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九州には世界遺産がいっぱい!

先日『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群が登録されました!そして同じく文化遺産として明治日本の産業革命遺産、自然遺産として屋久島が登録されています。その魅力を徹底解析!

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群

宗像大社 辺津宮(へつみや)
福岡県の玄界灘に浮かぶ沖ノ島は、遥かな古代より「神宿る島」として島そのものが信仰の対象であり、1600年もの間、厳格な禁忌によって 沖ノ島や祭祀遺跡はほぼ手つかずのまま現在まで守られてきました。
「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群は、『神宿る島』として信仰の対象である沖ノ島(宗像大社沖津宮)、沖ノ島を起源とする信仰の場である宗像大社中津宮、宗像大社辺津宮、古代の沖ノ島を担った宗像氏の墳墓群である新原・奴山古墳群、渡島が厳しく制限されている沖ノ島を遠くから拝む宗像大社沖津宮遙拝所からなります。

これらの5つが一体となって、「『神宿る島』」宗像・沖ノ島と関連遺産群」は、「神宿る島」を崇拝する伝統が古代から今日まで発展し継承されてきたことを物語る稀有な物証です。

屋久島

ニホンジカの亜種の一つ。鹿児島県屋久島と口永良部島にのみ生息します。
鹿児島県本土から南へ約65km離れた東シナ海に浮かぶ屋久島。
1,000m級の山々が連なるため、「洋上のアルプス」と称されることも。その地形は、「一ヶ月に35日雨が降る」といわれるほど、年間を通して湿潤な気候をもたらしています。
屋久島

鹿児島県屋久島

明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業

端島炭鉱(軍艦島)
岩手県から鹿児島県の8県11市に所在する23資産が、幕末期の西洋技術の導入や、その後、国家主導で進めた3つの重工業分野(製鉄・製鋼、造船、石炭産業)の近代工業化の過程を証明する資産として評価されました。
日本では初めての広範囲にわたる資産の登録(シリアル・ノミネーション)であり、また、23施設のうち8つが現役で稼働中という点において、非常にめずらしい世界遺産といえるでしょう。
九州では福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県の5県が資産を有しています。


資産のひとつである「軍艦島」。小さな海底炭坑の島は、岸壁が島全体を囲い、高層鉄筋コンクリートが立ち並ぶその外観が軍艦「土佐」に似ているところから「軍艦島」と呼ばれるようになりました。
端島(軍艦島)

長崎県長崎市高島町端島

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これから登録の期待される世界遺産

大浦天主堂
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は長崎と天草地方の潜伏キリシタンが、禁教期に密かに信仰を続ける中で育んだ宗教に関する文化的伝統を物語る12の構成資産で 世界文化遺産として登録を目指しています。
大浦天主堂

長崎県長崎市南山手町5-3

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