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日数:2泊3日
春 夏 秋 冬
一人旅 歴史 女子旅 温泉 自然・絶景 パワースポット 世界遺産 ドライブ
より非日常を感じさせてくれるフェリー利用の旅。九州各地には様々なフェリー航路がありますが、今回おすすめしたいのは、熊本県天草市~鹿児島県北部の長島を結ぶ三和フェリーを利用したドライブ旅。STARTとGOALを熊本空港にして、熊本県と鹿児島県にまたがる不知火海をぐるっと回る形で各地のグルメや名湯、さらにパワスポや世界遺産なども楽しむ充実の2泊3日プランです。
1日目 阿蘇くまもと空港
1時間
熊本空港を出発し、九州自動車道を南下。松橋ICで降りて天草方面に向かうこと約20分。まずは創建713年、海に浮かぶ鳥居でも有名なパワスポ神社で、今回の旅の安全を祈ると共に、さらに個人的なお願いも。
祭神である海童神(わだつみのかみ)が巨大なエイに乗ってきて鎮座。そのエイの尾が由来となって、永尾(えいのお)という地名に。また、エイの尾が剱(つるぎ)の形状をしていることから、「永尾剱神社」という名前に。胃腸病へのご利益があるほか、神社に参拝した後、エイの形をした折り紙に願いを書いて、鳥居が建つ不知火海へ。その想い、海童神がきっと叶えてくれるはず。
住所:熊本県宇城市不知火町永尾615
電話:0964-32-1604(宇城市商工観光課)
https://ukitrip.city.uki.kumamoto.jp/sashiyori/775/
1時間
永尾剱神社を出発して、不知火海を左手に眺めながら宇土半島を西に進み、天草新1号橋「天城橋」を渡って上天草市へ。「道の駅上天草さんぱーる」の近くにある鮮魚店直営の食堂で、旬の天草魚介ランチをどうぞ。
天草の鮮魚を取り扱う「マルケイ鮮魚店」が営む食堂。竜宮城の様な出で立ちの店内には大きな生簀あり、そこで元気に泳ぐ活魚などで仕込む新鮮な海鮮メニューを多彩にご用意。中でもおすすめ魚介10ネタが入った海鮮丼2200円や季節のウニ丼(時価)が大人気。店内だけでなく、海を望むテラス席でも味わえます。
住所:熊本県上天草市大矢野町中887-37
電話:0964-56-5578
営業時間:食堂は11時~14時30分(LO)
定休日:食堂は不定休
https://www.instagram.com/marukei.kamiamakusa/
すぐ(1分程度)
江戸時代、長崎県の島原半島で起こった島原天草一揆。その中心人物「天草四郎時貞」は上天草の生まれと言われています。道の駅上天草さんぱーると道を挟んで建ち、マルケイ食堂から徒歩でも行ける「天草四郎ミュージアム」で、四郎の生涯をはじめ、天草におけるキリシタンの歴史に触れてみませんか?
教会風な建物の内部では、約450年前のキリスト教伝来から始まった日本のキリシタンの歴史を人形やパネル、ジオラマのほか、さらに潜伏キリシタン関連の資料も交えながら紹介。まずは、シアタールームで上映する約12分間のアニメ「天草四郎 永遠の息吹」を見て、島原天草一揆のおさらいを。
住所:熊本県上天草市大矢野町中997-1
電話:0964-56-5311
営業時間:9時~17時(最終入館16時20分)
定休日:1月と6月の第2水曜、年末年始
https://www.city.kamiamakusa.kumamoto.jp/q/list/464.html
25分
小島をつなぐ天草五橋を渡り、さらに松島有料道路を利用して天草上島へ。有料道路の出口を右折すると大きなタコのオブジェを発見!そう、ここ有明町は天草きってのタコの産地。その道の駅でちょっと休憩。多彩なタコ土産のゲットやタコグルメを味わってみては?
美しい白浜が広がる四郎ケ浜ビーチを望む道の駅。地ダコを柔らかく煮た「タコすてーき」のほか、部屋に置くと試験に合格するように願をかけたストラップ「置くとパス」、直径7㎝のジャンボたこ焼き(土日祝限定販売)など、タコ関連の商品がいっぱい。さらに2階には温泉施設「有明温泉 さざ波の湯」もあり、露天風呂からは有明海はもちろん、快晴時には島原半島や雲仙普賢岳も楽しめる。
住所:熊本県天草市有明町上津浦1955
電話番号:0969-53-1565
営業時間:物産館9時~18時、温泉施設13時~21時(最終受付20時30分)
http://rippleland.com/
45分
日本の夕陽百選にも選ばれる天草下島西海岸の温泉地・下田温泉。約750年の歴史を持ち、その源泉が湧く下津深江川沿いを中心に約10軒の温泉宿や共同浴場が点在しています。美肌の効果も期待できる塩化物泉の湯はもちろん、お宿で味わえる天草の新鮮魚介を活かした食事も評判。春はムラサキウニ、秋は伊勢海老など、旬の高級食材が味わえる宿泊プランも用意されています。
2日目 下田温泉
40分
下田温泉を出発し、天草下島を南下。目指すは世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の1つである「天草の﨑津集落」。「﨑津集落ガイダンスセンター」に車を停めて、まずはセンター内で潜伏キリシタンの歴史をおさらい。その後、徒歩で﨑津集落内へと進み、﨑津教会などの見学へ。
穏やかな羊角湾のそばに建ち「海の教会」とも呼ばれる「﨑津教会」。尖塔の上に十字架を掲げた重厚なゴシック様式の教会は昭和9(1934)年、長崎県内の数々の教会を手掛けた鉄川与助が建造。その堂内は、白亜の壁と蝙蝠(こうもり)天井の中、床のほとんどが畳敷きに。ちなみに祭壇がある場所は、かつて江戸時代に踏み絵が行われた場所だったとか。教会行事以外には、静かに拝観も可能(要予約)。
住所:熊本県天草市天草町下田北
問合せ:崎津集落ガイダンスセンター(道の駅崎津内/0969-78-6000)
https://www.kyusanko.co.jp/ryoko/pickup/sakitsu-church/
50分
天草下島の南部にある牛深港へ。天草の旅を終え、ここからフェリーに乗って鹿児島県へ。展望デッキから右手に天草灘、左手に戸島をはじめとする天草の島々を眺めながら、約30分の船旅をどうぞ。
「道の駅うしぶか海遊館」に隣接する牛深港から鹿児島県長島町の長島本島にある蔵之元港を結ぶ「三和フェリー」。約1時間20分おきに1日9往復を運行。乗員350名、乗用車のみなら35台積載できる第二天長丸に乗って、穏やかな長島海峡をのんびりクルージング。館内には乗船記念のスタンプもあるので、専用のスタンプシートに日付を入れて、ポン!
電話番号:0969-73-2103
https://ezax.co.jp/
6分
ブランドぶり「鰤王」をはじめ、ブリ養殖業が盛んな長島町。その自慢のブリを活かしたさまざまなランチを味わいに蔵之元港から車で6分、東シナ海を望む国道389号沿いの「道の駅長島 ポテトハウス望陽」へ。
青い東シナ海を望むオーシャンビュー道の駅。新鮮な海産物はもちろん、“ポテトハウス”の名の通り、鉄分・ミネラルが豊富な「赤土ばれいしょ」をはじめ、長島特産のジャガイモを多彩かつ大量に販売。物産館で販売する手作りの長崎ご当地アイス(島みかんアイス、紫芋アイス、じゃがアイス/各280円)もおススメ。ランチは東シナ海を望む人気食堂「海鮮味処 魚島(いおしま)」で。ブリタタキ定食1400円、ブリの炙り丼1000円などの多彩なブリメニューのほか、旬の長島魚介で作られる漬け丼800円も人気。
住所:鹿児島県出水郡長島町指江1576-1
電話番号:0996-88-5531
営業時間:9時~18時、食堂11時~14時LO
定休日:毎月第2、4木曜※祝日を除く、1/1、2
https://www.qsr.mlit.go.jp/n-michi/michi_no_eki/kobetu/nagashima/nagashima.html
30分
海岸沿いに長島本島を南下。日本三大潮流の黒之瀬戸海峡に架かる黒之瀬戸大橋を渡って、九州本土に上陸。阿久根市を経由して、日本一のツルの渡来地・出水市で、ツルに関するトリビア満載の博物館「クレインパークいずみ」へ。
卵を抱いた親ヅルに子ヅルが寄り添う形をイメージしたユニークな建物からなる、日本で唯一のツル博物館。館内には出水に渡来するツルをはじめ、世界各国で暮らすツルの生態、さらにツルと人との関わりなどを多彩な資料と共にご紹介。また、ツルが渡来する11月~3月上旬に訪れるなら、ここから車で約20分先にある「出水市ツル観察センター」にもぜひ。展望コーナーからは、ツルたちが舞う姿がライブで楽しめます。
住所:鹿児島県出水市文化町1000
電話番号:0996-63-8915
営業時間:9時~17時(最終入館16時30分)
定休日:4月~10月の月曜(祝日の場合は翌日)
入館料: 110円大人330円、高・大学生220円、小・中学生
https://www.city.kagoshima-izumi.lg.jp/cranepark/
※写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟
45分
鹿児島最北端の出水市から再び熊本県へ入り、不知火海沿いに水俣市を北上。本日のお宿のある湯の児温泉に入る前に「道の駅みなまた」へ。ショップやカフェなどで楽しんだら、隣接する「みなまたエコパーク」もぜひ。園内のバラ園や「恋人の聖地」モニュメントのある親水公園などを散策してみてはいかが?
旬のフルーツを活かしたスイーツなども味わえるカフェも併設する物産館「ミナマータ」には、野菜や柑橘、緑茶に和紅茶、海産物、スイーツ、お酒、伝統工芸品、雑貨など、水俣芦北地域をはじめ、熊本や鹿児島の逸品たちがいっぱい。さらに敷地内には石窯ピザが味わえるバイキングレストランや0~3歳まで、3歳~小学生低学年以下を対象にした木のぬくもりの中で遊べる「木のおもちゃ館」も併設。
住所:熊本県水俣市月瀬54-162
電話:0966-62-2003
営業時間:9時~17時
定休日:第1水曜、年末年始
https://www.minamata.co.jp/
15分
2日目の宿泊は水俣市の北部、不知火海に面してリアス式海岸が続く芦北海岸国立公園内にある「湯の児温泉」へ。湧き出る含食塩重曹泉の湯は、一匹の傷ついた大海亀によって発見されと言われ、また「湯の児」という地名も約1900年前、九州平定で訪れた景行天皇によって命名されたとか。お宿は海岸沿いを中心に点在し、不知火海沿いを望む展望露天風呂やほら穴風呂などを持つところも。また、水俣市街地からの道中は約500本の桜並木ロードで、「湯の児チェリーライン」と呼ばれています。特に3月~4月上旬にかけては、桜のトンネルの中を走るお花見ドライブも楽しめます。
住所:熊本県水俣市湯の児
問合せ:みなまた観光物産協会(0966-63-2079)
https://www.go-minamata.jp/sp/yunoko-spa.html
3日目 湯の児温泉
10分
湯の児温泉から車で約10分。不知火海を望む丘の上にあるローカルフードパーク「福田農場」へ。水俣や不知火海でとれる新鮮食材やその加工品、多彩なテイクアウトグルメをゲットすると共に、時間を見ながら、さまざまな体験も楽しみましょう。
広大な敷地内には、園内で加工・製造するジャムやジュース、サングリアなどのほか、不知火地域の特産物を販売するセレクトショップ、海を望む絶景レストランやパン工房、さらに園内の観光農園でのみかん狩りや焼き窯からこさえるピザ作りなど、おいしい休日を楽しむための施設や体験プランなどを用意。さらに「デコポンクリームソーダ」600円や「デコポン×バニラミックスソフト」380円などのテイクアウトグルメも評判。
住所:熊本県水俣市陳内2525
電話番号:0966-63-3900
営業時間:9時~17時※施設によって異なる
定休日:不定休※詳しくはHPにてご確認を
https://www.fukuda-farm.co.jp/
40分
おいしい食材の産地である熊本県南エリア。水俣市~八代市の間には、地元食材が充実の道の駅も集中しています。中でも「道の駅芦北でこぽん」では駅名にもある柑橘「でこぽん」をはじめ、さまざまなブランド食材やその加工品を用意。お土産チェックと共に併設のレストランでご当地ブランド牛「あしきた牛」ランチも。
駅内にある「ファーマーズマーケットでこぽん」では、甘みと酸味のバランスがよく、柔らかくジューシーな「でこぽん」はもちろん、生で味わえるサラダたまねぎ「サラたまちゃん」、さらにでこぽんゼリーやサラたまちゃん入りのドレッシングや餃子など、それぞれの加工品も大評判。併設の焼肉レストラン「ぎゅーぎゅー亭」では、芦北町育ちの黒毛和牛「あしきた牛」を活かしたさまざまなメニューを用意。特徴である柔らかさととろけるような肉質と脂の旨みを、じっくりご堪能あれ!
住所:熊本県葦北郡芦北町大字佐敷443
電話番号:0966-61-3020
営業時間:9時~19時、レストラン11時~15時(14時30分)、17時~21時(LO20時)
定休日:1/1、2※レストランは火曜
https://www.ja-ashikita.or.jp/dekopon/
40分
天草の下田温泉、水俣の湯の鶴温泉と共に熊本を代表する名湯の1つ「日奈久温泉」。美人湯と評判の湯に浸かりながら、2泊3日のドライブ旅の疲れを癒しつつ、楽しかった思い出も反芻。湯上りにレトロな路地裏散策も楽しんだら、ぼちぼち熊本空港へ。
南北朝時代に発見され、江戸期には肥後細川藩の御膳湯としても利用された「日奈久温泉」。泉質は弱アルカリ性単純温泉で、肌触りやわらかな美人湯として大評判。冬場には特産である大きな柑橘「晩白柚」を湯船に浮かべた「晩白柚風呂」も楽しめます。湯と共に楽しみたいのが、ひなびた雰囲気の温泉街散策。情緒あふれる路地裏をお散歩しつつ、名物の日奈久ちくわや繊細な竹細工、民芸品・おきんじょ人形など、日奈久土産のチェックも。
住所:熊本県八代市日奈久温泉街
問合せ:日奈久温泉観光案内所(0965-38-0267)
https://hinagu-onsen.jp/
別府温泉でオリジナルコスメ作りを体験!
九州を代表する温泉地、別府の明礬温泉エリアにある自然の中の複合施設「森藩別邸」で、特許取得の別府温泉藻類エキスと薬草アロマを使ったオリジナルスキンローションの手作りを体験してきました。 かつて豊後国(現在の大分県)玖珠郡を領有する森藩の飛び地領である別府鶴見に存在した一大温泉保養施設。現在その地にある「サラビオ温泉微生物研究所」が、温泉保養ランドとして栄えた名残を感じてもらうべく、「森藩別邸」として研究所の敷地を開放しています。 江戸の温泉保養地の雰囲気と、最新のプロバイオティクスを融合させた、温泉由来の健康と美を追求するサラビオだけが提供できるストーリー。別府湾を一望でき、数奇な運命の匂いも感じられる場所で、ゆっくり癒しの時間を体験してみませんか。
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