全国津々浦々に俗信の神・仏がおわします。
各地には祠があり、善男善女が手を合わせる。
「本当にご利益がある‥‥」といつしか伝えられ、その地方で代表格となった神社、仏閣、今の世でもお詣りが絶えない。
南九州編では、伝説とオーソライズされたものを組み合わせた。
平景清伝説にまつわる生目神社は山頭火も詣でた古くから信仰のある社、高齢者社会、眼の健康を願う人がふえた。伝説に基づく生目神社は平家落人の大叙情詩から生まれた。鵜戸神宮は乳の神様としても欠かせまい。陰陽石は話のタネに、大きくそそり立つ陽物は、神様のものかと思わせる。男たるもの、誰しもそう思う。その下の女性器はあまり知られていない。
大石神社は島津歳久と秀吉との争いの歴史の伝説に彩られたご利益。鶴嶺神社の石像は鹿児島市立美術館に飾られ、美しく化粧されている。
ご利益の地には歴史や伝説がつきまとう。ご利益巡りは、言葉をかえると歴史の伝説巡りの旅でもある。
ところで、ご利益巡りほど、候補地が多いものはない。ご利益の話がらみ、人気があるもの、あるいは今から売り出していこうというもの‥‥など、どんどん考えていただき、こちらに教えてほしいものだ。
宮崎空港~(15分・JR)宮崎~(約90分・バス)鵜戸神社~(約90分・バス)宮崎~(約90分・JR)高原~(10分・JR)小林~(50分・タクシー)えびの高原
えびの温泉~(50分・タクシー)小林~(60分・JR)真幸~(65分・JR)隼人~(31分・バス)鹿児島空港~(約45分・バス)さつま町~(約45分・バス)鹿児島空港~(60分・バス)鹿児島中央駅
鹿児島中央駅~(50分・JR)川内~(約80分・バス)鹿児島空港又は(40分・JR+30分・バス)鹿児島中央駅