小倉城は後の肥後八代の城主になる細川忠興によって1607年築城された名城。周辺に松本清張記念館など多くの施設があり市民の憩いの場となっている。城の石垣は切り石を使わない野面積みで、素朴ながらも豪快な風情が。
小倉城主細川忠興が創建したもので、祭神は須佐之男尊(スサノオノミコト)ほか12柱を祀っている。小倉の総鎮守として、たくさんの人が訪れる。太鼓の祇園といわれ、全国三大祇園に数えられる夏祭りが有名。
小倉藩主細川忠興が陶工尊楷を招き上野で開窯させた。細川氏が肥後に転封になると、尊諧は長男と次男を連れて肥後に移り、高田焼(上野窯)を起こす。三男の十時孫左衛門と娘婿の渡久左衛門をこの地に残し、新藩主となった小笠原氏に仕えさせ現在へ至る。
立田自然公園にある泰勝寺とともに、細川家の菩提寺の1つ。細川幽斎夫婦、三斎(忠興)、ガラシャの墓は、立田自然公園(泰勝寺)にあり、忠利以降の墓は、北岡自然公園(妙解寺)にある。(10代以降はまた泰勝寺に)
●熊本市から30分ほどで、漱石が入った小天温泉がある。
●孝子伝説の日奈久温泉は江戸時代からの古湯。
●日奈久はチクワが名物、近海のハモが旨いから。不知火の魚幸がたっぷり味わえる。