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濃厚だけど口当たりがさっぱり「チーズロール」と老舗の羊羹【大分日田のスイーツめぐり#3】

2017年7月上旬、北部九州を襲った水害。大分県日田市もその被害を受けました。現在復興に向かっている日田は、江戸時代に天領地として栄えた昔ながらの町並みを守り続ける豆田エリアの風情と、この土地を大切にする人たちの努力で今日もたくさんの観光客を受け入れています。今回は、最近話題になっていると耳にした日田のグルメ&スウィーツスポットと復興しつつある町並みをめぐってみました。

近年人気のロールケーキがあると聞きまして!

【大分日田のスイーツめぐり#1】 【大分日田のスイーツめぐり#2】に続いてはこちら。豆田の町並みは南北に2つの大きな通りがあります。東側が上町(うわまち)通り。西側が御幸(みゆき)通り。御幸通りを南下すると、ちょうど通りの中ほどに見えてくるのが「豆田ロール 粋(すい)」です。
看板メニューの「チーズロール」(1,620円)。濃厚だけど口当たりがさっぱりしているチーズクリームを、ふわっふわのスフレ生地のチーズケーキで巻き上げたオープン当初からの定番商品です。
実はこのチーズロール、今も同じ豆田町で「和食工房 新-SHIN-」を営む方が開発したもので、10年前に別の場所でオープンさせました。4年前に二代目が受け継いでからさらに人気が拡がり、今年4月に現在の場所へ移転したばかり。イートインもできるので、お土産にロールケーキを買って、お店で1カット(330円)頂くのもいいですね。
豆田ロール 粋

大分県日田市豆田町11-8

散策の途中で、老舗の羊羹屋さんが気になって入ってみました

続いて、歴史を感じさせる看板に惹かれて入ってみました。「赤司日田羊羹本舗」は明治24年創業の、日田で一番人気のお土産屋さんなのだそうです。
木目調のショーケースが自然光をゆるく受けとめ、とても心地の良い空間です。
この一枚物の羊羹を好まれる方が多いそう。昔はこのサイズが主流だったそうで、「懐かしい!」と言ってお持ち帰りされる方が後を絶たないのだとか。恥ずかしながら初めて見ました、こんなに大きくて立派な羊羹!
季節の味の羊羹もあります。甘さ控えめでそれぞれの味がしっかり感じられるので、お茶請けにもぴったりです。試食でまたもスウィーツ三昧。
赤司日田羊羹本舗

大分県日田市豆田町8-15

http://www.youkanya.co.jp/akashi/

食べに食べ、ちょこっと歩いた秋の大分スウィーツめぐり~日田編~。
国指定登録文化財の蔵で食べる絶品プリン&クッキー【大分日田のスイーツめぐり#1】
一度食べるとやみつき「かま玉バターチーズうどん」って?!【大分日田のスイーツめぐり#2】
皆さんの気になるスウィーツはありましたか?この後、場所を変えて~由布院編~をお届けします。
まだまだ食べますよぉ~!お楽しみに!

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