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観音寺の観世音菩薩坐像

長崎

歴史・遺跡

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観音寺にある銅造の聖観音で、御本尊として安置されている。

結髪が高く、双肩に垂髪・大きめの耳当、胸から両膝にかけての瓔珞、腕釧、裾の括り紐の真横の結び目、衣褶の煩雑な処理など、装飾過多な造形感覚を示していて、高麗時代中期から末期にかけての仏像の特色を窺うことが出来ます。
像内から発見された結縁文に、高麗国瑞州浮石寺の名があり、天暦3年(元徳2年 1330年)2月に戒真ら三十数名の発願によって造立されたことが記録されています。
本体部は、惣型による一鋳造で、金厚もかなり厚く、湯廻りもよく鋳上げられています。
ただ、火中したために裳先が小損し、地肌にも荒れが認められ、当初の光背や台座は亡失しています。
像高50.5cm
【県指定有形文化財】

所在地 〒817-1256 長崎県対馬市豊玉町小綱
エリア 長崎
五島・対馬・壱岐
ジャンル 歴史・遺跡
アクセス 豊玉町仁位よりバスで27分 小綱下車徒歩1分
関連リンクへ http://www.city.tsushima.nagasaki.jp/culture/cat47/post.html

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