「山鹿千軒たらいなし」。かけ流しの湯を使うから洗濯はたらい要らずという江戸時代から伝わる言葉で、山鹿温泉の湯量の豊富さを表しています。泉質はアルカリ性単純泉、とろみがあり滑らかな質感はまさに美肌の湯。また湯温が低めのため、長湯をしたい人にもぴったりです。
熊本県北に位置する山鹿は、江戸時代から熊本と小倉を結ぶ豊前街道の要所で、宿場町として賑わっていました。現在、湯宿は約15軒で、大衆浴場もふくめ、主に豊前街道の周辺に点在。なかでも「さくら湯」は山鹿市民のシンボル的存在で、細川藩の御殿湯が明治時代には市営温泉となり、一度は取り壊されたものの市民の声を受け2012年に復元開業しました。玄関の唐破風や浴槽の縁石等は再利用され、随所に江戸建築様式の美が見られます。堂々たる風情なのに入浴料がリーズナブルなのも魅力的。
街には人力車が走り、無料の足湯もあるので、くたくたになるまで街歩きしても大丈夫ですね。
山鹿温泉観光協会ホームページ（日本語のみ）
http://www.y-kankoukyoukai.com
注目POINT
- イベント／八千代座での山鹿灯籠踊り披露
- 1910年に建てられ、国指定重要文化財である芝居小屋「八千代座」。この八千代座で、山鹿の夏のお祭り「山鹿灯籠まつり」で有名な「山鹿灯籠踊り」が披露されます。その迫力と美しさに圧倒されるはず。
推薦コメント
Connie
France
Yamaga is a small town, and by that you will be able to explore the town on foot like I did. Once you get very tired, don’t worry, there is Jinrikisha that you can ride on. Classic Edo-era atmosphere is everywhere in Yamaga which I fell in love!