気軽に始められるサイクリング

初心者の方は何を準備したらいいのか、 どんな物が必要なのかなど、 不安に思うことも多いのではないでしょうか。

そこで、本格的なコースに出る前に知っておきたい基本的な情報を まとめました。

サイクリングに適した服装

サイクリングに適した服装

走る速度や距離によって適した服装は変わってきます。

のんびりサイクリングを楽しむなら動きやすい普段着でも大丈夫ですが、平均時速20km程度になると服が風をはらみ走りづらくなるためスポーツ ウエアがおすすめ。

  • ジョギング時に着用するウエアでも代用可能です。平均時速30km以上や、1日50km以上走る場合はレーシングパンツなどサイクリング専用ウエアを揃えたいものです。 グローブやアイウエアはあると快適。 また、ヘルメットを着用して、万が一に 備えましょう。特に、道路交通法にあるように13歳未満のお子さまには必ずヘルメット を着用させるようにしましょう。
  • 速度に適した服装

サイクリングの交通ルール

道路交通法上、自転車は「軽車両」に分類されるためその法規が適用され、違反をすると罰則または罰金が科せられることがあります。

サイクリングの交通ルール

2015年6月1日に道路交通法が改正され、自転車に対しても厳しくなっています。車道は左側通行、並走はNG、夜間はライト点灯、ベル・ 反射板をつける…など、交通法規を遵守して安全に走るよう努めましょう。

目的に合った自転車の選び方

スポーツ自転車は、大きく分類してロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイクの3種類に分けられます。

ロードバイク
  • ロードバイク
  • ドロップハンドルタイプが多く、タイヤは細め。スピードを出すことに長けています。操作にある程度の慣れが必要なため、初心者の方は十分に練習することをお勧めします。
マウンテンバイク
  • ロードバイク
  • 凹凸のあるオフロードを走る時に適しています。衝撃を吸収するサスペンションが付いている事が多いので快適。タイヤは太めなので走りは重めになります。なお「ルック車」と通称される、マウンテンバイク風の安売り自転車もありますが、ルック車でのダウンヒルなどは、車体破損による負傷事故や死亡事故の危険があるので注意が必要です。
クロスバイク
  • クロスバイク
  • ロードバイクとマウンテンバイクを合わせたようなイメージ。走りはロードより重く、マウンテンより軽くなります。街中を気軽に走るのに向いています。少しくらいの遠出も平気。

持っていきたいもの

お金と携帯電話は忘れずに。

お金はいつものお財布ではなく、小分けにできるポーチなどに入れて荷物を減らしましょう。携帯電話があれば、緊急時の連絡や地図で位置確認などに役立ちますが、電池切れには注意です。また、運動であるため、薄めのスポーツドリンクや、糖分を補給できるパンや羊羹など甘いものも持って行きましょう。

目的に合った自転車の選び方

  • サイクリング上級者になると携帯工具や交換用のチューブ、パンクの穴をふさぐパッチ、携帯空気入れ
  • サイクリング上級者になると携帯工具や交換用のチューブ、パンクの穴をふさぐパッチ、携帯空気入れなどを持っていき、何かあった場合は自分で対応します。初心者の方でもパンク修理ぐらいは練習しておいた方がよいのですが、難しい場合はまずは経験者の方と一緒に走ることをお勧めします。
  • レンタサイクルで何かパンクや故障
  • レンタサイクルで何かパンクや故障がおきた場合はレンタルをした施設に連絡をしましょう。また知らず知らずに無理をして、足がつったり体に力が入らなくなることがあります。そうなる前に十分に休憩を取り、携帯食や飲み物をこまめに取る事が大事です。