3days

美肌になりたい!南九州あったか女子旅

明治日本の産業革命遺産

ルート地図

明治日本の産業革命遺産に登録されている日本を代表する大名庭園「仙巌園」や、観光列車「指宿たまて箱」に乗って、温かい砂に包まれ海の波の音に癒されながらリラックスできる「砂むし温泉」を堪能。心身ともにリフレッシュできる鹿児島~指宿の2泊3日の旅行へ。
※2018年11月時点の情報です。

1日目START■鹿児島中央駅 → Spot1■指宿のたまて箱 → Spot2■青葉 → Spot3■指宿白水館
                2日目START■指宿白水館 → Spot4■知覧武家屋敷 → Spot5■高城庵 → Spot6■仙巌園 → Spot7■熊襲亭
                3日目START■鹿児島市内 → Spot8■寺山炭窯跡 → Spot9■関吉の疎水溝 → Spot10■かごっまふるさと屋台 → GOAL■鹿児島中央駅
START鹿児島中央駅

Spot.1指宿のたまて箱

鹿児島の中心、鹿児島中央駅から旅はスタートします。
鹿児島中央駅は、博多駅からも最短1時間17分と超便利。指宿へは、JR九州のD&S列車「指宿のたまて箱」を利用します。
ホームで待っていると、列車が着くなり、多めの煙がプシュー。おとぎ話に出てくる玉手箱を開けるときの煙を再現しているそうです。
列車は2両編成で、レトロな雰囲気がいっぱいです。
車窓から見る海の眺めは最高です!車内販売の指宿プリンはとろとろなので、絶対食べて欲しいです。
※「指宿のたまて箱」は、事前に予約をしないと乗車できません。忘れずに予約してください。

車
電車で60分

Spot.2青葉

ランチは、指宿の新ご当地グルメの「温たまらん丼」。温泉を利用した温泉卵を使って、お店ごとにさまざまな具材のハーモニーが楽しめる、味わい深い丼ぶりです。今回お邪魔したのは、名店「青葉」。地元産の黒豚三枚肉を秘伝のタレでいっきに焼き上げることで、香ばしい甘さと醤油のほろ苦さが黒豚本来の甘みが際立ち、そこに指宿産の四季折々の野菜が彩りをそえてあります。
女子でもペロリと食べることができます。

DATA

  • 所在地 鹿児島県指宿市湊1-2-11
  • TEL 0993-22-3356。
  • 営業時間 (昼)11:00~15:00(ラストオーダー 14:30) (夜)17:30~22:00(ラストオーダー 21:30)
  • 定休日 毎週水曜日
  • ウェブサイト https://aoba-ibusuki.com/
車
車で10分

Spot.3白水館

指宿といえば何と言っても砂蒸し温泉。体の芯から温まり、老廃物のデトックス効果も期待できます!
さっそく浴衣に着替えて、砂の上に寝転がります。この時点で、背中からじわっと温かいです。砂をかけてもらって、10分もすると汗がじんわりと噴き出してきます。砂のお布団の心地良さについうとうと…。
湯上りはしっかりと水分を摂りましょう。

夕食は、敷地内にある博物館「伝承館」内にあるイタリアンレストラン「フェニーチェ」でいただきました。
庭園が見える優雅なお店で、地元・鹿児島の食材を使った本格イタリア料理が、味わうことができます。1品1品がとても上品で心に残る味でした。
もちろんコース料理だけでなく、単品での注文もできます。

フロントをくぐればそこはもう日常を忘れる、ゆるやかな時間の流れ。ロビーには毎日提供されている「知覧茶」があります。ほっこりするのでぜひ頂きましょう。
湯めぐりが楽しめる1000坪の大浴場「元禄風呂」は1日中いても飽きません。日本伝統の和を基調とした寛ぎの客室には、畳の部屋に、ベッドもある和洋折衷で誰でも寛げる造りです。
目の前に広がる海の香りを感じながら、1日目はお休みです。
売店では鹿児島の名産品・銘菓・焼酎など楽しいお土産選びもできますよ。

DATA

岩﨑美術館・工芸館

注目!こちらもオススメ!指宿でぜいたくに連泊するなら、「指宿いわさきホテル」もおすすめです!アート系女子はホテル内施設の「岩﨑美術館・工芸館」もお見逃しなく(観覧料がかかります)。
詳しくはウェブサイト(https://ibusuki.iwasakihotels.com/)をチェックしてみてくださいね。

2日目START白水館
車
車で45分

Spot.4知覧武家屋敷

翌日は、鹿児島市内を目指して北上。途中、知覧武家屋敷へ。 現在残る武家屋敷群は、佐多氏十八代島津久峯(1732~1772)の時代に造られたものではないかとされています。地区内は石垣で屋敷が区切られ、沖縄によく見られる石敢當(魔よけの石碑)や、屋敷入口には屋敷内が見えないように屏風岩(沖縄のヒンプン)があります。知覧の港が江戸時代に琉球貿易の拠点であったことから、武家屋敷も琉球の影響を多く受けているようです。

DATA

知覧武家屋敷庭園事務所

  • 所在地 鹿児島県南九州市知覧町郡13731番地1
  • TEL 0993-58-7878
  • 営業時間 9:00~17:00
  • 定休日 年中無休
  • ウェブサイト http://chiran-bukeyashiki.com/

Spot.5高城庵

高城庵は、武家屋敷内にあり店主の生まれ育った家をそのまま開放しており郷土料理を主に藩政時代からのお膳でお出ししています。
庭園を眺めながらの食事は、とても風情があり、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
写真は「鹿児島よかもん再発見!」(https://kagoshimayokamon.com/)からお借りしました。

DATA

  • 所在地 鹿児島県南九州市知覧町郡6329
  • TEL 0993-83-3186
  • 営業時間 10:30~16:30(ラストオーダー16:00)
  • 定休日 年中無休
車
車で45分

Spot.6仙巌園明治日本の産業革命遺産

2015年に、「明治日本の産業革命遺産」として仙巌園一帯が世界文化遺産に登録されました。
仙巌園は、万治元年(1658)に19代島津光久によって築かれた島津家の別邸です。桜島や、錦江湾など雄大な景観を楽しむことができ、およそ1万5千坪の広大な庭園には、四季折々の花々が咲き誇り、島津家の歴史を伝える史跡が数多く残されています。
2本の竹串がささった一口大のお餅「ぢゃんぼ餅」が食べられるお店や、輝きが美しい「薩摩切子」の製造過程が楽しめる薩摩切子工場など、幅広い年代の方々にお楽しみいただけます。

28代島津斉彬は、西欧諸国のアジア進出に対応し、富国強兵のために工場群「集成館」を建てました。現在は、島津家の歴史・文化と集成館事業を語り継ぐ博物館「尚古集成館」として親しまれています。時期によって様々な企画展示も行っているので、ぜひ前もってチェックしてください。
基礎部分のみが残っている反射炉跡は、炉内部の天井や、壁に炎と熱を反射させて鉄を溶かす施設でした。

仙巌園の中でもぜひ注目して欲しいスポットが、歴代の島津家当主に愛されてきた御殿です。29代島津忠義の時代には一時本邸として、また幕末以降はオランダ・イギリス・ロシアなどの要人を招く「迎賓館」としても利用されました。当時の居間や寝室を見学することができ、お殿様の暮らしぶりを体感できます。

DATA

  • 所在地 鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1
  • TEL 099-247-1551
  • 営業時間 8:30~17:30
  • 定休日 年中無休
  • 入場料   (庭園・尚古集成館・御殿)大人・高校生以上1,300円、小中学生650円
                (庭園・尚古集成館)大人・高校生以上1,000円、小中学生500円
  • ウェブサイト https://www.senganen.jp/
車
車で45分

Spot.7熊襲亭

鹿児島の繁華街・天文館の中心にある50年の歴史をもつ「熊襲亭」へ。座敷の個室が多く料亭のような雰囲気で、さつま郷土料理が味わえます。
鹿児島県産純粋六白黒豚のしゃぶしゃぶコースを注文。シンプルな昆布だしでサッとしゃぶっって、自家製ポン酢で食べると絶品でした。きびなごの刺身やさつまあげなどのご当地グルメも堪能でき大満足でした。

DATA

  • 所在地 鹿児島県鹿児島市東千石町6-10
  • TEL 099-222-6356
  • 営業時間(昼)11:00~14:30 (ラストオーダー 14:00) (夜)17:00~22:00 (ラストオーダー 21:30)
  • ウェブサイト http://www.kumasotei.com/
3日目START鹿児島市内
車
車で25分

Spot.8寺山炭窯跡(世界遺産)明治日本の産業革命遺産

最終日は、世界遺産めぐり。まずは寺山炭窯跡へ。150年前の石炭や石油が無い時代に金属を溶かすには炭しかなかったので、 薩摩藩主島津斉彬の集成館事業の一つである反射炉(防衛のための大砲や武器の製造など先駆的な取組み事業)の燃料となる木炭(白炭)を製造するために築いた炭焼窯です。
遊歩道が整備されていますが険しい道なので覚悟して歩きましょう!案内看板に窯全体の概観図が紹介されてあり、当時の炭焼イメージが想像できます。

DATA

車
車で15分

Spot.9関吉の疎水溝(世界遺産)明治日本の産業革命遺産

同じく世界遺産の「関吉の疎水溝」へ。
集成館の高炉などの動力として水が必要だったため、新たな水路を築いたのがこの場所です。当時の稲荷川の取水口跡が残っているので、水路を見ながら当時の技術の高さを想像してみよう。
近くにある物産館にも、ぜひ立ち寄ってみましょう!

DATA

車
車で30分

Spot.10かごっまふるさと屋台村

鹿児島最後のご飯は、鹿児島名物がたっぷり味わえる「かごっまふるさと屋台村」へ。どの店にするか迷った時は、常連さんに話しかけてみよう!すぐに打ち解けて、楽しい思い出になるはずです。
鹿児島中央駅からも歩いて行ける距離なので、新幹線が来るギリギリまで楽しめるのもいいですね!
砂蒸しでデトックスできたり、鹿児島の歴史に触れることができたり、大満足の2日間でした。

DATA

  • 所在地 鹿児島市中央町6-4
  • TEL 099-255-1588
  • 営業時間・定休日 店舗により異なります。ウェブサイトでご確認ください。
  • ウェブサイト http://www.kagoshima-gourmet.jp/