大きく3種類に分けることができます。
米や麦などを原料とし、単純構造のアナログな蒸留器を使い、基本的には1回のみ蒸留する、日本古来より受け継がれる製造方法です。
アルコール度数が高く、原料本来の風味や旨味が堪能できます。
一般に廃糖蜜や酒粕などを原料とした発酵液を、繰り返し 留し高純度エタノールを生成し、加水します。
無色透明できりっとクセのない味わいが特徴です。
甲類、乙類、どちらの容量が多いかで呼び名が変わり、甲類が50%以上なら「甲類乙類混和」、甲類が50%未満なら「乙類甲類混和」と表記されます。
九州の焼酎といえば「麦か芋!」と真っ先に思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
実は九州では地域の特産品を生かして様々な原料の焼酎が作られています。
おなじみのものから、こんな焼酎もあるの?と意外なものまで、バラエティに富んだ銘柄の一部をご紹介します。
長島研醸有限会社
(鹿児島県出水市)
霧島酒造
(宮崎県都城市)
玄海酒造
(長崎県壱岐市)
三和酒類株式会社
(大分県宇佐市)
高橋酒造株式会社
(熊本県人吉市)
天山酒造株式会社
(佐賀県小城市)
雲海酒造株式会社
(宮崎県宮崎市)
株式会社奄美大島開運酒造
(鹿児島県大島郡宇検村)
奄美酒類株式会社
(鹿児島県大島郡徳之島)
合資会社 大和一酒造元
(熊本県人吉市)
すき酒造株式会社
(宮崎県小林市)
株式会社紅乙女酒造
(福岡県久留米市)
旭菊酒造 株式会社
(福岡県久留米市)
冨安本家酒造
(熊本県久留米市)
ラベルの一角に必ず「本格焼酎」と明記するという決まりがあります。
※本物であることの証明です。
一般的に25度が基本です。
※%と度数の表示の違いがありますが、表現が違うだけで意味は同じです。
基本的に1800mlをはじめ、720mlや900ml、飲みきりタイプの180ml等があります。
使用された米・麦・芋等の主原料について使用量の多い順に表示しています。
※本格焼酎は必ず「麹(こうじ)」を使用しています。
製造した製造者及び製造場所在地が必ず記載されています。
飲酒に関しての注意表示事項等が記載してあります。