造

繊月酒造 店舗
繊月酒造 店内

阿蘇エリアからは少し離れておりますが、熊本を代表する酒蔵繊月酒造をご紹介させて頂きます。創業1903年より115年もの間、熊本・人吉の豊かな自然から流れ出す清流球磨川の水と厳選した良質の米を原料に米焼酎を作られています!六代に亘る杜氏の歴史の中で、三代目杜氏・淋豊嘉(そそぎとよか)は、焼酎界で初の「現代の名工」に輝かれるほど。ぜひとも旅のお土産に繊月酒造様のお酒を購入されてみてはいかがでしょうか。

 

繊月とは繊細な三日月のことで、700年続いた相良藩の居城・人吉城の別名を繊月城とよんでいました。古くからこの地で親しまれている名前だそうです。球磨焼酎の本場、人吉球磨で最も愛飲されている、繊月酒造の代表銘柄。まろやかで旨みのある米焼酎!酒蔵見学できるのもチェックです。

 

繊月酒造 株式会社
〒868-0052 熊本県人吉市新町1番地
TEL:0966-22-3207 FAX:0966-22-3208  WEBサイト http://www.sengetsu.co.jp/


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