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「津屋崎古墳群」は、玄界灘に面した福津市北部の丘陵や台地上に、5世紀から7世紀にかけて築かれた古墳群です。南北8㎞、東西2㎞の範囲に前方後円墳16基、円墳43基、方墳1基の総数60基が現存しています。約200年にわたる地方豪族の首長墓群であり、国指定の史跡となりました。このうち大型前方後円墳に注目すると、5世紀に勝浦・奴山(ぬやま)において築造が始まり、6世紀に須多田(すだた)・在自(あらじ)に移っています。続いて宮司(みやじ)・手光(てびか)に7世紀の古墳が築造されています。古代の歴史書である「日本書紀」や「古事記」には、宗像三女神を祀る「筑紫の胸形君(むなかたのきみ)」という有力豪族が登場しますが、地理的状況や古墳群の規模を考え合わせると、津屋崎古墳群は胸形君とその一族の墳墓群である可能性が高いと考えられます。古墳群の中でも「新原(しんばる)・奴山古墳群」はユネスコ世界文化遺産に登録されています。また、「宮地嶽(みやじだけ)古墳」はなんと宮地嶽神社の境内にあります!年に数回の限られた神事の日には、古墳の石室内に入ることができます。

所在地 福岡県福津市福津市手光1615(手光波切不動古墳) 福津市奴山(新原・奴山古墳群) 福津市宮司元町(宮地嶽古墳) など
エリア 福岡
福岡・宗像・糸島
ジャンル 歴史・遺跡
駐車場 あり
利用時間 入場自由
アクセス 西鉄手光バス停近く(手光波切不動古墳)
JR福間駅から車で15分(新原・奴山古墳群)
西鉄バス宮地嶽神社前から徒歩10分(宮地嶽古墳)
など
提供元 クロスロードふくおか

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