長湯温泉

 大分県の真ん中あたり、久住山系の東の麓、竹田市直入町にある長湯温泉。歴史は古く8世紀半ばには存在していましたが、江戸時代以降に入湯施設が整い始めました。現在は、田園風景の中、芹川沿いに湯宿や立ち寄り湯、温泉旅館等が多く点在しています。
 「飲んで効き 長湯して利く 長湯のお湯は、心臓胃腸に血の薬」。これは長湯温泉の最大の特徴である「炭酸泉」の効果を讃えた昭和初期の言葉です。湧出量や炭酸ガス濃度は世界屈指とも。炭酸泉は入浴によって、代謝アップ、整胃腸、疲労回復等のさまざまな効果があるといわれていますが、飲泉もミネラルが豊富で血行促進によいとか。温泉街には「飲泉所」がいくつかあるので、立ち寄って飲泉してみましょう。
 飲泉所や温泉施設のデザイン、温泉療養の考え方に強い影響を与えているのがドイツ。長湯温泉がある直入町はドイツの温泉療養地と姉妹都市提携を締結。現代の湯治のあり方を真剣に考え、積極的に実践している温泉地なのです。

推薦コメント

Jessica

China

I LOVE Japanese onsen and had tried many already, so wanted to find something unique and somewhere not very easy to get. Then one of my Japanese friend recommended to me Nagayu onsen to try. Actually, it was fun because onsen was bubbling! This carbonated spring made me feel so relaxing. In addition, you can drink onsen water here and it is said that also will be effective if you want to lose your weight! It’s "killing two birds with one stone”, isn’t it?

注目POINT

自然/九州オルレ奥豊後コース
「九州オルレ」は、九州の自然や温泉を五感で感じられるよう設定された公式のトレッキングコースで、現在九州内に15コースあります。その中で竹田市と豊後大野市を結ぶ12kmが奥豊後コース。スタート地点の朝地駅を出発し、城跡や自然を堪能しながら約4時間をかけて歩きます。オルレは統一されたリボンや標識、矢印があるので、地図が無くても分かりやすく楽しめるのが魅力です。
グルメ/芹川どじょう料理
長湯温泉で今新たなブームになってきているのが、温泉熱を利用して養殖されているどじょう。臭みもなく、南蛮漬けや唐揚げ、串焼き、蒲焼など、ふっくらと骨までやわらかいどじょうを美味しくいただけます。
その他/キリシタン文化
戦国時代末期、この地域をおさめていた岡城主志賀親次は熱心なキリシタンだったこともあり、長湯温泉がある竹田周辺にはたくさんのキリシタンが住んでいたと言われています。切支丹洞窟礼拝堂跡など、当時の様子が残っているスポットも地域に点在しています。

アクセス

大分県竹田市長湯

【アクセス情報】

大分自動車道 由布院ICから直入方面へ約50分

バス・列車
JR豊肥本線 豊後竹田駅からバスで約40~50分

お問い合わせ

竹田市観光ツーリズム協会

お問い合わせ

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