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NEWオープンの人気道の駅隣接ホテル「マリオット」と楽しむ「うきは市」のおすすめ夜めし4選!

2023年8月31日、フルーツ狩りや美肌の湯のほか、おしゃれカフェ、雑貨巡りなどが楽しめる福岡県うきは市に、「フェアフィールド・バイ・マリオット・福岡うきは」がオープン。実はこのリゾート、館内に飲食施設がないんです。「食事はどうする?特にディナーは?」 そんなご心配を解決すべく、うきは市のおすすめディナースポットを4つ、ピックアップ。NEWホテルとそのお隣にある「道の駅うきは」の情報も併せてご紹介します。

うきは観光の拠点となる道の駅隣接ホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・福岡うきは」。

世界的ホテルチェーン「マリオット・インターナショナル」が道の駅の隣にステイしながら、その土地の魅力を楽しむことをコンセプトに展開する「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテル」。2023年9月現在、国内の28か所に展開する中、「フェアフィールド・バイ・マリオット・福岡うきは」は鹿児島県垂水市、佐賀県嬉野市に続く、当ブランドの九州展開3つ目となるホテルです。
地上3階建てで写真のツインルームが30室、キングルーム(キングサイズベット使用)が21室の計51室を用意。どのタイプもシンプルかつ、機能的な造りで、ベッド周りのスペースも十分確保。室内はやわらかな寝心地のシモンズ製ベッドのほか、ゆったりとしたソファが置かれ、グレーの仕切り戸によって、ベッドルームと入口付近にあるシャワーブース、トイレ、洗面スペースを区切ることもできます。浴室をシャワーのみにしているのは、うきは市内に湧く美肌の湯「筑後川温泉」を楽しんでもらうことも考慮して。
1階ロビーには各席にコンセントとUSBポートが設置され、パソコン作業もできる大きなテーブルやゆったりとくつろげるソファ席、さらに外には開放的なテラス席も。ロビー内にはうきは市の工芸品などが展示されているほか、市内の名所を切り取った9枚の写真が飾られています。また、一角にはコーヒーマシンや2台の電子レンジとトースター配備したスペースもあり、お隣の道の駅で購入したお弁当やお総菜などを温めて、ロビーや客室で楽しむこともできます。
地域の施設で地域のものを楽しんでもらうため、施設内に飲食施設はありませんが、宿泊プランの中には、「道の駅うきは」とコラボレーションした朝食ボックス付きのものも。うきは産米のごはんのほか、旬のうきは野菜やフルーツを活かした9つの山里の味が楽しめます

フェアフィールド・バイ・マリオット・福岡うきは
営業時間:15時チェックイン11時チェックアウト
住所:福岡県うきは市浮羽町山北734-6
電話番号:ご予約・お問合せ 06-6743-4750(大阪予約センター9:00~18:00 日・祝休)

▼フェアフィールド・バイ・マリオット・福岡うきは
https://www.marriott.com/ja/hotels/travel/fukfi-fairfield-fukuoka-ukiha
▼フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクト
https://fairfield-michinoeki.com

フェアフィールド・バイ・マリオット・福岡うきは

福岡県うきは市浮羽町山北734-6

https://www.marriott.com/ja/hotels/travel/fukfi-fairfield-fukuoka-ukiha

新鮮フルーツをはじめ、うきはのおいしいが買える、味わえる「道の駅うきは」。

「フェアフィールド・バイ・マリオット・福岡うきは」のお隣にある「道の駅うきは」は旅行情報誌「じゃらん九州版」が毎年行う「道の駅ランキング調査」にて、2023年で8年連続NO.1に輝いている、まさに九州を代表する人気の道の駅です。
その最大の魅力は直売所の充実度。朝どれ野菜や多彩なフルーツはもちろん、手作り弁当やお総菜にスイーツ、さらに地元産の豚肉や牛乳、それらを活かしたハム、ソーセージ、ヨーグルトなどの加工品、また姉妹都市である北海道の枝幸町のタコやホタテなどの海産物など、実に多彩。さらにスタッフの多くが食育ソムリエの資格を持っており、手書きによる各食材の保存や調理方法などのアドバイスも大評判です。
また、直売所の外にあるテイクアウトコーナーも常に行列必至。必食は北海道江幸産のタコ入りで表面カリカリ、中トロトロのたこ焼き(400円)。通常のソース味のほか、「明太マヨ味」、うきは産の柿と糸島産のハバネロで作った旨辛味の「カキネロホットソース」(各450円)もあります。さらに地元・松野牧場の低温殺菌牛乳や、うきは産のピオーネを使ったソフトクリーム、サンデーなども大人気です。

道の駅うきは
営業時間:直売所9時~18時
定休日:第2火曜(祝日の場合は翌日)
住所:福岡県うきは市浮羽町山北729-2
電話:0943-74-3939
http://www.michinoeki-ukiha.com/

道の駅うきは

福岡県うきは市浮羽町山北729-2

http://www.michinoeki-ukiha.com/

朝びきの新鮮な鶏肉を備長炭でじっくりと。テイクアウトもOKな「炭火やきとり二番手」。

やきとり王国・久留米市に隣接するうきは市も、しっかりとやきとり文化圏。夕飯も兼ねて家族でやきとり屋さんに行くことも日常茶飯事です。福岡市内の焼き鳥店で修業を積んだオーナーの彌吉さんが、地元に戻り、お店を開いて早20年。遠慮がちな店名に反し、ファミリー層を含む地元民にとってはすっかり、やきとり屋選びの“一番手"に上がっているようです。
やきとりは25種類あり、1本120円~。お店から車で10分の専門店から仕入れる新鮮な朝引き鶏を備長炭でじっくり焼き上げます。特に人気はトマトやオクラ、シソなど旬の自家栽培野菜を使った野菜巻。やきとり以外のメニューも豊富で、鶏ガラスープ仕込みの「鶏塩ラーメン」(550円)や、同じ鶏ガラスープを焼きおにぎりにかけて味わう「鶏スープおにぎり」(450円)も評判です。
店内はカウンターのほか、テーブル席、小上がりも。また、テイクアウトも可能で、盛合せで2000円(串7種類×2本ずつの14本)、3000円(串6種類×3本ずつ+串2種類×2本ずつの計22本)、5000円(串9種類×4本ずつの36本)の3種類を用意しています。

炭火やきとり二番手
住所:福岡県うきは市浮羽町朝田685-7
営業時間:17時30分~22時
定休日:木曜
電話番号:0943-77-8480

炭火やきとり二番手

福岡県うきは市浮羽町朝田685-7

東京、パリで得た技と感性をふるさとの食材で表現する「MAHORO 756 CUSINE DE MAKOTO」。

2022年1月にオープンした、和とフレンチの技法を取り入れた創作料理の店。オーナーシェフの井上誠さんは東京で和食を学んだ後、拠点をフランスに移し、専属料理人なども経験しながら10年滞在。帰国後、「料理を通して地元に恩返しを」との思いから、磨き続けてきた腕と地元食材を活かした、うきはでしか味わえない逸品を日々、作り続けています。
料理は季節ごとに変わるコース料理7500円のみで、1日2~3組までの完全予約制(前日までに要予約)。

写真は8月にコース中盤で登場した「ナスと豚足のグラタン」。地元産の揚げナスに骨から外した豚足とチーズのグラタンをのせ、お出しのあんをかけ、その上に焦がしバターの泡をたっぷりと。さらに続く味噌仕立てのブイヤベース、赤崎牛の炭火焼きといった魚、お肉料理を含め、9~10品が登場。
お店があるのは、古民家の宿や貸別荘、コワーキングスペースなどが集まる「Farm stay みゆき通り」内。築65年の古民家に隣接する旧蔵の1階でじっくりと、井上誠さんが作る料理、「CUSINE DE MAKOTO」をご堪能ください。

MAHORO756 CUSINE DE MAKOTO
住所:福岡県うきは市浮羽町756
営業時間:17時30分~22時 ※入店は19時30分までに
定休日:日曜、年末年始
電話番号:070-9000-4822
https://www.instagram.com/mahoro756

MAHORO756 CUSINE DE MAKOTO

福岡県うきは市浮羽町756

https://www.instagram.com/mahoro756

うきは市でしか味わえないブランド豚「千年豚」の農場直営店「レストラン庄山」」。

うきは市で育てられている黒豚のジューシーさと赤豚の柔らかさを兼ね備えた、おいしいブランドポーク。その名も「千年豚(せんねんぶた)」。うきは市内のJAなどで販売するほか、ふるさと納税の返礼品などで手に入れることもできますが、今すぐ食べたいなら、この千年豚を育てる「庄山農場」直営の「レストラン庄山」へ。

旨みと肉汁あふれる三元豚の「とんかつ定食」1400円(小鉢、ご飯、みそ汁、漬物付き)をはじめ、定食メニューも豊富ですが、ディナーじっくり堪能するなら、ぜひ、千年豚のしゃぶしゃぶを!
「千年豚しゃぶ膳コース」3300円(小鉢、ご飯、漬物、ハムサラダ、デザート、コーヒー付き)。写真は2人前で注文も2名から。千年豚のロース肉も1人前200gとなかなかの量ですが、赤身の旨みと脂の甘さを感じながらもさっぱりとした後味で、あっという間に一皿ペロリ。追加も一人前1500円でできます。
場所は複合施設「ゆめマートうきは」近くの国道210号バイパス沿い。店内の一角では、庄山農場に隣接のハム工場で製造される手作りハムやソーセージ、豚味噌漬、香草ステーキなど、自慢のポークを活かした加工品も販売しています。

レストラン庄山
住所:福岡市うきは市吉井町千年248-1
電話番号:0943-76-5429
営業時間:11時30分~14時30分(LO)、18時~20時30分(LO)
定休日:水曜

レストラン庄山

福岡市うきは市吉井町千年248-1

https://ukihalove.jp/contents/shouzan/

築150年の白壁の古民家が、夜も過ごせる和カフェ「庵鈴亭」に変身!

うきは市の西側に位置する筑後吉井地区は、豊後街道の宿場町として栄え、今も明治期に建てられた漆喰塗り、土倉造りの商家跡が250軒ほど残されています。「白壁の町並み」と呼ばれるこの一帯は、国の重要伝統的建築保存地区にも選定。往時の建物を活かした飲食店やショップがある中、蝋(ろう)を生業とした築150年のお屋敷の1階も2023年6月、古民家和カフェに。
飲食スペースは広いお庭を望む二間続きのお座敷。レトロな大正ガラスをはめ込んだ大きな引き戸、見事な意匠の欄間など、歴史を感じる品々と共に、それらと調和するアンティーク家具も配置されています。どの席からもお庭は楽しめますが、特にお庭近くの長机には座椅子と脇息もセットされており、殿様気分で寛げる席として大人気です。
大正ロマンあふれる空間では喫茶メニューのほか、こだわりの食材で作られた多彩な御膳メニューも用意。おすすめは「とりめし卵かけ御膳」700円。主役は減農薬で育った地元の「千年米」とごぼう、親鳥で炊き上げた味のしみた吉野とりめし。まずはそのまま味わい、続いて、酵素をエサに平飼いで育てた酵の鶏の卵と共に。お好みで特製のあご出しもかけて。この絶品とりめしとレモン色の黄身のブランド卵は、+400円でお代わりもできます。同じ膳にのった10種類の旬野菜が入った具沢山なお味噌汁、自家製のお漬物も秀逸です。

また、お屋敷の土間では、御膳にも利用されるこだわりの調味料やうきはの名産品のほか、お屋敷の元稼業にちなんだ和蠟燭、紙袋やTシャツなどの蝋引きグッズなども販売。そちらも、要チェックです。

庵鈴亭(あれてい)
住所:福岡県うきは市吉井町1128
営業時間:10時30分~18時30分 ※夜は前日までの予約制で~21時(LO20時)
定休日:火曜、水曜、年末年始 ※営業日は変更の場合あり
電話番号:0943-73-7726
https://www.aretei.jp/

庵鈴亭(あれてい)

福岡県うきは市吉井町1128

https://www.aretei.jp/

おわりに

今回ご紹介した4軒だけでなく、おいしいうきはの夜グルメはまだまだたくさんあります。「フェアフィールド・バイ・マリオット・福岡うきは」のほかにも筑後川温泉の各お宿、さらに古民家一棟貸しやゲストハウス、キャンプ場など、うきは市内にはさまざまなタイプの宿泊施設も点在。日帰りで帰ってはもったいない!ぜひ、お泊りして、魅力満載のうきは市をたっぷり楽しみましょう!

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