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鵜殿(うどの)の石仏群は、唐津市相知(おうち)町鵜殿窟(うどのいわや)と称される断層岩壁に彫刻された磨崖仏(まがいぶつ)群。もともとは大きな洞窟であり、かつてはその中に平等寺が建立されていたそうです。お寺は焼失し、今では石壁だけとなりました。文禄3(1594)年に著された「鵜殿山平等院略縁起」によると、この石仏は空海(くうかい)が「漢土の霊窟にも劣るまじき法地なり」と彫刻したことがはじまりとされています。唐からの帰途ここに立ち寄り、弥陀(みだ)、釈迦(しゃか)、観音の3体を彫ったとのことです。残念ながらこの3体は現存せず、その真偽はわかりませんが、ここが真言密教の信仰の場であったことは間違いないようです。最古の石仏は石仏群の中心となる十一面観音とその両脇の多聞天(たもんてん)と持国天(じこくてん)。その作風から南北朝時代のものと推定されています。その他、大日如来、不動明王など、総数は60数体。南北朝時代から江戸時代にかけてのもの。勇壮な石仏群は当時の、松浦武将の心のよりどころ、文化の華だったとも言われています。また、ギリシャやインド地方の影響があるともいわれています。

所在地 〒849-3201 唐津市相知町天徳
お問合せ先 Tel:0955-53-7125 
唐津市相知市民センター産業・教育課
エリア 佐賀
唐津・呼子・玄海
ジャンル 歴史・遺跡
駐車場 あり 100台(無料)
定休日 なし
利用料金 無料
利用時間 自由見学
アクセス 車:長崎自動車道多久インターから約25分
JR:JR唐津線相知駅から徒歩約30分
バス:JR唐津線相知駅から昭和バス唐津行き乗車。バス停末広町下車徒歩約10分
提供元 佐賀県の観光情報ポータルサイト あそぼーさが

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