山幸彦が、兄の海幸彦の釣り針を探しに龍宮に行き、海神のむすめ豊玉姫命と結ばれた。山幸彦が龍宮から帰ってしまうと、身ごもっていた豊玉姫命は「天孫の御子を海原で生むことは出来ない」と鵜戸の地に参り、産殿となったのが鵜戸神宮。
宮崎県串間市の東端にある岬。ここには天然記念物に指定されている野生馬(御崎馬)が棲息していることで有名。また、ソテツ自生地最北端でもあり、日南海岸を代表する観光地である。
鹿児島県肝属郡南大隅町の太平洋、東シナ海、錦江湾に面する岬。インドのニューデリーやエジプトのカイロ等と同じ北緯31度線にあたる。九州本島の最南端で、冬でも温かい。その気候のため、ブーゲンビリアやハイビスカスなど亜熱帯の植物が潮風に揺れている。
かつては日本三津の一つとして、中国など国外との貿易が盛んに行われた。密貿易の港としても使われた歴史がある。また、753年、唐の高僧、鑑真が6度目の渡航で成功し上陸した地としても知られる。
日本三大砂丘に数えられている通り、スケールの大きい砂浜が特徴。一帯はスポーツや宿泊ができる海浜公園になっており、また、「砂でつくる夢と感動」をテーマに1987年から行われている「吹上浜砂の祭典」では個性的な砂像群が登場する。
薩摩半島最南端の岬。浦島太郎伝説の発祥の地とも言われ、岬には乙姫様を祀る竜宮神社がある。亜熱帯植物やフラミンゴなどが見学できる動植物園「長崎鼻パーキングガーデン」は南国、鹿児島を象徴する観光スポット。